ザイオン・ウィリアムソンが現状に率直な自己評価、新トレーナーとの取り組みで自信も
ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンがメディアデーで「自分が望む場所にいない」と率直に語った。新たなパフォーマンスコーチとの取り組みで昨季はキャリア最長の35試合連続出場を達成し、今季への自信を示している。
ペリカンズのメディアデーでウィリアムソンが本音
チームペリカンズ
ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンがメディアデーで自身のキャリアについて率直に語り、理想との差を認めた。新指揮官モズリーのもと、攻撃の幅を広げる構想も明かされた。
ニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンが29日のメディアデーで、自身のキャリアについて率直な心境を語った。NBA8年目を迎えるにあたり「自分がいるべき場所にいない。いたい場所にもいない」と、現状への不満を認めた。
ウィリアムソンは2度のオールスター選出歴を持つが、最後の選出は2022-23シーズン。それ以降はパフォーマンスの低下が続いており、2025-26シーズンは平均21.0得点、5.7リバウンド、3.2アシストとキャリア最低の得点平均にとどまった。オールスターに選ばれた年の平均26.0得点とは大きな開きがある。
ウィリアムソンはオフシーズンの成果について「精神的に自分を信じること、自分のプレーを信じることで成長した。積み重ねた練習を信頼し、迷いがなくなった」と語った。度重なる怪我に苦しんだここ数年を経て、メンタル面での変化を強調した格好である。
2023年にはオールスター級の活躍を見せながら、怪我で2度目の選出を逃した経緯がある。身体面の不安が精神面にも影響を及ぼしていたことをうかがわせる発言だった。
新ヘッドコーチのジャマール・モズリーは、ウィリアムソンの攻撃の幅を広げる方針を示した。「対戦相手はペイントへの侵入を封じる壁を作ってきた。しかし彼にはパス能力など認知されていない武器がある」とモズリーは述べた。
さらに「チームが引いて守るなら、ミッドレンジを打てるか。プレーを予測されないよう多彩さを加えられるか。そこが彼への課題だ」と具体的な成長の方向性を示した。ウィリアムソンのフィールドゴール成功率は60.0%と高水準だが、得点パターンがリム周辺に偏る傾向が指摘されてきた。
ウィリアムソンは現契約の残り2年目に入る。最終年の2027-28シーズンは完全保証ではなく、パフォーマンスに連動する条項が含まれている。具体的には、2026-27シーズンに60試合以上に出場しなければ、最終年の年俸4490万ドルの大部分を失うリスクがある。
契約には体重条項も盛り込まれている。2019年のドラフト全体1位指名時に284ポンド(約129キロ)だった体重が、怪我に苦しんだ時期には330ポンド(約150キロ)に達したと報じられており、ペリカンズは5年契約のうち保証を2年分に限定し、残りは出場実績に基づいて解除される異例の条件を設定した。
8年目のシーズンは、ウィリアムソンにとってキャリアの分岐点となる。新指揮官のもとで攻撃の引き出しを増やし、健康を維持して60試合の壁を越えられるかが、契約面でも選手としての評価でも問われることになる。
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