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NBA、賭博不正防止へ新たな賭け種目を制限

NBAが同一選手のアンダーパーレイやティップオフ賭けを今季から禁止、提携ブックメーカーに通達

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/ 16時間前

チームラプターズキングスホーネッツ

NBAが2026-27シーズンから、同一選手のスタッツに関するアンダーパーレイやティップオフの勝敗予想など複数の賭け種目を禁止する方針を提携ブックメーカーに通達した。過去の賭博不正事件が背景にある。

NBAが2026-27シーズンに向けて、提携するブックメーカー各社に対し複数の賭け種目を禁止する通達を出した。RealGMが16日に報じた。禁止対象には、同一選手の複数スタッツのアンダー(規定数値を下回る方に賭ける)を組み合わせたパーレイ、試合開始のティップオフの勝敗予想、特定のシュートを外すことへの賭けが含まれる。さらに、出場時間が12分未満と見込まれる選手のアンダーベットや、高配当のオルタネート・アンダーラインも対象となる。

NBA副社長のスコット・カウフマン=ロスは「問題のある賭け種目を排除しつつ、違法市場への流出を防ぐバランスを取った」と語り、現時点の判断が適切だとの認識を示した。

ポーターとロジアーの賭博不正事件が背景に

カウフマン=ロスは、今回の決定にジョンテイ・ポーターとテリー・ロジアーの事件が影響したことを認めた。ポーターは2023-24シーズンにトロント・ラプターズと2ウェイ契約を結んでいた際、賭け手を利させるために試合から早期退場したことを法廷で認めている。2024年3月のサクラメント・キングス戦では、ある賭け手がポーターの6つのスタッツすべてのアンダーを組み合わせた8万ドルのパーレイを購入し、約110万ドルの配当が見込まれていた。ポーターはこの試合をわずか3分で退場した。

ロジアーについても、2023年3月のシャーロット・ホーネッツ対ニューオーリンズ・ペリカンズ戦で同様の手口が指摘されている。ロジアーは約9分で退場したとされるが、無罪を主張し不正行為を否定している。

リーグの新たな健全性対策

NBAは賭け種目の制限に加え、チーム向けにも新たな健全性対策を通達した。元NFL選手で元FBI捜査官のチャールズ・ティルマンが、賭博規則に関する対面研修の指導を担う。リーグはAIを活用した賭博監視システムの拡充も進めており、選手が賭け手からの嫌がらせを通報できるテキストメッセージのホットラインも新設する。

NBAの提携ブックメーカーは米国の賭博市場の99%超を占めるとされ、今回の制限は事実上、国内のほぼ全ての合法的な賭けに適用される。ポーター事件では同一選手のアンダーパーレイという賭け種目の構造的な脆弱性が浮き彫りになっており、リーグとして具体的な種目単位での規制に踏み切った形である。

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