2026年10月17日(土) / 海外一次情報を日本語で、毎朝更新

第25回GM調査、ウェンバンヤマが8部門で首位

NBA GM調査でウェンバンヤマが史上最高の93%獲得、スパーズとサンダーで優勝票93%を占める

記事化
/ 昨日

チームスパーズサンダー

練習場に立つビクター・ウェンバンヤマのクローズアップ
イメージ画像(AI で生成)

NBAの第25回GM調査で、スパーズのウェンバンヤマが「フランチャイズを始めるなら選ぶ選手」として史上最高の93%を獲得。優勝予想ではスパーズ50%、サンダー43%と西高東低の構図が鮮明になった。

NBAは2026-27シーズンの開幕を前に、第25回GM調査の結果を公表した。サンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマが「フランチャイズを始めるなら最初に選ぶ選手」として93%の票を集め、同調査の歴代最高記録を樹立した。

昨季の83%からさらに10ポイント上昇し、2013-14シーズンにレブロン・ジェームズが記録した90%を上回った。残る票はオクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーとダラス・マーベリックスのクーパー・フラッグに入った。

ウェンバンヤマが8部門を制圧

ウェンバンヤマはGM調査の8部門で首位に立った。MVP予想では77%を獲得し、こちらも同部門の歴代最高となった。昨季は67%の票を集めたデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが10%で2位、ミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズが7%で3位に入った。

守備面の評価はさらに圧倒的である。最優秀守備選手と最優秀インテリアディフェンダーの両部門でそれぞれ97%を得た。さらに最も万能な選手、相手の戦術変更を最も強いる選手でも1位となった。

一方でヨキッチが上回った部門もある。最優秀センターではヨキッチ63%対ウェンバンヤマ37%、最優秀国際選手ではヨキッチ53%対ウェンバンヤマ47%と、22歳のウェンバンヤマに対してなお優位を保った。

優勝予想はスパーズとサンダーに集中

優勝予想では西高東低の傾向が顕著に表れた。スパーズが50%、サンダーが43%を獲得し、両チームで合計93%を占めた。ニューヨーク・ニックスとフィラデルフィア・76ersにも票が入ったものの、わずかな割合にとどまった。

昨季はサンダーが80%の支持を集めながら、実際の優勝はニックスだった。ニックスはファイナルズでスパーズを破り、GM予想を覆している。サンダーはウエスタン・カンファレンス・ファイナルズでスパーズに7戦の末敗れた。

西地区の首位予想はスパーズ53%、サンダー47%と僅差で、総合ポイントでは両チームが34%で並んだ。東地区はニックスが60%で首位、76ersが23%で続いた。昨季東地区首位予想のクリーブランド・キャバリアーズは票を失った形である。

スパーズの若手コアに高い期待

スパーズは「最も有望な若手コア」でも87%の票を得た。ウェンバンヤマ(22歳)、ステフォン・キャッスル(21歳)、ディラン・ハーパー(20歳)の3人が中心で、年齢構成の若さが高評価につながっている。

GM調査の優勝予想は的中率が高くないことでも知られる。過去の記録を見ると、2017-18シーズンのゴールデンステート・ウォリアーズ(93%で的中)のように圧倒的支持が正解になった例がある一方、2020-21シーズンのロサンゼルス・レイカーズ(81%)や2025-26シーズンのサンダー(80%)のように大本命が敗れる例も少なくない。今季の予想が現実となるかは、開幕後の戦いに委ねられる。