プレシーズン最終日に見えたイースト激戦区と各チームの課題
NBA Today(2026年10月16日配信)でマリカ・アンドリュースがプレシーズン最終戦の見どころと開幕の展望を語った。
NBA Today(2026年10月21日配信)でケンドリック・パーキンスが語った
チームセルティックスニックスピストンズヒートティンバーウルブズサンダーウォリアーズレイカーズスパーズ
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NBA Today(2026年10月21日配信)でマリカ・アンドリュースが開幕戦の結果と今季の注目点を語った。
ブライアン・ウィンドホースト、ケンドリック・パーキンス、マイケル・ウィルボンらが出演し、76ersのバナーナイト勝利、サンダー対スパーズの激闘、ポルジンギスの健康問題、ルカ・ドンチッチの全面広告宣言、ピストンズの大逆転、バム・アデバヨの成長など開幕日の話題を幅広く掘り下げた。
ニューヨーク・ニックスが53年ぶりの優勝を祝うリングセレモニーとバナー掲揚を行った開幕戦で、フィラデルフィア76ersが勝利を収めた。76ersに移籍したレブロン・ジェームズのキャリア24年目のデビュー戦となったこの試合で、タイリース・マクシーがゲームハイの28得点を記録した。番組ではジョエル・エンビードをスペーサー兼パサーとして起用するオフェンスが機能しており、レーンが大きく空いた場面が繰り返し映された。出演者はマクシーがこの体制で「最も恩恵を受ける選手」だと指摘した。
試合後のレブロンはシュートの不調を認めつつも、チームのシューティング力への信頼を口にした。
「シュートはあまり決まりませんでしたが、うちには能力のあるシューターがいます、それはわかっています。だからシーズン序盤は待ちの姿勢でいます」
— レブロン・ジェームズ [02:32]
パーキンスは76ersがフィールドゴール成功率42%、3ポイント成功率28%という低調なオフェンスでもディフェンスの強度だけで白星をつかんだ点を強調した。
「昨夜の76ersはまさにそれをやった。フィールドゴール成功率42%、スリーポイント成功率28%。それでどうやって勝ったか?ディフェンス側のフィジカリティと粘り強さと情熱で始まったんです」
— ケンドリック・パーキンス [06:06]
一方でウィルボンはエンビードのディフェンスへの積極性を評価しつつも、「2月になっても、ジョエル・エンビードがあの膝でああいう努力をしているのを見ることになるのか」と持続性に疑問を投げかけた。レブロンがセンターとしてディフェンスしていた時間帯にも注目が集まり、パーキンスはポストアップできるビッグマンがリーグにほぼいない現状を理由に「ヨキッチと、強いて言えばシャングーンくらい」と述べ、レブロンのセンター起用は理にかなっていると主張した。ただし42歳のレブロンが毎晩30分この役割をこなすのは無理だという点では出演者全員が一致した。
サンダーがスパーズを圧倒した試合は「第8戦」と呼ばれるほどの激しさだった。シェイ・ギルジアス=アレクサンダー(SGA)が32得点を挙げ、3人のウィリアムズ姓の選手がテクニカルファウルを受けるという珍事も起きた。パーキンスは「これがNBAで一番のライバル関係だ」と断言した。
番組がとくに注目したのは、第3クォーターにマーク・ダグノーHCがSGAをベンチに下げた場面だった。ウィンドホーストによると、サンダーのリードが縮まる中でSGAはコートから下がりながら抗議し、わずか30秒後にコートへ戻された。
「シェイは『何してるんだ?』って感じでさ。ベンチに下がりながら、見てよ、オーチス、『なんで俺を下げるんだ?』って言ってる。シェイがこんなことするの見たことある?」
— ブライアン・ウィンドホースト [11:32]
ウィンドホーストはこの行動の背景として、サンダーが昨季レギュラーシーズン22敗のうち8敗がスパーズ戦だったことを挙げた。パーキンスはさらに、SGAが昨季プレーオフでフロッピングを批判され、アダム・シルバーとNBAがプッシュオフのルールを追加したことも感情の要因だったと指摘した。
「あれがSGAへの当てつけだったのはみんなわかってる。彼もそれを頭に入れてた。そしてコートに出て行って、サンアントニオ・スパーズに対してそれをぶつけた、見事な形でね」
— ケンドリック・パーキンス [14:18]
