プレシーズンが映す開幕戦線――デュレンの復帰、ビッグマンのスリー、ヤニスのMVP候補
The Kevin O'Connor Show(2026年10月15日配信)でケビン・オコナーがプレシーズン5大トレンドを語った。
The Kevin O'Connor Show(2026年10月8日配信)でケビン・オコナーが語った
チームニックスシクサーズペイサーズティンバーウルブズサンダーペリカンズスパーズ
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The Kevin O'Connor Show(2026年10月8日配信)でケビン・オコナーが、プレシーズン序盤の注目ポイントとリスナーからの質問を語った。
ソロ回として約24分、ハリバートンの472日ぶりの復帰からサンダーのルーキーの衝撃、ニックスの不穏な空気、ザイオンの3ポイント挑戦、そして今季の優勝予想まで幅広く取り上げた。
タイリース・ハリバートンがアキレス腱断裂から472日ぶりにコートに戻った。復帰戦の舞台はハリバートンが2年間プレーしたアイオワ州立大学のコートで、対戦相手はミネソタ・ティンバーウルブズだった。得点面では目立たなかったものの、オコナーはプレーメーカーとしての動きに注目した。試合開始数分でブロックを2本決め、切れ味と躍動感は健在だったと評価している。
「去年のシーズン、思った以上に彼のことが恋しかった。言うまでもなく、24-25シーズンのペイサーズはNBAファイナルのゲーム7まで行った、あの壮絶な怪我の前まで、彼は一番楽しめた要素のひとつでした」
— ケビン・オコナー [01:07]
シアカムと新加入センターのズバッツとの連係はこれからだが、プレシーズンはリズムを取り戻し、新しいチームメートとのケミストリーを築く場だとオコナーは位置づけた。ミネソタ側についてはラメロ・ボールとアンソニー・エドワーズの共演に興奮を隠さず、ゴベアとのピック&ロールやバロンジェイの高度なビッグマンプレーを称賛した。一方でクミンガの4番起用には「紙の上では理にかなっていたが、はまるかどうかはもう少し見ないとわからない」と慎重な姿勢を示した。
「ゴベールに対してドライブしようとしていたズバッツへのヘルプで見事にボールを奪った。そういうプレーを見ると、『ああ、これが続くならこのチームはNBAファイナルでウエストを代表できるな』って思えてくる」
— ケビン・オコナー [03:14]
カール・アンソニー・タウンズが「まだ契約の話なんて全然ない」と発言し、ジョシュ・ハートも「2月までに何も動きがなかったら、どうなるかわからない」とほのめかした。6月にファイナルを制したばかりのニックスで、もうトレードの噂が出ていることをオコナーは残念がった。
「でも、カール・アンソニー・タウンズやジョシュ・ハートのトレードがほのめかされてる、って話になってるんですよ。それはちょっと残念ですよね」
— ケビン・オコナー [04:15]
さらにプレシーズン初戦でシクサーズに完敗したことも不安材料として挙げた。オコナーはニックスが「ばらばらに見えた」と表現し、昨シーズンの低調だった時期と同じ雰囲気を感じたと語った。対照的にシクサーズはジェイレン・ブラウンの大活躍に加え、ルーキーのVJ・エッジコムがプレシーズンデビューで12得点7アシスト0ターンオーバーを記録した。タイリース・マクシーが欠場した試合で、ボールスクリーンからの展開が流動的で即戦力の可能性を感じさせた。
「2年前のベイラー時代の選手とは別人ですよ。あの頃はぎこちなくてガタガタしていてちょっと不格好だった」
— ケビン・オコナー [05:19]
シクサーズのバックアップセンター、アリエル・フクポルティがプレシーズン初戦でアキレス腱を断裂し今季全休が決まった。エンビードが怪我や休養で欠場する際にスターターを務めるはずだった選手を失い、残るセンターはアデム・ボナ、バーロウ、ウォーカー、タコ・フォールなどに限られる。オコナーはチームの命運を決めるのはエンビードの健康状態であり、ハックポーティがそれを変えられる存在ではなかったとしつつも、プレッシャーがさらに増すことは確かだと指摘した。
