The Ringer NBA Show パワーランキング Part 5――10位から6位に並んだ5チームの現在地
The Ringer NBA Show(2026年10月14日配信)でプレシーズン・パワーランキングの10位から6位が語られた。
The Ringer NBA Show(2026年10月9日配信)でロブ・マホニーが語った
チームセルティックスネッツニックスホークスホーネッツサンダーブレイザーズジャズウォリアーズキングス
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The Ringer NBA Show(2026年10月9日配信)でジャスティン・ヴェリエらがパワーランキング20〜16位を語った。
前回(2026年10月7日配信・Part 2)の続きで、ロブ・マホニー、J・カイル・マンとともにホーネッツ、ウォリアーズ、ブレイザーズ、ホークス、ジャズの5チームを取り上げた。ラメロ・ボール放出後のホーネッツの再建見通し、けが人だらけのウォリアーズのローテーション問題、ガード過密のブレイザーズ、ディフェンス特化で層の厚いホークス、そしてオフェンス偏重のジャズと、いずれもプレーオフ圏に届くかが焦点になるチームばかりだった。
20位に置かれたホーネッツについて、ヴェリエはラメロ・ボールとマイルズ・ブリッジズをトレードに出した後も、ブランドン・ミラーとコン・ナピルの成長で戦えると期待していた。しかしメディアデーでコンのハムストリング故障とグラント・ウィリアムズの離脱が判明し、開幕から出遅れる懸念が強まった。マホニーは昨季の44勝を「恵まれたシーズン」と位置づけ、ラメロ抜きでオフェンスを作り直すには時間がかかると指摘した。
「去年からさらに大きく勝ち数を積み上げると思うのは、このグループにとって現実的じゃないと思う。だいたい同じくらいか、500前後か少し上くらい、このチームにとってはそれでも十分いい結果じゃないかな」
— ロブ・マホニー [05:31]
ラメロ放出の最大の理由についてマホニーは「出場率」だと断言した。ラメロはホーネッツ在籍中の平均出場試合数が50.5にとどまり、足首の負傷歴が深刻な水準に達していた。昨季はオフェンスでリーグ5位の成績を牽引したが、オフェンスがラメロの周りを活かす方法に強く依存していたため、シーズン途中に離脱されるリスクが高すぎると考え「スパッと切り離したかった」との見方を示した。
「ラメロの怪我の歴史、特に足首の怪我は今や十分な量になってきてる。そこは真剣に受け止めないといけない。バスケとしての価値についての議論において、最大の注意書きにしないといけない」
— ロブ・マホニー [09:22]
マンはラメロ離脱後のアシストリーダーについて、ミラー、コン、コビー・ホワイトの3人による委員会方式を予想した。ミラーはスコアリング志向が強く、コンのほうが判断は安定しているため、アシスト数ではコンがわずかにリードすると分析した。オフェンスの順位はヴェリエがリーグ8位、マホニーが10位前後と予想し、エリートオフェンスから落ちたときのディフェンスへの圧力増大を懸念した。ヴェリエはグレイソン・アレン、ロイス・オニール、ナズ・リードら射手を補強して3ポイント多投路線を継続する点を根拠に挙げたが、マホニーはリーグ最高のオフェンスから「まあまあいい」オフェンスに落ちたときの波及効果がホーネッツにとって具体的で厳しいものになると述べた。
マホニーは将来の資産面に目を向けた。ホーネッツはミネソタとフェニックスから2033年のプロテクションなし1巡目指名権を含む追加の1巡目指名権5本と、スワップ権3回を保有している。
「しかも今のホーネッツは、これから7年間でスワップ3つ、ミネソタとフェニックスの2033年のアンプロテクテッドを含む1巡目指名権5つを持っている」
— ロブ・マホニー [20:18]
チームの未来の柱がまだロスターにいなくても動ける柔軟な立場だとマホニーは評価した。ヴェリエも「ホーネッツの未来はまだ先にある、ということを行動で示したトレードだ」と同調し、ミネソタが短期視点でラメロを欲しがったのに対しホーネッツは大局的に構えていると述べた。
マホニーはロブ・ディリンガムを獲得後すぐにウェイブした件にも触れた。全体8位指名からわずか2シーズンでのカットはトップ10指名選手として歴代2番目の速さで、最速はアンソニー・ベネットの818日だった。マンはディリンガムについて「特徴的な武器を開発できなかった」と指摘し、クリエイティブなドリブルは本物だったがシュートが十分なレベルに達しなかったことが原因だと分析した。
