エイメン・トンプソンが契約延長とオールディフェンシブ選出漏れを語る、「当然だと思っていた」と反省
ロケッツのエイメン・トンプソンがメディアデーで、兄弟合計3億6300万ドルの契約延長の裏話やオールディフェンシブチーム選出漏れへの反省を語った。
ピストンズのトンプソンが積極性向上を誓う
チームピストンズ
ピストンズと5年1億5500万ドルの延長契約を結んだオーサー・トンプソンが、デトロイト・フリープレス紙のインタビューで攻撃面での積極性向上とオールディフェンシブ連続選出への意欲を語った。
ピストンズのオーサー・トンプソンが、デトロイト・フリープレス紙のオマリ・サンコファ2世のインタビューに応じ、新シーズンに向けて攻撃面での役割拡大を目指す考えを明らかにした。トンプソンは今オフにピストンズと5年1億5500万ドルの契約延長で合意しており、チームの中核としての自覚をにじませた。
トンプソンは自身の課題について「無欲すぎることが逆にわがままになる」と表現した。ミスマッチを攻められる場面でもパスを選んでしまう傾向を改め、「自分がその相手を攻めることでチームを助けられる」と語った。
トンプソンは昨シーズン、キャリアハイとなる平均9.9得点、5.7リバウンド、3.1アシストを記録した。フィールドゴール成功率は52.5%と高水準だったが、その多くはカットやリム付近のフィニッシュによるもので、3ポイントシュート成功率は25.0%にとどまった。
この点について本人は「シュートだけでなく、ミドルレンジのプルアップやリムへのアタックなど、フォームと技術に重点を置いている」と説明。ペイントに侵入してディフェンスを収縮させることが攻撃貢献の鍵になるとの認識を示した。「自分のショットが来たら迷わず打つ。バスケットへの積極的なアタック、フリースローラインへの到達、それに加えて守備とリバウンドでやっていることを続ければ、すごい選手になれる」と述べた。
トンプソンは昨シーズン、リーグ最多の平均2.0スティールを記録し、オールディフェンシブ・ファーストチームに初選出された。DPOY(最優秀守備選手)の投票でも3位に入る活躍だった。
新シーズンの目標を問われると「ディフェンシブ・ファーストチーム。期待するのではなく、当然だと思っている」と力を込めた。守備面の実績を維持しつつ攻撃力を上積みすることで、23歳のフォワードはスター級の選手への飛躍を目指す。
ピストンズは今オフ、ジェイレン・デュレンとの契約延長交渉が長引いており、チームの将来像には不透明な部分が残る。その中でトンプソンの延長契約は比較的スムーズにまとまった。5年1億5500万ドルという金額は、23歳の選手としてはチームフレンドリーな水準との見方もあり、トンプソン自身がフランチャイズへの忠誠心を示した形である。
双子の兄弟であるロケッツのエイメン・トンプソンと同様に、オーサーも身体能力と本能的なプレーに優れる。ただしエイメンと比較すると、ケイド・カニンガムやデュレンにスコアリングの機会を譲る場面が多かった。デュレンの去就が不透明な状況だからこそ、カニングハムの相棒として攻守両面で存在感を発揮できるかが、ピストンズの浮沈を左右することになる。
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