2026年10月17日(土) / 海外一次情報を日本語で、毎朝更新

セリエA予算総額が1億8500万ユーロに急増

イタリアLBA全16クラブの予算が判明、ミラノが4000万ユーロで首位

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イタリア・セリエAバスケのLBA全16クラブの2026-27シーズン予算がガゼッタ・デロ・スポルト紙の調査で判明。総額約1億8500万ユーロに達する一方、14クラブが赤字運営であることも明らかになった。

イタリア・バスケットボール1部リーグ「LBA」の2026-27シーズンにおける全16クラブの予算規模が明らかになった。ガゼッタ・デロ・スポルト紙とスポルトウィーク誌が26日に報じた内容をEurohoopsが伝えている。

総額は約1億8500万ユーロ(約290億円)に達し、新型コロナウイルス感染拡大前と比較して65%の増加となった。オーナーの投資拡大と収益増が背景にある。

クラブ間の大きな格差

首位はユーロリーグに参戦するアルマーニ・オリンピア・ミラノで、予算は4000万ユーロ。このうち約半分をEA7ブランドが拠出している。同じくユーロリーグ勢のビルトゥス・ボローニャは2位につけたが、昨季の3200万ユーロから2500万ユーロへと大幅に縮小した。

3位にはユーロカップ参戦のデルトーナ・トルトーナが1450万ユーロで入った。首都ローマからはBCローマが1200万ユーロ、マクシマ・ローマが1000万ユーロと2クラブが上位に名を連ねる。最下位のロンゴバルディ・スカファーティは370万ユーロで、首位ミラノとの間に10倍以上の開きがある。

成長の裏に赤字体質

リーグ全体の予算は拡大傾向にあるものの、イタリア政府がプロスポーツクラブの財政健全性を監視するために設置した独立委員会の報告によると、16クラブ中14クラブが赤字で運営されている。収入を上回る支出構造が常態化しており、予算規模の拡大が持続可能かどうかには疑問が残る。

イタリアのバスケットボールリーグはサッカーほどの放映権収入を持たず、クラブの財政はオーナー企業の資金力に依存する傾向が強い。ミラノのようにアルマーニグループという巨大スポンサーを持つクラブと、地方の中小クラブとの格差は年々拡大している。今季の予算分布はその構造を改めて浮き彫りにした。