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The Kevin O'Connor Show(2026年10月22日配信)でアミン・エルハッサンが語った

NBA開幕戦の明暗――エドワーズ45点、ウォリアーズの苦境、アキレス腱からの復活

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ポッドキャストスタジオで語る人物の後ろ姿
イメージ画像(AI で生成)

The Kevin O'Connor Show(2026年10月22日配信)でケビン・オコナーがNBAシーズン開幕戦を振り返った。

ゲストのアミン・エルハッサンとともに、ウルブズの大勝からウォリアーズの構造的問題、アキレス腱断裂からの復帰組の好調、そしてオーナーのフロントオフィスへの介入まで、水曜夜の全試合を横断的に語った。

ラメロ・ボールの加入でエドワーズの「得点マシン」としての負担が消えた

ウルブズはヒートに131-106で大勝し、アンソニー・エドワーズが3ポイント9/17を含む45得点10リバウンドを記録した。オコナーはエドワーズとラメロ・ボールの間に初戦から即座に通じ合うものがあったと指摘し、エドワーズ本人も「親友みたいになれる」と語ったことを紹介した。

フィンチHCはプレシーズンで「不機嫌さを喜びと交換した」と発言しており、オコナーとエルハッサンはこの言葉が暗にジュリアス・ランドルの気難しさを指していると分析した。エルハッサンはランドルの性格について「世界の終わりではない」としつつも、毎日続くと消耗するものだと説明した。

「他の人のためにショットを作り出す重荷を背負わなくていい、ただのアンソニー・エドワーズ、得点マシンでいられる」

— アミン・エルハッサン [06:45]

エルハッサンはラメロの最大の効果を「エドワーズからプレーメイクの負担を取り除くこと」だと整理した。ロブパスやコーナーへのキックアウトをラメロが担うことで、エドワーズは毎回ドライブして攻める積極性を発揮できるようになったと述べた。オコナーもここ2年で3ポイント成功率40%・高ボリュームを維持しているエドワーズが、今季はラメロのスペース創出によって「紛れもないエリートシューター」として認められるようになると予想した。

「今年はラメロがショットを作り出してスペースを広げてくれることで、アンソニー・エドワーズはもう紛れもなく、誰もが語るバスケ界のトップクラスのシューターの一人として名前が挙がるようになると思う」

— ケビン・オコナー [06:31]

タイ・ジェロームの45点はジャズのセンター不足が生んだ「酸素ボンベ」

メンフィス・グリズリーズのタイ・ジェロームが開幕戦で45得点を叩き出し、ユタ・ジャズに大勝した。エルハッサンはウルブズ対ヒートを観ながらマルチビューで数字を追っていたところ、ウィルト・チェンバレン、マイケル・ジョーダン、エドワーズと並ぶ歴代開幕戦スコアリングのリストにジェロームが割り込んできたことに驚いたと語った。

オコナーはジャズの問題を2つ挙げた。ウォーカー・ケスラーをレイカーズにトレードした後のインテリアのプレゼンスの欠如と、ポイント・オブ・アタック・ディフェンスの脆さだ。キアンテ・ジョージは体が軽くフィジカルが弱い、ドラフト1巡目のダリン・ピーターソンも初戦でディフェンス面は良く見えなかったと指摘した。

「このレベルの選手はスターターのセンターじゃないよ。ベンチから15分くらい出てきてエナジー出して、ロブ受けてたまにブロックかゴールテンドでも決めてくれればまあいいけど、スターターの出場時間まで伸ばすとなると話が変わる」

— アミン・エルハッサン [10:42]

エルハッサンはジャクソン・ヘイズがもう5〜6年目であることを理由にスターターのセンターの器ではないと断じた。ジャレン・ジャクソンJr.をセンターに置く案についても「一時しのぎで、1試合12分・多くても14分が限界」とし、4番ポジションでの時間を最大限使いたいと主張した。オコナーはヌルキッチの復帰も解決策にはならないと明言し、ジャズが本気で勝ちに行くならセンターの補強が不可欠だと結論づけた。

ヒートの射撃陣が3ポイント8/33に沈み、ストレートドライブも止められなかった

ヤニスは35得点を挙げて自分の仕事を果たしたが、ヒートの残りのメンバーは3ポイントが33本中8本と低迷した。エルハッサンはキャッチ&シュートのために獲得したはずの選手たちの名前を具体的に挙げた。ティム・ハーダウェイJr.が7本中1本、ニコ・ヨビッチが3本中0本、アンドリュー・ウィギンスが4本中1本、バム・アデバヨが5本中0本。