「俺はロブがなんとかモノになると思ってたんですよ。だってすごくクリエイティブで、ライブドリブルでの創造性は本物だった。でもシュートが十分なレベルに達しなくて、それじゃ正当化できないんですよね」
— J・カイル・マン [24:47]
セルティックス流の全員が何でもこなす民主的なスタイルを目指すホーネッツにとって、守備もできないスモールガードは合わなかった。代わりに獲得したクリスチャン・アンダーソンJr.はエリートシューターで、3ポイント多投路線にフィットするとマンは評価した。
19位のウォリアーズについては、3人の評価が大きく割れた。マンが15位と高く置いた一方、ヴェリエとマホニーは21位前後で、約6スポットの差が出た。マホニーはジミー・バトラーのシーズン大半の欠場が確定的で、クリスタプス・ポルジンギスも体位性頻脈症候群(POTS)で復帰未定、モーゼス・ムーディーも年明けまで不在と、けが人の深刻さを列挙した。
「どうすれば強くなれるかじゃなくて、どうやってやり繰りするのか、どうやってこのメンバーで82試合分の出場時間を埋めるのか、ステフに過度な負担をかけずに済むのかってことなんだよね」
— ロブ・マホニー [29:44]
ステフ・カリーとジミー・バトラーの2人だけでサラリーが各5,000万ドル超、ドレイモンド・グリーンが約2,000万ドルとサラリーキャップを圧迫しており、ジミーをトレードする以外に大きな動きが難しいとヴェリエは指摘した。スティーブ・カーも今季はスペーシングやボールムーブメントの流れを変えると語っているが、マホニーはそれが特定のやり方に慣れたステフとドレイモンドにとって逆に難しくなると懸念した。
マンはドラフト指名のヤクセル・レンデボーグについて、年齢的に身体の成熟度が高く、ここ数年でスキルセットを磨いてきたため多様な形で即戦力になれると評価した。
「ウォリアーズファンに心構えをしてほしいのは、彼はすごく賢いコネクティングパサーで、キャッチ&シュートも安定してる」
— J・カイル・マン [36:56]
ジミー・バトラーほどではないが多才さでウォリアーズの文化にフィットするとマンは述べた。マホニーはリンデンボルグがドレイモンドの代替として多くのアクションで機能でき、セカンドユニットのファシリテーターとしても頼りになると付け加えた。マホニーはガイ・サントスとの3年1,500万ドルのエクステンションについても言及し、高額サラリーが集中するチーム財務の中で昨季チーム4位の出場時間を記録した実用的な選手を安価に確保した意義を強調した。
18位のブレイザーズについて、ヴェリエはデニ・アブディヤの契約延長ができない状況でジャ・モラントを獲得したことでバックコートが過密になり、ディフェンスの犠牲が懸念されると述べた。核心となる「4ガードのシーズン全体のインパクト順」を問われ、マンはドリュー、ジャ、デイム、スクートの順とした。攻守両面で何をもたらすかを考えたとき、妥協をほとんど強いないのはドリューだけだという理由だった。
「その両方に答えながらほとんど何も犠牲にしない可能性があるのはドリューだけだと思うんですよ」
— J・カイル・マン [48:27]
ヴェリエはドリュー、デイム、スクート、ジャの順とし、ジャを最下位に置いた。理由として怪我リスクに加え、ジャのプレースタイルがチームを「ある型に限定してしまう」点を挙げた。マホニーも、ジャの周りに置きたい選手の種類が変わりフィットとスペーシングを意識的に考えなければならないと同意した。デイムについてはアキレス腱断裂から復帰する36歳のガードであり、コンディション管理されながらの出場になるが、歴代最高クラスのディープシューターとしてフロアのジオメトリーを変えられるとマンは評価した。
マホニーはデニ・アブディヤについても触れた。デイムとジャがいるチームでは再びオールスターに選ばれるのは難しいが、キャッチ&シュートの機会が増えてシュート成績は回復するはずで、オフェンス負担が減ればディフェンスにエネルギーを割けると分析した。
マホニーはさらにマイカ・ノリ新ヘッドコーチの契約が保証1年しかないことを批判した。ジャ・モラントとデイム・リラードを含むチームを指揮する重圧に対してあまりに短い猶予だと述べた。
「マイカ・ノリの足を引っ張りたいわけじゃないんですが、1年保証では最初からレイムダック状態まで一直線に進んでしまう」
— ロブ・マホニー [64:36]
