マイク・スウィートニー死去、妻が発表
元ニックスのマイク・スウィートニーが43歳で死去、妻がSNSで公表
2003年ドラフト全体9位でニックスに入団したマイク・スウィートニーが43歳で亡くなった。妻インディアがSNSで公表し、死因は明らかにされていない。
元NBAプレーヤーのマイク・スウィートニーが43歳で死去した。妻のインディアさんが17日、SNSで公表した。死因は明らかにされていない。
インディアさんは「最愛のマイケルの旅立ちをお伝えすることになり、深い悲しみの中にいます」とつづり、「彼は30年来の親友であり、約20年の夫でした」と記した。
ジョージタウン大からNBAへ
スウィートニーはジョージタウン大学で活躍し、2003年のNBAドラフトで全体9位指名を受けてニューヨーク・ニックスに入団した。同年のドラフトはレブロン・ジェームズが全体1位で指名された年にあたる。身長203センチのフォワード/センターとして、ニックスで2シーズン、その後シカゴ・ブルズで2シーズンをプレーした。NBA通算233試合(73試合先発)に出場し、1試合平均15.5分の出場で6.5得点、4.5リバウンドを記録した。
NBA後のキャリアとメンタルヘルスへの取り組み
NBAには4シーズンの在籍だったが、その後も2017年まで海外リーグでプレーを続けた。プエルトリコ、ドミニカ共和国、ウルグアイ、ベネズエラのリーグに参戦し、3人制リーグのBIG3にも出場した。
スウィートニーはニックス時代やブルズ時代に体重の問題を抱えていたことで知られるが、その背景には深刻なうつとの闘いがあった。2017年にHoopsHypeのアレックス・ケネディの取材に対し、ニックス在籍時に自殺未遂を経験したことを明かしている。「最初にうつの兆候が出たら助けを求めてほしい。誰かに話してほしい。抱え込まないで」と語り、学校での講演活動やうつ・自殺予防の啓発に取り組んでいた。
「自分の名前を検索すれば、体重をからかうジョークや否定的な記事ばかりが出てくる。ネットいじめに遭う子どもたちに、自分の経験を例にして乗り越えられることを伝えたかった」とスウィートニーは語っていた。
引退後は大学コーチとして指導
現役引退後はイェシバ大学でアシスタントコーチを数年間務めた。同大学男子バスケットボール部のヘッドコーチ、エリオット・スタインメッツは17日にSNSで追悼の意を表し、スウィートニーを「家族」と呼んだ。「メンタルヘルスの啓発に尽くし、他者のために自らの経験を語る姿勢は、大きな心を持つ無私の人間だからこそできたことだ」とつづっている。