仏リーグ予算でパリが首位に浮上
パリ・バスケットボールが仏リーグ予算首位に、モナコ離脱後の勢力図が鮮明に
フランスLNBが2026-27シーズンの各クラブ予算を公表し、パリ・バスケットボールが約3090万ユーロで首位に立った。モナコの離脱後、ASVELとの2強体制が鮮明になっている。
フランスのプロバスケットボールリーグを統括するLNBが、2026-27シーズンにおける全16クラブの予算と選手年俸の見通しを公表した。Sportandoが7日に報じた。
それによると、パリ・バスケットボールが予算3085万8000ユーロ(約49億円)でリーグ首位に立った。選手年俸は817万7000ユーロである。
モナコ離脱で塗り替わった勢力図
パリが予算首位となった背景には、ASモナコのフランスリーグ離脱がある。モナコはユーロリーグを主戦場とし、近年は仏リーグでも突出した資金力を誇っていたが、その撤退によりパリが財政面のトップに浮上した形である。
2位のASVELは予算2477万8000ユーロ、選手年俸788万4000ユーロで続く。ASVELは前年比で選手年俸を73%増加させており、ユーロリーグ参戦クラブとしての競争力強化に大きく投資していることがうかがえる。
上位2クラブとその他の格差
パリとASVELの2クラブが突出している一方、3位のJLブールの予算は816万ユーロにとどまる。パリの約4分の1の水準であり、上位との差は歴然としている。ユーロリーグに参戦していないクラブの平均予算は約630万ユーロである。
フランスリーグはスペインのACBやトルコのBSLなどと並び、ユーロリーグの主要な選手供給源として位置づけられてきた。しかしリーグ内の資金格差は拡大傾向にあり、パリとASVELの2強体制がより鮮明になりつつある。パリは近年ユーロリーグへの本格参入を果たし、積極的な補強で戦力を整えてきた。今回の予算公表は、同クラブがフランス国内で名実ともに最大勢力となったことを数字で裏付けるものとなった。

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