ジェイレン・ウィリアムズが語った開幕戦の手応えと「新チームでの現在地」
Oklahoma City Thunderインタビュー(2026年10月21日配信)でジェイレン・ウィリアムズが開幕戦の勝利を振り返った。
サンダーのインタビュー(2026年10月23日)でジェイレン・ウィリアムズが語った
チームサンダー

Oklahoma City Thunder インタビュー(2026年10月23日配信)でジェイレン・ウィリアムズがホーム開幕戦の勝利を振り返った。
後半に21ターンオーバーを奪った守備の要因、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーが連続記録のかかった終盤に自らベンチへ退いた判断、そしてシェイのオフボール起用がチームにもたらす戦術的な効果まで、幅広く語った。
記者から第2クォーター以降に21ターンオーバーを奪った守備の要因を聞かれると、ウィリアムズは序盤からスキーム自体は機能していたと振り返った。ハーフタイムのスコアは44対48の4点ビハインドで、守備の形は崩れていなかったがリバウンドだけが課題だったという。
「スキームの面ではすごくいい仕事ができてた。ただリバウンドが上手くいってなかっただけで。だからリバウンドがちゃんと取れるようになったら、試合にエネルギーが生まれてきた」
— ジェイレン・ウィリアムズ [00:15]
リバウンドが安定し始めたことでチーム全体にエネルギーが波及し、そこからターンオーバーの連鎖が生まれたとウィリアムズは説明した。ホーム開幕戦の観客の後押しも大きかったと加えつつ、ただ勢いに任せていたわけではないと強調した。
「チームとしてエネルギーが上がったときも、本当に必要なことに対してちゃんとコントロールが効いてたのは良かったと思ってて。ただ闇雲に動き回ってるわけじゃなかったので」
— ジェイレン・ウィリアムズ [00:15]
エネルギーの高まりと冷静なコントロールの両立が、後半の守備を支えた要因だったとウィリアムズは見ている。

シェイ・ギルジャス・アレクサンダーの141試合連続21得点以上という歴史的な記録が継続中だったが、この試合の終盤、シェイは自らの判断でベンチに下がった。記者からその決断について聞かれると、ウィリアムズはシェイの冷静さを称えた。
「試合残り1分なんて、悪いことしか起きないじゃないですか、だいたい。だから、物事をきちんと冷静に見られる人間だということの表れだと思います」
— ジェイレン・ウィリアムズ [01:35]
ロッカールームに戻ったシェイは「またゼロから始めればいいだけだ」「まだ80試合残ってる」と話していたという。記録よりもチームの勝利を優先し、リスクを冒さない判断ができるところにシェイの人間性が出ていると、ウィリアムズは受け止めている。
続けて記者から141試合連続の記録そのものの凄さを聞かれると、ウィリアムズは自身の実感を交えて答えた。
「自分も今日20点取ったんですけど、今夜それだけ出すのにどれだけのことが必要だったかを知ってる身として、それを141試合続けるって、本当に信じられないほどすごい」
— ジェイレン・ウィリアムズ [02:11]
「ビデオゲームでもそんなことしないくらいの数字」とも表現し、バスケットボールをプレーしない人にはこの異常さが伝わりにくいと語った。「あの記録はまず破られない」と断言し、もっと注目されるべきだと訴えた。
今季、シェイをオフボールで使う場面を増やすチーム方針について聞かれると、ウィリアムズは自身にとって適応の必要はほとんどないと答えた。大学時代にポイントガードをやっていたため、ボールハンドリングの役割はむしろ慣れた形に戻る感覚だという。
「もともと1番ポジションで育ってきたし、大学でも1番をやってたので、ここに来たときはむしろ他のことの方が全部新しかった。だから今は普通にやってきたことに戻ってる感じです」
— ジェイレン・ウィリアムズ [03:01]
オフボール起用の背景には、昨季のインディアナとのプレーオフ・シリーズで得た教訓があるとウィリアムズは明かした。シェイが毎回ボールを運び、プレッシャーをかわし、ディフェンスでも体を張る負担がいかに大きかったかをチームとして痛感したという。
「シェイがゲームを通じてずっとボールを持ち上がるのがいかに消耗することか、ということで。しかもディフェンスでも体を張ってるじゃないですか、ちゃんとポジション取って守ってる」
— ジェイレン・ウィリアムズ [03:01]
シェイがオフボールにいれば相手ディフェンスはマークを外せず、そこからギャップが生まれるとウィリアムズは戦術的なメリットを説明した。ボール運びの負担軽減とスペーシングの両面でチームに利があるという見方を示した。
試合中に転倒した後、コート上でそのまま何回転も転がり続けたシーンについて記者から聞かれると、ウィリアムズは笑いながら経緯を説明した。最初は何の話か分からなかったと前置きしつつ、転倒した瞬間にアリーナ全体が息を呑んだのを感じ取ったという。以前の怪我を知っている観客が心配していることを察し、緊張をほぐすパフォーマンスとしてそのまま転がり続けた。
「自分がケガしてたのをみんな知ってたから、息をのんで見てたんでしょう。だからあれはいい感じに緊張をほぐせたかなと」
— ジェイレン・ウィリアムズ [04:31]
ただし代償もあった。転がった先でチェット・ホルムグレンの顎に頭をぶつけてしまい、直後にタイムアウトが入ったときにはかなりクラクラしていたと明かした。ウィリアムズはその状況を振り返り、タイムアウトのタイミングに救われたと笑った。
「正直、ちょうどタイムアウトが来て良かったです。めちゃくちゃクラクラしてたので。あんなことは二度としません」
— ジェイレン・ウィリアムズ [04:31]
怪我明けのシーズンだからこそ生まれたエピソードだが、頭をぶつけた結果「二度とやらない」と誓う羽目になったあたりに、ウィリアムズの人柄がよく表れていた。
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