ザイオン・ウィリアムソンが現状への不満を吐露、「自分がいるべき場所にいない」
ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンがメディアデーで自身のキャリアについて率直に語り、理想との差を認めた。新指揮官モズリーのもと、攻撃の幅を広げる構想も明かされた。
ペリカンズ、ウィリアムソンがメディアデーで語る
チームペリカンズ
ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンがメディアデーで「自分が望む場所にいない」と率直に語った。新たなパフォーマンスコーチとの取り組みで昨季はキャリア最長の35試合連続出場を達成し、今季への自信を示している。
ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンが30日のメディアデーに出席し、NBA8年目を迎える自身のキャリアについて率直な自己評価を口にした。RealGMが伝えた。
「自分が望む場所にいない」とウィリアムソンは語り、期待に届いていないことを認めた。一方で、昨季から始まった新たな取り組みが成果を見せ始めていることにも言及している。
ウィリアムソンの健康管理とコンディショニングに変化をもたらしたのが、パフォーマンスコーチのクリス・クリスプである。昨季開幕前後に周囲の人間がクリスプを雇い、日常的にウィリアムソンと働く体制が整った。クリスプはこれまでホゼ・アルバラード、デイビオン・ミッチェル、ジャバリ・スミスJr.らNBA選手の指導経験を持つ。
クリスプが本格的に指導を始めた直後の11月、ウィリアムソンはハムストリングのグレード1の損傷を負った。しかしクリスプはこの離脱期間をむしろ信頼構築の機会と捉えた。「彼が怪我をした状態で雇われたことで、自分の仕事を見せる機会を得た」とクリスプは振り返る。
ハムストリングからの復帰後、ウィリアムソンは数週間で内転筋を痛め、当初は約2か月の離脱が見込まれた。しかしクリスプは復帰時期の前倒しを主張し、ウィリアムソンはわずか6試合の欠場で戦列に復帰した。「このタイムテーブルを破れると信じさせなければならなかった」とクリスプは語っている。
両者の関係は率直さの上に成り立っている。「彼は俺に対して取り繕わないし、俺も同じだ」とクリスプは述べ、信頼こそが選手から最高の結果を引き出す鍵だと強調した。
クリスプとの取り組みの成果は数字に表れている。ウィリアムソンは昨季、キャリア最長となる35試合連続出場を記録した。シーズン通算の出場試合数は62で、これはキャリアで2番目に多い数字である。
度重なる怪我に悩まされてきたウィリアムソンにとって、安定した出場は最大の課題だった。2019年にドラフト全体1位で入団して以来、フル稼働できたシーズンはなく、期待されたスター選手としての地位を確立しきれていない。
ウィリアムソンは精神面での成長も実感しているという。「自分自身と自分のプレーを信じるという点で、精神的に成長した。積み重ねた練習を信じて、迷わなくなった」と語った。8年目のシーズンに向け、健康を維持しながらどこまで本来の力を発揮できるかが注目される。
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