「フィラデルフィアは現在ファーストエプロンのハードキャップより約200万ドル下にいるので、誰かを獲得することができない。どこかの時点でハックポーティをトレードして何かを得るか、別の選手をトレードするしかないけど、それもかなり厳しい」
— ケビン・オコナー [07:25]
ファーストエプロンのハードキャップ下で約200万ドルしか余裕がないため、FAで補強する選択肢はほぼなく、トレードで動くしかない状況だとオコナーは説明した。
ザイオン・ウィリアムソンがプレシーズン初戦でコーナー3ポイントを2本放ち、1本を成功させた。試合開始約70秒で最初の1本を打ったこと自体がオコナーにとって驚きだった。ザイオンはかつてのような超人的な身体能力を持つ選手ではなくなりつつあり、デューク時代やペリカンズ初期のように頭がリムより上に来ることはなくなったとオコナーは分析した。
「ザイオンは少なくとも十分な脅威になれるスポットアップシューターでないといけない。それが実現すれば、カッターとしてのオフボールの動きも生きてくる」
— ケビン・オコナー [08:30]
ペリカンズのスターティングセンターであるミッシーはペイント型・アリウープ型のセンターであり、デジャンテ・マレーもデリック・クイーンもエリートシューターではない。ザイオンがフロアをスペーシングできれば、チーム全体のフィットが改善し、カッターとしてディフェンスの裏を取る動きも生きてくるとオコナーは述べた。プレシーズン初戦でも実際にバックドアに抜け出すシーンがあったという。
サンダー対ペリカンズ戦で、ドラフト1巡目のアダイ・マラとベネット・スターツが圧巻のプレシーズンデビューを飾った。マタはデリック・クイーンとミッシーのリムでのシュートをブロックし、守備面でも存在感を示した。しかしオコナーが最も注目したのは攻撃面で、ハイピック&ロールからフリースロー付近のショートロールでボールを受け、カットしたバーンハイザーにアシストを決めた場面だった。
「マタがサンダーのオフェンスのイニシエーターとして機能するというのは、まさにこういうことです。7フィート超えで、コートの真ん中でボールを受けられる選手」
— ケビン・オコナー [09:31]
オコナーはマタをハーテンスタインのDHO型とも、クローズアウトを攻めるチェット・ホルムグレンとも異なる「バックトゥザバスケット型のイニシエーター」と位置づけた。スタッツについても大学4年間を経た即戦力として「もうNBAの準備ができているように見える」と評価した。SGAが今夏のカナダ代表でヘッドコーチに「もっとオフボールでプレーしたい」と志願していたことにも触れ、サンダーがドート、ウィギンズ、アイザイア・ジョーといったノンクリエイター系の選手を放出し、ケイソン・ウォレス、スタッツ、マタ、ジャレッド・マケインらボールハンドラーを揃えたロスター構成を高く評価した。
「アイザイア・ジョー、ルー・ドルト、アーロン・ウィギンズというボールを自分で作れないタイプの選手を出して、作れる選手たちのためのスペースを作ったんだ」
— ケビン・オコナー [11:40]
リスナーからの「今シーズン、アナリストたちが最も外す予測は何か」という質問に対し、オコナーはスパーズの優勝予想を挙げた。ウェンビー、ハーパー、キャッスルの成長を前提に多くのアナリストがスパーズを優勝候補に挙げているが、その台頭が直線的に進むとは限らないと指摘した。
「オクラホマシティ・サンダーが第2のベストプレーヤーであるオールNBA・オールディフェンシブのジェイレン・ウィリアムズ抜きで7ゲームまで持ち込んだことを考えると」
— ケビン・オコナー [19:08]
ジェイレン・ウィリアムズは出場した試合でもコンディション不良でチームの足を引っ張る状態だったにもかかわらず、サンダーはゲーム7まで戦い、勝てるところまで来ていた。オフシーズンでノンクリエイター系の選手をイニシエーター集団と入れ替え、どのラインナップでも全員がゲームを作れる構成にしたとオコナーは分析した。
「このチームにはジャレッド・マケインもいるし、ボールを持って何かできる選手が本当にたくさんいる」
— ケビン・オコナー [11:40]
現時点での優勝予想はサンダーだと明言し、スパーズの直線的な成長を前提にした予測こそがアナリストたちの最大の予測ミスになると結んだ。
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