2026年10月17日(土) / 海外一次情報を日本語で、毎朝更新

NBA、IM8と地域パートナーシップを発表

NBAが豪州・東南アジアで栄養パートナー契約、ベッカム共同創業のIM8と複数年提携

記事化
/ 4日前
会議テーブルの上座に座るヤニス・アデトクンボの横顔
イメージ画像(AI で生成)

NBAと健康ブランドIM8が、オーストラリアおよび東南アジア8カ国を対象とする複数年の栄養パートナーシップ契約を発表した。IM8はデビッド・ベッカムが共同創業し、ヤニス・アデトクンボがアンバサダーを務める。

NBAと健康・長寿ブランドIM8は12日、オーストラリアおよび東南アジア8カ国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)の計9市場を対象とする複数年のパートナーシップ契約を発表した。IM8は同地域におけるNBAの「公式栄養パートナー」となる。

発表は香港のアッパーハウスで開催されたIM8の特別イベントで行われ、IM8共同創業者のデビッド・ベッカムとダニー・ヤンの両氏、NBA Asia幹部に加え、2度のNBA優勝とバスケットボール殿堂入りの経歴を持つクリス・ボッシュも出席した。

パートナーシップの内容

今回の契約により、IM8は9市場でNBAをテーマとしたマーケティングキャンペーンやファン向けイベントを展開する。2027年にはNBAの大型イベント「NBAハウス」での体験型ブースも予定されている。

NBA東南アジア・アジアマーケティング責任者のシーラ・ラスは「IM8との提携は、NBAが活動する地域社会で健康的な生活の重要性を伝えるという使命を反映している」と述べた。

IM8のブランドと背景

IM8はNASDAQ上場のプレネティクス・グローバル・リミテッド傘下のプレミアム健康ブランドである。ベッカムとプレネティクスCEOのヤンが共同で立ち上げた。アスリートアンバサダーとして、2度のKIA NBA MVPで2021年NBA優勝者のヤニス・アデトクンボが名を連ねている。

ヤンは「NBAという地域最強のスポーツブランドと並び、豪州・東南アジアの約6億6000万人にIM8を届ける」と意気込みを語った。アデトクンボも「アテネでNBAを夢見て育った自分にとって、バスケファンにIM8を届けることには大きな意味がある。体を大切にすることで、毎日最高の自分でいられる」とコメントしている。

NBAのアジア太平洋戦略における位置づけ

NBAは近年、アジア太平洋地域での事業拡大を加速させている。2025-26シーズン開幕時点で史上最多の135人の国際選手がロスターに名を連ね、214の国と地域で番組を配信するなど、グローバル化を推し進めてきた。今回の栄養パートナー契約は、試合放映やグッズ販売にとどまらず、健康・ウェルネス分野でもブランドの浸透を図る動きといえる。東南アジアはバスケットボール人気が高い地域であり、フィリピンやインドネシアを含む巨大市場へのアプローチとして、現地に根ざしたパートナーとの協業を選んだ形である。