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ニックスのインタビュー(2026年9月28日)でマイク・ブラウンが語った

優勝翌年のニックスが掲げる「スタンダード」とミッチェル・ロビンソンの穴の埋め方

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/ 17日前

チームニックスジャズウォリアーズ

Mike Brown on Winning the NBA Championship and New Challenges This Season | Content Day 2026

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New York Knicks インタビュー(2026年9月28日配信)でマイク・ブラウンが連覇への取り組みを語った。

昨シーズンのNBA制覇を振り返りつつ、新シーズンに向けた心構え、エクステンション交渉への姿勢、ミッチェル・ロビンソン放出後のロスター構成、そして新加入のアンドレ・ドラモンドの役割まで、約16分のメディアデーで幅広い話題に触れた。

ニューヨークの街が見せた熱狂を肌で感じた

ブラウンはオフシーズンを「あっという間だった」と振り返った。過去にもゴールデンステイト・ウォリアーズ時代に短いオフを経験しており、今回も同様の感覚だったと明かした。印象に残ったエピソードとして、妻と一緒にポロバーに入った際、階段を降りた瞬間に店内の客全員がスタンディングオベーションで迎えてくれた出来事を挙げた。

「忘れられないのは、妻と一緒にポロバーに入ったとき、階段を降りきったところで、みんなが立ち上がって拍手してくれたんだ。逃げ場もなくてね」

— マイク・ブラウン [02:12]

「逃げ場もない」と笑いながらも、ニューヨークという街のエネルギーを「最高だ」と表現した。ウォリアーズ時代にも優勝経験があるブラウンだが、ニューヨークの反応はそれとは異なる独特の熱量だったことがうかがえる。優勝がもたらしたものは球団やチームだけでなく、街全体の熱気として返ってきていた。短いオフシーズンのなかでもその熱を肌で感じ取ったことが、新シーズンへの意気込みにつながっている。

ウォリアーズ時代の1勝3敗・40点差大敗から学んだ「ブレない方法」

連覇に向けてハングリーさをどう維持するかという質問に対し、ブラウンはウォリアーズ時代の連覇経験を具体的に語った。あの年はユタ・ジャズ戦で1勝3敗と負け越し、ある試合では40点差で大敗したという。世間からの厳しい声が集中したが、チームはそこで揺らがなかったと振り返った。

「ゴールデンステートにいたとき、連覇した年のことだけど、対戦したどのシリーズでも全勝できたわけじゃない。ユタ戦は1勝3敗だったと思う。あるゲームでは40点差でやられたと思う」

— マイク・ブラウン [03:17]

ブラウンが強調したのは、そうした逆境のなかで頼りにしたのが「スタンダード」、つまり犠牲・つながり・競争心・信頼という日々の習慣だったという点だった。82試合のレギュラーシーズンには必ず浮き沈みがあり、数歩後退することはあっても、日々の習慣に集中し続けることで立て直せると語った。さらに、多くの人は逆境を避けようとするが自分はむしろ早い段階でそれを求めていると明かした。新しいグループで序盤に逆境を経験しておくほうが、プレーオフに向けて対処力が高まるという考えだった。

「多くの人は逆境を避けようとするんですよね。特に序盤は、厳しい目を向けられるから。そういう状況に対処するのがつらくなることもある。でも俺は逆で、むしろ早い段階でそれを求めている」

— マイク・ブラウン [08:14]

エクステンション交渉はレオン・ローズに全面的に任せている

OG・アヌノビー(カール)とジョシュ・ハートがエクステンション交渉の時期を迎えていることについて、チーム内の雰囲気を乱す懸念はないかと問われた。ブラウンはまず「部屋の中の象は残したくない」、つまり触れにくい話題でもチーム内では何でも話し合う方針だと述べた。そのうえで、契約交渉についてはフロントのレオン・ローズとそのグループを全面的に信頼していると強調した。

「そういう交渉については、レオンと彼のグループが本当にうまくやっていて、NBA最高とも言える仕事をしているとも思う。だから俺は彼らを信頼しているし、選手やエージェント、関係者がいて、俺は関わっていない」

— マイク・ブラウン [07:01]

