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The Kevin O'Connor Show(2026年10月15日配信)でケビン・オコナーが語った

プレシーズンが映す開幕戦線――デュレンの復帰、ビッグマンのスリー、ヤニスのMVP候補

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ポッドキャストで語るケビン・オコナーの後ろ姿
イメージ画像(AI で生成)

The Kevin O'Connor Show(2026年10月15日配信)でケビン・オコナーがプレシーズン5大トレンドを語った。

番組後半にはシューティングコーチのレーサル・シューター(本名クリス・マシューズ)をゲストに迎え、ジェイレン・ブラウンやザイオンのシュート課題、アンソニー・デイビスの優勝年のトレーニング、スパーズの今後10年など幅広い話題を取り上げた。

デュレンは「2億ドルでも安い」と思わせる15分だった

ジェイレン・デュレンがピストンズのプレシーズンに復帰し、わずか15分の出場で24得点(FG 8/9)を記録した。オコナーはボール運びからペリメーターのアタック、ペイント内のフィニッシュまで「怒りを持ってプレーしている」と形容し、フロントオフィスの低評価や批判に対して何かを証明しようとしている選手の姿だと評価した。

「2億ドルでも安すぎるんじゃないかってくらい良かった、正直そう感じました」

— ケビン・オコナー [02:07]

デュレンは昨シーズンのミドルレンジ成功率が40%を超えており、オコナーは「自然な次のステップはスポットアップのスリーを打ち始めること」だと指摘した。復帰戦で唯一外したシュートが左ウィングからのスポットアップのスリーで、バックボードに当たるような大外れではなくリムに当たっただけだったという。ただし数週間前にポッドキャストに出演したクカルルによると、ピストンズはデュレンのスリー開発を優先していないようだとも伝えた。デュレンがケイド・カニンガムの隣で昨季60勝の共同主役を務めた実力と、ジョン・コリンズの獲得を含むオフの補強を合わせると、今季さらに飛躍する可能性があるとオコナーは見ている。

「このプレシーズンで彼が最初に見せたものは、もう一段階上に行く準備ができている選手の姿だったから」

— ケビン・オコナー [04:14]

ビッグマンのスリーとショット分布の地殻変動

プレシーズンでスリーに挑戦するビッグマンが続出している。デュレン(デトロイト)、カタ(ボストン)、ジャレット・アレン(1/1)、ダニエル・ガフォード(1/1)、ザイオン(3本中1本)、ハーテンシュタイン(オクラホマシティ)など、普段スリーを打たないビッグマンたちが積極的に試投した。

チーム単位ではさらに大きな変化が起きている。ダラス・マーベリックスはスリーの試投割合が昨季27位の35%からプレシーズンでリーグ2位の53%へ18ポイント急増した。ジェイソン・キッドからダスティ・メイへのHC交代がショット分布を一変させた形になる。

「ヒューストンは12%増、昨シーズンのレギュラーシーズンは35%でリーグ28位でしたが、このプレシーズンは47%でリーグ7位まで上がっています」

— ケビン・オコナー [07:25]

ヒューストンについてオコナーは、紙の上ではシューターが多いチームではないがイメ・ウドカがスリーを重視していると分析した。アルペレン・シェングンの安定、ジャバリ・スミスの成長、フレッド・バンブリートのバックアップであるリード・シェパードの出場機会など成長の道筋が複数あり、ディフェンスに加えてオフェンスも機能すれば昨季52勝を超える可能性があると語った。フィラデルフィアも昨季23位の39%から50%(リーグ4位)へ跳ね上がったが、こちらはシュート精度にムラのある選手が多く、ダラスやヒューストンほど持続するとは思えないとの見方を示した。

ヤニスのMVPオッズ+1000は低すぎる

オコナーはヤニス・アデトクンボのMVPオッズが過小評価されていると主張した。BetMGMではウェンバンヤマ+200、SGA+350、ヨキッチ+450、ルカ+600に対し、ヤニスは+1000。マイアミ・ヒートのスクリーンレスのオフェンスの中でヤニスがいとも簡単にバスケットへ切り込んでおり、プレシーズンでFG70%超、36分換算で30.4得点・14.9リバウンド・12.9アシストを記録している。

「ヒートのシステムの中でただ点を取るだけじゃなくて、トランジションでも、ハイポストからでも、守備の中心、ペイントの中でも、コート全体に散らすようにパスをさばいている」

— ケビン・オコナー [10:38]

オコナーはこのオフに「ヒートのクリエイターは誰か」「デイビオン・ミッチェルだけで足りるのか」と議論されてきたが、実際のポイントガードはヤニス自身だと指摘した。ヤニスが10アシスト以上を平均したことはミルウォーキー時代を含めて一度もなく、もし健康を維持すればトリプルダブル平均さえ視野に入るキャリア最高のシーズンになり得ると述べた。ベッティングの観点でもファンタジーの観点でも注目すべき数字だと強調した。

アダイ・マラはパウ・ガソルを彷彿させる即戦力ルーキー

今年のドラフト12位指名でサンダーに加わったアダイ・マラが、プレシーズンで36分換算23得点・11リバウンド・4.5アシスト・4.2ブロックを記録した。オコナーはとくに4.2ブロックに注目し、インディアナ・ペイサーズ戦での守備を具体的に振り返った。

「ポウ・ガソルみたいに見えるんだよね。本当に、このオフシーズンに何をやったのか正直わからない」

— ケビン・オコナー [13:54]

