テイタムとブラウンがウォームアップ中に一切交流せず、トレード後初の再会で緊張感
プレシーズンのセルティックス対76ers戦で、オフにトレードで袂を分かったテイタムとブラウンがウォームアップ中に一言も交わさなかったとニューヨーク・ポストが報じた。ブラウンは試合の大半をロッカールームで過ごしたという。
76ers移籍のブラウンが性格問題説に言及
セルティックスから76ersへトレードされたジェイレン・ブラウンが、性格に問題があったとする報道に「奇妙だ」と反論。テイタムも別れを惜しみ、マズーラHCはブラウンへの感謝を述べた。
76ersに移籍したジェイレン・ブラウンが29日のメディア対応で、オフシーズンのトレードをめぐる臆測に不快感を示した。RealGMが伝えた。ブラウンはセルティックスからポール・ジョージと指名権4本との交換で76ersへ送られていた。
ブラウンは新天地への適応について「精神面、感情面、身体面と段階がある。毎日が前進だ」と語り、徐々に環境に馴染みつつあると説明した。
ブラウンが特に言及したのは、FOXスポーツのコリン・カウハードがトレードの理由として「性格に問題があった」と報じた件である。ブラウンはこれを「気がかりであり、少し奇妙だ」と表現し、明確に否定した。さらに、トレードの理由としてしばしば挙げられる「アナリティクス」にも触れ、「そこには確実に含みがある」と述べた。背景にある論調への違和感をにじませた格好である。
ブラウンのセルティックスでの最後の試合は、プレーオフ1回戦の76ers戦第7戦で、敗退という結末だった。オフに入ってからトレードが成立し、ブラウンは対戦相手だったチームの一員となった。
セルティックス側のメディアデーでは、ジェイソン・テイタムがブラウンとの別れについて「つらい」と率直に語った。2人は2度のファイナル進出と2024年の優勝を共に成し遂げた間柄である。テイタムは「NBAのビジネスの側面は常に入り込んでくる。10年間この世界にいて、それは見てきた」と話し、「彼がこの街に残したものに感謝している」と続けた。
ジョー・マズーラHCもメディアデーの冒頭で、ブラウンのチームと街への貢献に感謝の言葉を述べてからテイタムへの支持を表明した。指揮官としてトレードの経緯に深入りすることは避けつつ、双方への敬意を示した形である。
ブラウンはオールNBAに選出された実績を持つウイングで、セルティックスの中核として長年プレーした。今回のトレードではポール・ジョージに加え指名権4本がセルティックスへ渡っており、76ersにとっては大きな対価を払った獲得となった。76ersは前シーズンのプレーオフでセルティックスを破った直後のオフにブラウンを獲得するという異例の展開で、チーム再編を進めている。ブラウンがこの新環境でどのような役割を担うかが、2026-27シーズンの注目点の一つとなる。
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