ウォリアーズ時代にケビン・デュラントの契約問題がチームに影響を与えた経験を踏まえての質問だったが、ブラウンは「選手たちもコントロールできることだけに集中するということをよく理解してくれている」と応じた。セカンドエプロンを超えない判断についても「2つか3つ事実を挙げてみろと言われても言えない」と率直に答え、コート上のことはレオンが自分を信頼し、契約面は自分がレオンを信頼するという役割分担を明確にした。

「たとえばセカンドエプロンについて2つか3つ事実を挙げてみろと言われても、正直言えないんですよね。本当に興味がないっていうか。逃げているわけじゃないんですが、それが現実で、私はそこまで追いかけていない」

— マイク・ブラウン [10:13]

ミッチェル・ロビンソンの穴は「一人のクローン」では埋めない

ミッチェル・ロビンソンの放出について問われたブラウンは、ウォリアーズが2019年にケビン・デュラントを失った後の対応を引き合いに出した。殿堂入り確実な選手がいなくなった穴を、一人の「クローン」を獲得して埋めるのではなく、チーム全員が少しずつ攻守両面で貢献を上乗せする「委員会方式」で2022年に優勝したと説明した。

「彼のクローンを補強して穴を埋めようとはしなかった。そんなことはできないし、22年にやったのはチーム全員で補うやり方でした。みんながほんの少しずつ、ここで一歩、あそこで一歩って奮起してくれた」

— マイク・ブラウン [11:17]

具体的にはジョーダン・プールの台頭、アンドリュー・ウィギンズのキャリアベストのシーズン、オットー・ポーターの貢献を挙げた。ミッチェル・ロビンソンについても「リーグ最高のオフェンスリバウンダーの一人」「リムプロテクトもできる」と高く評価したうえで、誰か一人が穴を埋めるのではなく、全員で少しずつ上乗せして乗り越えるという方針を示した。

ドラモンドは「スイッチしたらガラスの上でやられる」存在になる

新加入のアンドレ・ドラモンドについて、ブラウンはジムでの動きを見た印象を具体的に語った。予想以上に一歩が速く爆発力があり、サイズとフィジカルに加えてベテランとしてのゲーム理解が高いと評価した。審判への対応や試合の流れの読み方など、経験に裏打ちされた理解力がチームにプラスになると見ている。

「彼のサイズを見れば、相手チームがピック&ロールで単純にスイッチしたり軽くあしらったりできる選手じゃない。それがジェイレン、マクヘール、OGたちを助けることになるし、あれだけ大きいので違う絵を描ける」

— マイク・ブラウン [13:33]

攻撃面では、ピック&ロールでスイッチされてもオフェンスリバウンドやペイント内で脅威になれる点を強調した。守備面についてはミッチェル・ロビンソンほどのショットブロッカーではないと認めつつ、「あれだけ大きくて速くてゲームセンスのある選手がリムを守る方法はいくらでもある」と分析した。ミッチの穴を一人で埋める存在ではなく、チーム全体の底上げのなかで中心的な役割を果たすという位置づけだった。

「ミッチほどのブロッカーではないかもしれないけど、あれだけ大きくて速くてゲームセンスのある選手がリムを守る方法はいくらでもある。私たちも彼を助けていきます」

— マイク・ブラウン [13:33]

「外からのプレッシャーより自分たちにかけるプレッシャーの方が大きい」

最後に、世界中に広がるニックスファンを代表してタイトルを守る重責について問われた。ブラウンは優勝の素晴らしさを改めて語ったうえで、「あえて後回しにしていた」こととして、あの優勝が「私たち自身にとっても素晴らしかった」と付け加えた。外部からのプレッシャーよりも、チーム内部で自分たちに課す基準の方が高いと強調した。

「私たちは自分たちの基準を非常に高いレベルに置いていて、外からのプレッシャーよりも自分たちで自分たちにかけるプレッシャーの方が大きい」

— マイク・ブラウン [14:40]

ロッカールームの全員のために正しいことをしているかどうかを鏡で確認できるようにする、それができればファンにも報いることができるという考え方で締めくくった。ニックスの連覇への道は、スターの加入や派手な補強ではなく、日々の習慣とスタンダードへの徹底した集中から始まる。

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