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Gil's Arena(2026年10月5日配信)でギルバート・アリーナスが語った

シクサーズの新ビッグ4はウォリアーズ王朝以来最強、ヤニスはヒートで7アシスト、ヨキッチの優勝窓は閉じかけている

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/ 10日前

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番組ギルズ・アリーナ

The Arena Debate Giannis's LEGENDARY Comp, LeBron's 1ST 76ers Scrim & Jokic's Chip Window Closing

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Gil's Arena(2026年10月5日配信)でギルバート・アリーナスがシクサーズ、ヒート、ナゲッツの注目チームを語った。

レギュラー出演者のデマーカス・カズンズ、ニック・ヤングとともに、シクサーズのブルー・ホワイト・スクリメージ、ヤニスのヒートデビュー、ヨキッチのチャンピオンシップ・ウィンドウ、そしてプレシーズン初戦で飛び出した伝説級のパスについて議論を交わした。

シクサーズのスターティング5はウォリアーズ王朝以来最も印象的だとカズンズが断言

シクサーズは恒例のブルー・ホワイト・スクリメージを開催し、約1万人のファンがホームアリーナのXfinity Mobile Arenaに詰めかけた。エンビード、マキシー、ジェイレン・ブラウン、レブロン、ヴィジェイ・エッジコムのビッグ4プラス1が揃ってコートに立ち、エンビードは昨季レギュラーシーズンで1月まで出なかったダンクを早くも披露した。カズンズはこのスターティング5をウォリアーズの王朝時代以来のインパクトだと評価した。

「これはたぶんゴールデンステートのあの王朝時代以来、最もすごいスターティングファイブだと思う。ポジションごとに脅威があるチームだよ。紙の上では間違いなくNBA最強チームだと思う」

— デマーカス・カズンズ [10:48]

カズンズはスターター級が2セット、場合によっては3セット組めるほどのロスター構成だと指摘し、唯一の懸念はケミストリーと健康面だけだと語った。スクリメージの段階ですでにアリウープなど連携プレーが出ていた点に触れ、シーズンが進めばさらに噛み合ってくると期待を示した。ニック・ヤングもチームの優勝可能性を認めつつ、ヴィジェイ・エッジコムがスーパースターになれる素材だと主張した。

「彼はスーパースターになれる可能性がある選手なんだけど、レブロンたちと一緒にいるから試合での出番を絞らないといけないじゃん。だから覚えておいてほしいのは、優勝しても彼にはスーパースター級の報酬を払わないといけないってこと」

— ニック・ヤング [13:07]

カズンズはエッジコムの将来についてジミー・バトラーのキャリアの軌跡に似ていると予測し、ロールプレーヤーからスーパースターへ成長していくのは時間の問題だと述べた。シクサーズが将来マックス契約を出せなければ他チームが出すだろうと見通した。

エンビードに必要なのは「75試合出ること」だけだとアリーナスが断言

エンビードの健康問題が話題になると、アリーナスはシクサーズにとって最も重要なのはエンビードがコートに立ち続けることだと明言した。ここ3シーズンで96試合しか出場できていないエンビードだが、レブロンはキャンプでのエンビードについて「練習を一度も休んでいない」「むしろまだやりたがってるのを止めるくらい」と高く評価した。

「健康な状態、もしくはそれに近い状態ですね。75試合以上出られれば……75試合でも75パーセントの状態でもいい。65でもいいくらい」

— ギルバート・アリーナス [24:26]

アリーナスはエンビードが怪我を抱えていても1試合29点取れるほど支配的な選手であり、バックトゥバックをこなせて膝のメンテナンスに追われなければ問題はないと述べた。上下に走るだけで19点10リバウンドは計算できるとし、ビッグマンからその数字が出ればチャンピオンシップを戦えるとの見方を示した。

カズンズはさらに踏み込み、今季のエンビードは過去最高の状況にあると分析した。責任がチーム全体に分散されるため身体への負荷が減り、1試合25本以上シュートを打つスタイルから14〜16本で十分ゲームを支配できる環境になったと語った。

「体を作り直すこと自体が、実は何よりも体を消耗させるんですよ。それが再びケガを繰り返す原因のひとつだったかもしれない。だからエンビードにとって今がキャリアで最高の状況だと思うし、最高のバージョンはまだ見せていないと思っています」

— デマーカス・カズンズ [28:49]

カズンズはその「最高のバージョン」こそこれから見られるものだと断言した。シーズンを通してコンディションを維持できれば、これまでの「離脱→復帰→エンジン再始動」の繰り返しが解消され、コンディショニングが問題にならないと語った。

