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サラゴサがマラの出場資格に異議、法的手段も辞さずと声明

サンダーのアダイ・マラにサラゴサが法的措置を予告、契約は有効と主張し国際移籍を阻止へ

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/ 20時間前

チームサンダー

空港ゲートに向かって歩くアダイ・マラ
イメージ画像(AI で生成)

2026年ドラフト12位でサンダーに入団したアダイ・マラに対し、スペインのバスケット・サラゴサが契約の有効性を主張し、国際移籍承認の阻止と法的措置を予告した。

スペインのバスケット・サラゴサが16日、オクラホマシティ・サンダーに所属するアダイ・マラの出場資格をめぐり、国際移籍の承認手続きに正式に異議を申し立てる方針を表明した。サラゴサは公式声明で「選手は2026-27シーズンもバスケット・サラゴサとの契約下にある」と主張し、必要なあらゆる法的措置を講じる構えを示している。

SportandoやEurohoopsなど複数の欧州メディアが報じた。地元紙エラルド・デ・アラゴンが第一報を伝え、サラゴサの公式声明でも確認された。サラゴサはNBA、サンダー、FIBA、スペインバスケットボール連盟に対し、マラがレギュラーシーズンに出場するにはFIBAの正式なレター・オブ・クリアランス(LOC=国際移籍承認書)が必要だと通告したという。ただし、Eurohoopsは別の関係者の話として、この紛争がマラのNBAデビューを遅らせることにはならないとの見方も伝えている。

紛争の経緯

この問題は2023年にさかのぼる。当時18歳だったマラは、サラゴサとの契約を一方的に打ち切り、米国の大学に渡った。サラゴサ側は契約が2027年まで有効だったと主張している。一方、マラはUCLAを経てミシガン大学に移り、昨シーズンにはウルヴァリンズの一員としてNCAAトーナメント優勝を果たした。

NCAAはFIBAのエコシステムの外で運営されているため、大学在籍中はLOCが不要だった。この仕組みにより、マラは大学時代に何の障害もなくプレーでき、2026年のNBAドラフトでも問題なく指名を受けることができた。サラゴサはこの点について「大学への移籍が契約を終了させたわけでも、FIBAのシステムから除外されたわけでもない」と声明で述べている。

マラのサンダーでの評価

マラは2026年ドラフトで全体12位指名を受け、サンダーと契約を結んだ。身長221センチの大型センターはプレシーズンで存在感を示し、1試合平均13.4得点、7.6リバウンド、2.8アシスト、2.2ブロックを記録している。サンダーは現地時間の火曜日(日本時間22日)にサンアントニオ・スパーズとの開幕戦を控えており、マラの出場可否が注目される。

解決の見通し

紛争の根幹にあるのは、欧州クラブとの契約が残る選手がNCAA経由でNBAに移った場合の法的な扱いである。通常、欧州からNBAへ直接移籍する場合はFIBAのLOCが必要となるが、NCAA経由という特殊な経路が法的にどう評価されるかは前例が少ない。サラゴサは金銭的な和解が成立するまで承認を阻止する姿勢を崩しておらず、現時点で解決に至る具体的な見通しは明らかにされていない。