「ヤニスは自分の仕事をした。出てきて35点取って、ディフェンスを引き付けてファウルトラブルに追い込み、フリースロー台に立って、彼の基準で言えばまあまあの確率で決めた——14本中9本。彼の仕事は完璧。あとは全員がシュートを決めるだけ」

— アミン・エルハッサン [17:51]

エルハッサンはさらにディフェンス面の問題を強調した。エドワーズは超一流だから仕方ないとしても、アーヨ・デュスモやジョナサン・クミンガがストレートドライブでそのままペイントに切り込んでフィニッシュするのを止められなかったことの方が心配だと述べた。エリック・スポールストラがフィルムセッションで大忙しになるはずだと付け加え、「マイアミは堅固なディフェンスのチームでないといけない」と訴えた。オコナーも、ラメロやエドワーズだけでなくテレンス・シャノンやデュスモのような選手にまでドライブを許したことに驚きを示した。

ウォリアーズにはトレード以外の出口戦略が見えない

ウォリアーズは開幕戦でレイカーズに敗れ、オコナーはヤクセル・レンデボーグが一番の明るい話題だったと指摘した。レンデボーグは試合後に「ルカ・ドンチッチへの尊敬を全部失った」と発言し、試合中もルカとやり合っていた。ドレイモンド・グリーンは「次も同じようにやれ」とルーキーを激励した。

しかしオコナーの論点はウォリアーズの構造的問題にあった。ポイント・オブ・アタック・ディフェンスがロスターからいなくなった以上、ドレイモンドをアンカーにするのは無理だと断じた。マーカス・トンプソンが1か月前のポッドキャストで「このまま続けばドレイモンドがトレードされる可能性がある」と示唆したことにも触れた。

「トレード以外に出口戦略が見えない。レイカーズの話はまだしなきゃいけないんだけど、ポルジンギスのニュースはどこから手をつければいいか分からないよ」

— アミン・エルハッサン [31:34]

エルハッサンはブランディン・ポジェムスキーの欠場、モーゼス・ムーディー、ジミー・バトラー、クリスタプス・ポルジンギスの長期離脱を列挙した上で、「2年後、3年後に期待できる若手は誰か」と問いかけた。レンデボーグについてオコナーは「良い選手にはなるが、チャンピオンシップを争うチームのベストプレーヤーにはなれない」と評し、エルハッサンもレンデボーグが24歳であることを踏まえ「この年齢からさらに大きく飛躍するのはかなり難しい」と同調した。ボブ・マイヤーズもジェリー・ウェストもいなくなったウォリアーズは、かつてのダイナスティを作った人材が去り、「勝利のレシピは失われた」とオコナーは結論づけた。

ポルジンギスへの全額保証契約はフロントの失策

ポルジンギスがPOTS(体位性頻脈症候群)の改善が見られず引退も検討中と報じられる中、ウォリアーズが今年2000万ドル+来年300万ドル保証の契約を与えた判断が議論になった。エルハッサンは「100%保証にする必要がどこにあったのか」と疑問を呈した。

「どう見ても回復していない症状を抱えている選手に対して、契約を全額保証するのはどうなのって話。それはちょっとミスじゃないかな」

— アミン・エルハッサン [32:02]

オコナーはさらに踏み込み、「ただの愚策だ」と断じた。シーズン序盤にスティーブ・カーがベイエリアのラジオで「POTSかどうかも分かってない」と発言してすぐ撤回した件を挙げ、チーム内でポルジンギスの状態について明らかにコミュニケーション不足があったと指摘した。シャムズ・チャラニアが引退の可能性を報じていたにもかかわらず契約を結んだことに「チームは何か治る見込みの情報を持っているのかと思ったが、そんな情報は持っていなかったと思う」と述べた。エルハッサンは50%保証や25%保証でもトレードの駒としてはむしろ使いやすくなると論じ、マイク・ダンリービーJr.らフロントの判断を批判した。

ケスラーのパーフェクトゲームが示すレイカーズの新しい形

レイカーズはウォリアーズに勝利し、ウォーカー・ケスラーがフィールドゴール12本中12本のパーフェクトを記録した。オコナーはルカ・ドンチッチのキャリアでこれほどのセンターはいなかったとし、オースティン・リーブスにとっても同様だと評価した。