レブロンはスコアラーではなく「テーブルセッター」として使うとナースHCが説明

シクサーズのニック・ナースHCはキャンプでオフェンスの考え方を問われ、リバウンドを取った選手が即座にプッシュする「グラブ&ゴー」スタイルを志向していると明かした。レブロンについては「必ずしもスコアラーではなく、クリエイターでチームメートのためにお膳立てをする」存在として使うと説明した。

カズンズはレブロンをプレイメーカー兼ポイントガード的な存在に置くことでオフェンス全体にバランスが生まれると賛同し、ナースHCがトロントで才能豊富なチームのオフェンスを機能させた経験を持つ点も指摘した。

「一番賢い選手の手にボールを持たせたい、プレーが何であれ。ボールは必ずレブロン・ジェームズを通したい」

— ギルバート・アリーナス [42:10]

アリーナスはクランチタイムではレブロンがオフェンスを仕切り、誰にシュートを打たせるかを判断すべきだと主張した。バスケIQの最も高い選手にボールを持たせるのが原則だとし、残り5分はマクシーとエンビードのピック&ロールが軸になると具体的な形を示した。

これに対しヤングは、マクシーの本能を信じて50対50でボールを任せる場面も必要だと反論した。コーナーに追いやられ続ければ不満が溜まる可能性を指摘し、試合のリズムを壊さない運用が鍵だと述べた。

アリーナスはスター選手同士のケミストリーについて、1992年ドリームチームや1996年オリンピック代表を引き合いに出した。

「96年オリンピックは、俺にとたぶん一番豪華なチームだったと思う。13人全員がオールNBAだったんだよ、その年に全員が。それで答えを見つけた。シャキール・オニールがベンチから出て、」

— ギルバート・アリーナス [44:13]

ハキーム・オラジュワンもベンチから出ていたと続け、偉大な選手が集まれば自分たちで役割を見つけ出すと力説した。心配すべきはスター同士ではなくロールプレーヤーが自分の役割を理解しているかどうかだと結論づけた。

スポエルストラのマジック・ジョンソン比較にアリーナスが異議を唱えた

ヒートのプレシーズン初戦でヤニスがデビューし、14分の出場で9得点・7アシスト・4リバウンド、FG3/3と完璧な効率を見せた。ラプターズが壁を作るディフェンスを敷いたにもかかわらず、チームメートへの好パスを連発してオープンショットを量産した。

カズンズはヤニスについて最大の疑問だった「パスの意欲」を十分に示したと評価した。ドライブ時のグラビティからオープンショットを量産するスタイルが続けばヒートは手ごわい相手になるが、パスが出なくなるとオフェンス全体のフローが崩れるとも警告した。

「彼が生み出すグラビティの大きさを考えると、バスケットに向かってドライブすれば当然アウトサイドの選手に大量のチャンスが生まれる」

— デマーカス・カズンズ [58:37]

試合後にスポエルストラHCがヤニスのプレーメイキングを絶賛し、パット・ライリーが「80年代に自分のもとでプレーした偉大なビッグ・ポイントガード」すなわちマジック・ジョンソンに例えたと伝えられた。これに対しアリーナスは明確に異議を唱えた。

「普通のパスが天才と比べられるわけ?マジックって名前がついてたのは、本当に魔法みたいに見えたからだろ」

— ギルバート・アリーナス [66:18]

アリーナスはヤニスの比較対象としてはレブロン・ジェームズの方がはるかに適切だと主張した。巨体でアスレチックな身体能力を活かしてドライブしながらパスを出すスタイルはレブロンに近いが、ヒート側がレブロンを獲得した経緯もあり、意図的にレブロンの名前を避けているのだろうと指摘した。

ヤニスは28〜32得点に加え7〜8アシストを平均するとアリーナスが予測

アリーナスはヒートのオフェンスについて具体的な数字を挙げて分析した。ヤニスが毎試合28〜32得点に加えてアシストが7〜8本に伸びると予測した。その根拠として、クレイ・トンプソンがスプラッシュ・ブラザーズ時代から数字を落としていても、ワイドオープンで打てるシューターとしては依然として危険な存在である点を挙げた。

「ヤニスへの対応が全然変わってくるよ。わかってると思うけど、スプラッシュ・ブラザーズのクレイに慣れすぎてるかもしれないけど、」

— ニック・ヤング [69:00]

アリーナスはクレイが38パーセント前後まで落ちていてもワイドオープンのシュートは別物だと強調した。ヤニスのドライブに対してチームディフェンスで対応せざるを得ない相手は、ウィギンス(キャッチ&シュート41%)、ティム・ハーダウェイJr.(42%)、ボビー・ポーティス(45%)といったシューターをオープンにしてしまうと指摘した。

