2026年10月17日(土) / 海外一次情報を日本語で、毎朝更新

ミラノ首脳陣がポエタ体制の継続を明言

オリンピア・ミラノがポエタHCへの信頼を表明、ユーロリーグ1勝3敗も続投方針

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オリンピア・ミラノのフロントがペッペ・ポエタHCへの「全幅の信頼」を表明した。ユーロリーグで1勝3敗と苦戦するが、指揮官交代はないとANSA通信が報じている。

イタリアの名門オリンピア・ミラノのフロントが、ペッペ・ポエタHCへの「全幅の信頼」を示し、指揮官の交代は行わない方針を明らかにした。ANSA通信の報道をSportandoが9日に伝えた。

この声明は、ベオグラードで行われたユーロリーグの試合でマッカビ・テルアビブに敗れた直後に出されたものである。チームの不振が続くなかで、首脳陣が自らの立場を明確にした形だ。

ミラノの現在の戦績と声明の経緯

オリンピア・ミラノは今季開幕前にスーパーカップを制したものの、レギュラーシーズンに入ってからは結果が伴っていない。イタリアのセリエA(LBA)では1勝1敗、欧州最高峰のユーロリーグでは1勝3敗と苦しい立ち上がりとなっている。

特にユーロリーグでの3敗が首脳陣への批判を招いており、今回の信任表明につながったとみられる。直近のマッカビ・テルアビブ戦はアウェーのベオグラードで行われ、敗戦により勝率は2割5分に沈んだ。

ポエタ体制の背景と欧州クラブの監督事情

ポエタは元イタリア代表ガードで、現役引退後に指導者の道を歩み、ミラノの指揮を任されている。欧州バスケットボールでは、シーズン序盤の不振を理由にHCを交代させる例が珍しくない。ユーロリーグは各国リーグと並行して進む過密日程であり、序盤に白星を落とすとプレーオフ圏外に沈むリスクが高まるため、早期に解任論が浮上しやすい構造がある。

ミラノはイタリアで最も資金力のあるクラブの一つであり、過去にも成績不振でシーズン途中の監督交代に踏み切った前例がある。それだけに今回の「全幅の信頼」という表現には、外部からの圧力を抑え、チームに安定をもたらす意図が読み取れる。

しかしミラノの首脳陣は、スーパーカップ優勝の実績やシーズンの長さを踏まえ、現時点での方針転換を否定した。LBAとユーロリーグの二正面を戦う欧州トップクラブにとって、序盤の成績だけで判断しない姿勢を内外に示した格好である。

今後ユーロリーグでの連敗がさらに続けば再び議論が起こる可能性はあるが、少なくとも現段階ではポエタ体制のもとで立て直しを図る方針が確認された。