カワイ・レナード、ラプターズと延長契約交渉が大詰めと報道
クリッパーズからラプターズへのトレードが正式成立した直後、カワイ・レナードとラプターズが契約延長に向けた交渉を進めていると複数媒体が報じた。最大約1億2400万ドルの2年契約になるとみられる。
レナード、トロントで現役を終える意向
チームラプターズ
カワイ・レナードがトロント・ラプターズと2年総額1億1500万ドルの契約延長で合意した。2028-29シーズンはプレーヤーオプション付きで、35歳のベテランはトロントでキャリアを終える意向だと報じられている。
ESPNのシャムズ・チャラニアによると、トロント・ラプターズとカワイ・レナードが2年総額1億1500万ドルの契約延長で合意した。エージェントのハリソン・ゲインズがチャラニアに認めた。2028-29シーズンにはプレーヤーオプションが付く。
レナードは2026-27シーズンに5030万ドルを受け取る既存契約があり、延長分を含めた今後3年間の総額は約1億6500万ドルとなる。チャラニアによれば、35歳のレナードはトロントでキャリアを終える意向だという。
レナードのラプターズ復帰は曲折をたどった。クリッパーズとラプターズは6月30日にトレードの条件で合意していたが、NBAがクリッパーズによるサラリーキャップの迂回行為を調査していたため、トレードの完了は9月半ばまで保留された。NBAは今月に入り調査結果を発表し、クリッパーズに対して迂回規定違反で厳しい処分を科した。一方でレナード本人には出場停止や契約の無効化といった処分はなく、ラプターズはトレードの手続きを進めた。
レナードがトレードを求めた背景には、クリッパーズの方針転換があった。昨季のトレード期限にイビツァ・ズバッツとジェームズ・ハーデンを放出したクリッパーズは再建モードに入り、レナードが求めていた契約延長に応じる姿勢を見せなかった。トロントはレナードにとって2018-19シーズンに球団史上初の優勝を達成した場所であり、本人にとっても希望の移籍先だったと報じられている。
レナードの延長契約にはいくつかの制約が影響した。Over-38ルール(契約が38歳以降のシーズンにかかる場合の制限)により、延長は最長2年に限られた。さらにエクステンド・アンド・トレードの規定により、初年度の昇給は20%、2年目は5%が上限とされた。この計算上の最大額は約1億2400万ドルだったが、実際の契約額は約900万ドル下回る1億1500万ドルとなった。レナードはまた、クリッパーズからラプターズへの移籍に伴い約750万ドルのトレードキッカーを放棄している。
レナードの延長契約により、ラプターズの2027-28シーズンの年俸総額は7選手で約1億7800万ドルに達する見通しである。同シーズンのサラリーキャップは1億7600万ドルと予測されており、キャップを超える水準となる。さらにRJ・バレットやジャマール・シェッドなど主力級の選手が契約最終年を迎えており、彼らの再契約次第で総年俸はさらに膨らむ。
レナードは昨季クリッパーズで65試合に出場し、平均27.9得点、6.4リバウンド、3.6アシスト、1.9スティールを記録した。フィールドゴール成功率50.5%、3ポイント成功率38.7%と高水準の成績を残し、MVP投票では7位、オールNBAセカンドチームにも選出されている。15年目のベテランが7年ぶりに戻るトロントで、どのような役割を果たすかに注目が集まる。
コメント(0 件)
まだコメントはありません。