カズンズはヒートが今季NBA全体でディフェンスのトップ5、個人的にはトップ2に入るチームになると予想した。イーストの1位にはニックスを推したが、ヒートはトップ5に入ると述べた。

「イーストで1位になるかどうかはわからないな。トップ5には入ると思う。NBA全体でもディフェンスのトップ5には入ると思う」

— デマーカス・カズンズ [72:33]

バム・アデバヨのシューティングについてはワイドオープンで38%という数字が紹介され、キャッチ&シュート31%という数字だけでは判断できないとアリーナスが反論した。ヤニスのドライブでバムがワイドオープンになる場面が増えれば、数字は変わってくるとの見方を示した。

王朝チームのPGは必ずしもスターではなかったとアリーナスが主張

ヒートのポイントガード不在が懸念される中、アリーナスは過去の王朝チームを例に「ポイントガードがスターである必要はない」と主張した。レイカーズのデレック・フィッシャー、ブルズのロン・ハーパーを挙げ、さらにセルティックスでのロンドも2年目の時点ではチームから脇役扱いされていたと指摘した。

「ポイントガードは誰だ?ポイントガードは誰だ?レイカーズがレイカーズだったとき、ポイントガードは誰だ?フィッシャーだ。そうだろ。ブルズがブルズだったとき、ポイントガードは誰だ?」

— ギルバート・アリーナス [78:37]

最高の選手にボールを持たせる体制ではポイントガードはディフェンスとオープンショットの役割で十分だと論じた。カズンズもロン・ハーパーがオールスター級の力を持ちながらジョーダンのためにゲームを犠牲にした例を挙げて同意し、デイビオン・ミッチェルが昨季平均7アシストを記録した実績にも触れた。

ヨキッチの数字が上がっているのはチーム弱体化の裏返しだとアリーナスが分析

ナゲッツのニコラ・ヨキッチについて、アリーナスはロールプレーヤーの価値を巡る議論の中でチャンピオンシップ・ウィンドウが閉じつつあるとの見方を示した。ヨキッチが優勝した22-23シーズンのレギュラーシーズン成績は25得点・12リバウンド・9アシスト前後だったが、ブルース・ブラウンら重要なロールプレーヤーが去った直近のシーズンは28得点・13リバウンド・11アシストに増加していると番組内で数字が確認された。

「みんなまだ気づいてないんだよ。数字が上がってるのはチームが弱いから、数字は関係ないんだよ。俺が言いたいのは、つまりチームが助けてくれてないから数字を増やさないといけない」

— ギルバート・アリーナス [90:20]

アリーナスはこの上昇を「楽にしてくれていた選手がいなくなったからボールを持ち続けなければならない」状況の表れだと説明した。ヨキッチは優勝するために必要なチームを持っていないと踏み込んだ。

カズンズは「ロールプレーヤーがスーパースターをより良い選手にする」という立場から反論し、ブルース・ブラウンのようなロールプレーヤーがいたからこそヨキッチは優勝できるスーパースターになれたと主張した。アリーナスは「より良い選手にした」のではなく「勝者にした」のだと切り返し、両者は「スーパースターをよくするとは何か」の定義で白熱した議論を展開した。

ヨキッチのノールックパスに全員が「100点満点で105〜200」と絶賛

ナゲッツのプレシーズン初戦で、ヨキッチがジャズ戦でノールック・ビハインドザバック・クロスコートパスを披露した。2-3ゾーンディフェンスの3人を越えてキャム・ジョンソンにピンポイントで通し、スリーを決めさせた場面について、出演者全員が興奮を隠さなかった。カズンズは「ゼロから100のスケールで105」、ヤングは「200」と採点した。

「すごいよな。ああやってパスできる選手にはいつも引き込まれる。あのレベルのビジョン、誰も見えないような角度が見えてるんだよ」

— ギルバート・アリーナス [112:39]

アリーナスはプレシーズン初戦の最初のアクションでゾーンディフェンスを通してこのパスを出した点を強調した。カズンズもキャム・ジョンソンがパスをそのままシュートに持っていけるピンポイントの精度だったと称え、あのパスを受ける側のプレッシャーも相当なものだと付け加えた。アリーナスはヨキッチのビジョンをジェイソン・キッドやスティーブ・ナッシュと並べ、ビッグマンとしてはクリス・ウェバーに匹敵すると語った。

カズンズはヨキッチの歴代センターとしての位置づけについて、攻撃面だけなら「断トツの1番」だと明言した。ただし総合評価ではシャック、ハキーム、カリームら複数リングを持つ選手が上にいるため、現時点では7〜8番手だが、もう1回優勝すればトップ5の議論に入ると述べた。