エルハッサンはルカがダラスでライブリーやギャフォードと組んでいた頃からセンターを求め続けていたことを振り返り、ケスラーとの相性を「紙の上では完璧」と表現した。ケスラーにとっても「今まで一番バスケが楽な状況」であり、ハードにスクリーン&ロールに行けば相手は必死にケアするしかなく、パスは完璧に来る、とその構図を説明した。

「本格的なロブ脅威になれる選手、キャッチしてフィニッシュして、リバウンドを取って、ハードにスクリーンをかけてくれる、「俺に変なプレーをさせるな、自分の仕事をするだけだ」って感じの選手」

— アミン・エルハッサン [38:20]

オコナーはケスラーがシーズンを通してNBAのフィールドゴール成功率トップになる可能性にも触れ、ゴール下のシュートだけなら70%台後半から80%台前半もあり得ると語った。エルハッサンもルーキーイヤーの74試合で72%という数字を挙げて「荒唐無稽な話じゃない」と同意した。ただし、サイズのあるチームやディフェンスローテーションが鋭いチームとの対戦では難しくなるとも付け加えた。

ハリバートンとリラードはアキレス腱からの長期回復が好調の鍵

ペイサーズがペリカンズに123-120で勝利し、タイリース・ハリバートンがアキレス腱断裂から復帰して23得点12アシストを記録した。オコナーは「アキレス腱断裂から復帰してきた選手には見えなかった」と語り、切れのある動き、独特のプルアップショット、フロア全体へのパス捌きのどれも衰えた感じがしなかったと評価した。

エルハッサンはポッドキャスト「バスケットボール・イルミナティ」に出演したケガの専門家ジェフ・ストッツの分析を紹介した。ケビン・デュラントがアキレス腱からの回復に最も成功した例とされるのは、2019年の負傷後にコロナ中断の恩恵で500日以上の回復期間を確保できたためだという。

「リラードも500日以上、ハリバートンも500日には届かなくても近いはずで、それが元の自分に戻ったように見える大きな要因だと思います」

— アミン・エルハッサン [43:05]

デイミアン・リラードはアキレス腱断裂から542日ぶりに復帰し、ブレイザーズの124-83の大勝で25得点(3ポイント6/10)を記録した。ジャ・モラントも14得点8アシスト5リバウンド3スティールで躍動した。エルハッサンはジャが「アーロン・ベインズにダンクを決めていた頃のように嬉しそうにプレーしていた」と振り返り、リラードの復帰がチームとファンに感情的な後押しをもたらしていると述べた。春に早期復帰して明らかに100%ではなかったテイタムとは対照的だと指摘し、十分な回復期間の重要性を強調した。

2ウェイ契約にまで口を出すオーナーは「即レッドフラッグ」

クリッパーズが開幕戦の勝利をスティーブ・バルマーに捧げた話題から、オーナーのフロントオフィスへの関与についての議論に発展した。エルハッサンはバルマーを「29チームの少なくとも25チームのファンがうちのオーナーになってほしいと思う人物」と評価した上で、サンズのマット・イシュビアがブライアン・ウィンドホーストとの対談で2ウェイ契約の人選に自分が関与していると自慢した件を取り上げた。

「2ウェイ選手の話まで入り込んでくるのはね、言った本人は『俺がどれだけ気にかけてるか伝わるだろ』と思ってるんだろうけど、俺にはもう即レッドフラッグだよ」

— アミン・エルハッサン [54:28]

オコナーはボストン・セルティクスのファンとして育った経験を引き合いに出した。ダニー・エインジがアントワン・ウォーカーをトレードしたとき、当時11〜12歳だったオコナーの周りのファンは泣いていたが、結果的にGMが本気だと示すことになり、ピアースとガーネットを大量のピックと交換する決断にまでつながったと語った。「フロントオフィスに権限を与えることが勝利につながる」と強調し、2ウェイ契約への介入はその真逆だと結論づけた。

エルハッサンはさらに、イシュビアのGMであるブライアン・グレゴリーがイシュビアのミシガン州立大時代のスタッフだったという関係にも触れた。30年来の付き合いがある人物にすら2ウェイ契約の判断を委ねられないのであれば、フロントオフィスへの信任投票としてどういう意味があるのかと疑問を投げかけた。オーナーの仕事は予算の上限を伝え、ビジョンを示し、あとはフロントオフィスに任せることだと二人は一致した。

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