ABAリーグ、エルカンを新スポーツディレクターに選出
ABAリーグがエルカンをスポーツディレクターに任命、ユーロリーグ幹部の経験を評価
ABAリーグはイブラヒム・エルカンを新スポーツディレクターに任命した。ユーロリーグ執行委員会で6年以上にわたりクラブライセンスや大会運営を統括してきた43歳が、スポーツ部門の体制整備を担う。
ABAリーグは、イブラヒム・エルカンを新たなスポーツディレクターに任命した。リーグ加盟クラブの多数決による承認を経ての就任で、スポーツ部門の組織体制が完成した形となる。Eurohoopsが9日に報じた。
エルカンの任命に先立ち、審判委員会委員長にミゲル・アンヘル・ペレス、懲罰担当判事にロベルト・ブルダルがそれぞれ就任しており、今回の人事で主要ポストが出そろった。
15年超の国際バスケ管理経験
エルカンは43歳。国際バスケットボールの運営・管理分野で15年以上のキャリアを持つ。2020年からABAリーグ就任までの期間、ユーロリーグの執行委員会メンバーとして、ユーロリーグ、ユーロカップ、U18大会にまたがるクラブライセンス制度や大会運営システムを統括してきた。
ユーロリーグ在任中には、ユーロリーグ選手会および審判員組合との間で初の汎欧州的な枠組み協定の交渉をまとめた実績がある。また、FIBAとの欧州バスケットボール再編に関する協議でもユーロリーグ側の代表を務めた。
トルコ連盟時代の実績
ユーロリーグ入りする以前の2017年から2020年にかけては、トルコバスケットボール連盟で国際関係と大規模大会の運営を担当した。ユーロバスケット2017、2017年ユーロリーグ・ファイナルフォー(イスタンブール開催)、2019年FIBAバスケットボール・ワールドカップなど、複数の主要国際大会で実務にあたった。
ABAリーグの組織強化
ABAリーグは旧ユーゴスラビア圏を中心とするクラブが参加する地域リーグである。今回、審判委員会、懲罰担当、スポーツディレクターの3ポストを相次いで任命したことで、競技面のガバナンス体制を一新した。エルカンのユーロリーグやFIBAとの交渉経験は、欧州バスケットボールの構造改革が議論されるなかで、ABAリーグの国際的な立場を強化する狙いがあるとみられる。

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