シーズンが崩れた場合に割を食うのはイノーリだとマホニーは懸念した。マンもヘッドコーチに声がかかる機会は限られており、自分を証明するチャンスとして飛び込んだのだろうが険しい道だと同意した。
17位のホークスについて、ヴェリエはOKCからルー・ドートらをほぼ無償で獲得し、ダイソン・ダニエルズに加えてディフェンシブウイングの層がさらに厚くなったと評価した。マホニーは「かなりしっかりしたチーム」としつつも、ハーフコートでのスター級ショットクリエイションが依然として欠けていると指摘した。CJマカラムが神懸かりでないときにハーフコートを切り崩せる選手がおらず、ジェイレン・ジョンソンもプルアップゲームやトラフィックの中での低い姿勢にまだ課題があるとマンは分析した。プレーオフではOGがジェイレンにフルコートでプレッシャーをかけ、ニックスが攻略した場面を引き合いに出した。
マンはルーキーのキングストン・フレミングスに強い期待を寄せた。サマーリーグのガードの中でハーフコート戦術脳が群を抜いていたと述べ、タイリース・ハリバートンに近い早い判断のプレースタイルでチームを変えられると主張した。
「バスケで俺がいちばん好きなのは『アーリー0.5』の感覚を持った選手で、彼はサマーリーグのガードの中でハーフコートの戦術的センスが群を抜いてた」
— J・カイル・マン [74:59]
マホニーはニキール・アレクサンダーをチームの核に据えるべき存在だと語った。先発ポイントガードの候補として名前が挙がっている事実自体がその成長を物語っているとし、ウイングのディフェンダーとしてもオフボールの動きでも超一流で、フレミングスをスターターに置く構想を現実的にする存在だと評価した。
「しかもウイングのディフェンダーにもなれるし、オフボールの動きも超一流。ある意味このチームを成り立たせるロゼッタストーンみたいな存在だと思う」
— ロブ・マホニー [76:59]
ただし3人とも、プレーオフでニックスやセルティックスといった上位チームを倒す力にはまだつながらないとの見方で一致した。レギュラーシーズンは盤石だが、ポストシーズンは別の話だという評価だった。
16位のジャズについて、ヴェリエはウォーカー・ケスラーのトレードでリムプロテクションに大きな穴が開いたと述べた。ユスフ・ヌルキッチが先発センターを務めるが、マホニーはヌルキッチに頼りすぎる状況に警鐘を鳴らした。もともとケスラーがスターターとして残る前提で動いていたはずが、トレードの見返りが破格すぎて手放してしまったとの見方を示した。ローリー・マルカネンが4年前に初のオールスターに選ばれて以来ずっと出場制限をかけられてきたことに3人とも言及し、ジャズがついにブレーキを外す年になると期待した。
「彼らは必要以上に悪かったし、今季はウィル・ハーディがある程度ブレーキを外して、どれくらい強いか見せてくれる年だと思う」
— ロブ・マホニー [83:12]
マンはオンボールディフェンスがチーム全体の最大の懸念だと指摘した。リムプロテクション以上に、優秀なボールハンドラーが揃った西地区で本当にボールを守れるかどうかが問題だと述べた。マホニーもスターターの中ではマルカネンが一番ましなオンボールディフェンダーで、ベンチに入るとジョシュ・オコギあたりだと認めた上で、主力ガード陣の守備力不足を具体的に列挙した。
「でもケオンテとかダリン・ピーターソン、コリアもだけど、ポイント・オブ・アタックでは、まあ一生懸命やる選手もいれば雑な選手もいるけど、このグループで止められる選手は誰もいない」
— ロブ・マホニー [84:29]
オフェンスについてはスコアリングタレントが豊富で、攻撃力で上回る戦い方になるとの見方で一致した。ダリン・ピーターソンのルーキー・オブ・ザ・イヤーの可能性については、キーオンテ・ジョージとの役割の重複でボリュームが確保しにくい懸念がある。しかしマホニーは、キオンテが昨季オフボールのカールやさまざまなアクションで輝いた成長を引き合いに出し、ピーターソンも同様のポジショニングに入ればシューティングの素地を活かせると語った。
「ダリン・ピーターソンが同じようなポジショニングに入って、これまで話してたようなシューティングの素地があれば、チームにとってのフレイムスロワーになれるはずだよ」
— ロブ・マホニー [93:12]
96分に及ぶ長尺の回だったが、5チームそれぞれに共通するテーマは「才能はあるが何かが足りない」という中間地帯の苦しさだった。パート4は月曜日に配信される。
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