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ユーロリーグのシェンゲリアがアマチュア振興に参画

シェンゲリアがバルセロナのアマチュアバスケ企業Ball innに出資・大使就任と発表

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/ 8日前

ユーロリーグで活躍するトルニケ・シェンゲリアが、バルセロナ拠点のアマチュアバスケットボール企業Ball innに戦略的投資家兼ブランド大使として加わったと同社が発表した。

バルセロナを拠点にアマチュアバスケットボールのインフラ構築を掲げる企業Ball innは8日、トルニケ・シェンゲリアが戦略的投資家兼ブランド大使として同社に加わったと発表した。シェンゲリアはユーロリーグの第一線で活躍する選手であり、ユーロリーグ選手会の会長、ジョージア代表のキャプテンも務めるヨーロッパ屈指のバスケットボール人である。

シェンゲリア本人は「ただ何かを宣伝するだけの大使にはなりたくなかった」と語り、バスケットボール面での意思決定に関与する意向を示した。「自分の経験と知識、人脈を活かして、Ball innの成長を最大限に後押しできると信じている」と述べている。

Ball innの事業と実績

Ball innはバルセロナで設立された企業で、従来のクラブシステムの枠外にいるアマチュア選手にプレーや競争の機会を提供することを目指している。草の根のストリートボールイベントから出発し、現在は8000人以上の選手・ファン・クリエイターが集うコミュニティに成長した。2023年以降、15回以上のイベントを開催し、ナイキ、コンバース、モンスターエナジー、AND1、ユーロリーグといったブランドとパートナーシップを結んでいる。

看板企画である1対1形式の「1V1 Kings」は、スペインにおけるバスケットボールの新たな競技フォーマットとして注目を集めた。創業者でCEOのミキエル・プーリンクスは「クラブに所属しない選手にとって、質の高い試合や継続的な対戦相手を見つけるのは驚くほど難しい。選手はバスケへの興味を失うのではなく、定期的にプレーすることが困難になるだけだ」と課題を説明している。

ヨーロッパのバスケ文化とシェンゲリアの視点

Ball innはバスケットボールと音楽、ファッション、アートを融合させる文化的な活動でも知られる。共同創業者でカルチャー・エンターテインメント責任者のダニエル・ベルムデスは「バスケットボールは常に競技そのものより大きな存在だった。音楽やアート、ファッション、出会いのすべてを祝いたい」と語った。

ヨーロッパでは近年、NBA選手の輩出やユーロリーグの観客動員記録の更新、3x3バスケの急成長など、競技の拡大が続いている。一方でシェンゲリアは「プロの環境では何も欠けていない」としつつ、「文化の面ではまだ差がある。バルセロナのような都市で、もっと人々がプレーし、つながり、コミュニティの一員だと感じられる場所を増やしたい」と述べ、アマチュアレベルの基盤整備に意義を見いだしている。

今回の参画において、シェンゲリアは単なる名義上の大使ではなく、自身の人脈と知見を活かして経営面にも関わる立場をとる。ヨーロッパのプロバスケ界の重鎮がアマチュア振興に本格的に参画する事例として注目される。