オビ・トッピンのピック&ロールでは何気なく手を上げてブロックし、パスカル・シアカムのドライブにはズバッツのカットを完璧なタイミングで読んでローテートしてブロック、さらにケリー・ウーブレのドライブにもヘルプからスワットと、ハイライト級のブロックが連発した。いずれも「正しいポジションに正しいタイミングでいる」タイプのブロックだとオコナーは評した。

新人王オッズ+8000については「低すぎる」と断言した。チェット・ホルムグレンとハーテンシュタインの後ろに回るため出場時間が限られるとの見方がオッズの理由だが、両選手とも故障歴があること、4番にも5番にも48分ずつ枠があること、そして7フィート3インチのツーウェイスキルを持つマラは確実に出場時間を得ると説明した。

「勝利に貢献しながら数字も残す選手、アダイ・マラのプラス8000は、スポーツブックがまだ追いついていないと思う」

— ケビン・オコナー [17:06]

ブラウンはフィラデルフィアで46%を打てるポテンシャルがある

ゲストのクリス・マシューズ(レーサル・シューター)はジェイレン・ブラウンのシューティングについて聞かれ、ブラウンのようにボールを持つ時間が長くダブルチームも受ける選手がシーズン通して40%を超えるのは難しいと前置きした。ただしキャッチ&シュートだけに絞れば46%まで上げられるポテンシャルがあると断言した。

「彼がキャッチ&シュートだけやれる選手なら、ジェイレンは3ポイント46%を打てるってこと。でもジェイレンはオフェンス全体を動かさないといけない」

— クリス・マシューズ [25:30]

セルティクスでは常にボールを持つ必要があったが、フィラデルフィアではマキシー、レブロン、エンビードと共にプレーできるため、オフボールでの時間が増える。マシューズはブラウンのことを「今まで見た中でも最高のシューターの一人」と評し、前半だけで30点を取れるメンタリティの持ち主だからこそ、ディフェンスが全員集中してくる中でベストショットを追い求めるコービーやジョーダンと同じタイプだと語った。

「彼がオフボールで動く時間が増えれば、シュート成功率は上げられると思う」

— クリス・マシューズ [26:33]

ザイオンはプレシーズンで1試合7本のスリーを打つべきだった

ザイオンのスリーについてマシューズは明確な提言を行った。プレシーズン5試合で1試合7本のスリーを打って自信をつけるべきだと述べたが、実際にはプレシーズン2試合でわずか3本にとどまっている。オコナーは3~4年前のインタビューでザイオン本人が「ミスするのが嫌で、チームに迷惑がかかるから打たない」と語っていたエピソードを紹介し、今年もまだ同じメンタリティを引きずっているようだと指摘した。

「ガラ空きの3ポイントを打てない選手は足手まといになる」

— クリス・マシューズ [29:18]

マシューズはアンドレ・ドラモンドの例も挙げた。キャリアを通じて「ハック・ア・ドラモンド」の標的だった選手が、昨季スポットアップのスリーを35%超で決めている事実を指し、「近い距離より遠い距離の方がシュートしやすい人って実際いる」と説明した。フリースローよりスリーの方が繊細なタッチの要求が少ないケースがあるという。マシューズはドラモンドと1シーズン一緒にトレーニングした経験があり、あの選手がスリーを決められるなら誰にも言い訳はできないと語った。

「1シーズン一緒にやった仲だから——ドラモンドがスリーを決められるなら、他の誰にも言い訳はできないんですよ」

— クリス・マシューズ [34:25]

ただしマシューズは「個人的には昔ながらのビッグマンがスリーをたくさん打つべきとは思っていない」とも述べ、ドラモンドやシャックのような選手はポスト周辺でこそ真価を発揮すると付け加えた。プレーオフではスリーを打てないビッグマンのマークマンがヘルプに回れるため、ワイドオープンのスリーを決める能力は必須だという議論になった。

ADの優勝年はミッドレンジを徹底的に鍛えた

マシューズはレイカーズが優勝した2020年のバブルシーズンにアンソニー・デイビスをフルシーズン指導した経験を明かした。カイル・クズマ、クリント・カペラ、エイブリー・ブラッドリー、KCP、ダニー・グリーンも同時期にトレーニングしていたという。

「あの夏はミッドレンジに相当力を入れて取り組んだんだ。俺のトレーニングってスリーポイントばかりだと思ってる人が多いんだけど、実際はミッドレンジのシュート練習がかなり多い」

— クリス・マシューズ [52:55]

マシューズはBYUでのAJディボンザ、ジェイレン・ブラウンのトレーニングでもミッドレンジを重点的にやったと語った。「シュートの技術はミッドレンジから始まる」というのがマシューズの哲学で、ケビン・デュラントのプレースタイルを例に挙げ、ミッドレンジをしっかり身につければ一歩外に出たスリーが同じ感覚で打てるようになると説明した。マシューズとデュラントは高校で同じチームだったという。

番組ではこのほか、スパーズが今後10年で3回優勝できるとマシューズが大胆予想した場面もあった。昨季ファイナルでデアロン・フォックスのオンボール起用がニックスの守備に対して機能しなかったことを挙げ、ハーパーをスターターにしてフォックスをベンチから投入すべきだったと分析した。ミネソタについては、4週間前にジョナサン・クミンガをトレーニングしたことを明かし、アンソニー・エドワーズが3年以内にチャンピオンシップを獲れなければミネソタでの優勝は難しくなると指摘した。