ビクター・ウェンバンヤマはフィールドゴール13本中1本しか決められず苦しんだ。対照的にサンダーのルーキー、アダイ・マラが第1クォーターからコートに出てウェンバンヤマのシュートをブロックし、「ウェンビーストッパー」と呼ばれ始めた。ウィルボンはサム・プレスティGMがドラフトでアレックス・サール対策としてマラを指名した意図が早くも見えたと評価した。パーキンスもアイザイア・ジョー、アーロン・ウィギンズ、ルーク・ドートという3人の主力を失いながらリーグ最高の層の厚さを維持しているロスター構築力を絶賛した。
ティンバーウルブズ対ヒートの試合を前に、番組の「コーチズ・コーナー」でエリック・スポールストラHCがバム・アデバヨの成長について詳しく語った。スポールストラは昨季のトレーニングキャンプからドライブの機会を活かしてスペーシングを高める取り組みを進めてきたと振り返り、15フィート、16フィート、18フィートとジャンプショットの射程を段階的に伸ばしてきたプロセスを説明した。
「3ポイントシュートの射程を伸ばすのは2〜3年かけてのプロセスでした。15フィート、16フィート、18フィートのジャンプショットをかなり高い確率で決められるようになってきた」
— エリック・スポールストラ [17:04]
アデバヨの外角シュートが定着したことで、スカウティングレポートにも載るようになったとスポールストラは続けた。クレイ・トンプソンのように3ポイントラインを走り回るタイプではないものの、試合の中で一気に波に乗る場面が出てきたと説明した。
「クレイ・トンプソンみたいに3ポイントラインから走り回らされるタイプじゃないかもしれないけど、1試合6本近く打っていて、一気に熱くなる試合もあって、そうなるとクォーターの流れが一気に変わります」
— エリック・スポールストラ [18:34]
ディフェンスが詰めてくるようになったことで22〜23フィートの位置からドライブのスペースも広がっていると述べた。ウィンドホーストもスポールストラがヤニス・アデトクンボを加えた新システムについて触れ、従来のピック&ロールを使わずフロアを広げる構想を紹介した。
「ピック&ロールはやらない。フロアを広げて、3ポイントをたくさん打って、ヤニスには全力で前に出てドライブして、混乱を生み出してもらう、そういうスタイルだ」
— ブライアン・ウィンドホースト [40:57]
パーキンスは番組終盤でアデバヨがキャリアを通じて1試合平均20得点を超えたことがない点を指摘し、ヒートがすべてを整えた今こそオールNBA級の活躍を見せるべきだと主張した。
ルカ・ドンチッチがロサンゼルス・タイムズに全面広告を出し、「今夜から優勝へ向けて走り出す。毎晩、持てるすべてを出し切る。言い訳なし、手を抜く夜なし」と宣言した。アイマン・シャンパートはこの広告について「リーダーになるなら、特に去年みたいなシーズンの後はこういうことをする必要がある」と支持した。
しかしウィルボンは真っ向から疑問を投げかけた。ルカのオフェンスの才能は認めつつも、試合の中で集中が途切れる時間帯があると指摘した。
「彼は試合の半分は素晴らしいプレーヤーですよ。でも残りの半分は、本当に気にかけているのかどうか見えてこない。試合の半分しか本気を出さない選手が、チームを優勝に導いたことなんてありますか?」
— マイケル・ウィルボン [22:36]
シャンパートも「ディフェンスの職人になれと言っているわけじゃない」としつつ、リップスルーでそのまま抜かれたり、チェンジオブペースで置いていかれるのは許容できないと具体的なプレーを挙げて指摘した。パーキンスはさらにレイカーズ全体のディフェンスに懸念を示し、ウォーカー・ケスラーのプレシーズンでのパフォーマンスに不満を述べた。
「オフェンスの戦力は豊富だし、リーグ屈指のオフェンスチームになると思います。でもプレーインチームになるとも思っています。なぜならバスケットボールにはもう一つの側面があるから」
— ケンドリック・パーキンス [25:39]
ルカ・ドンチッチとオースティン・リーブスのどちらもディフェンスが高いレベルでできないため、ケスラーがディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤー級の活躍を求められる状況だとパーキンスは結論づけた。
番組にはアンソニー・スレイターも加わり、ウォリアーズの現状を伝えた。ステフ・カリーとの1億1600万ドルのエクステンション(2028-29シーズンまで)が成立した一方で、クリスタプス・ポルジンギスの深刻な健康問題が浮上した。
カリー自身はマーク・スピアーズのインタビューでコービーやダーク・ノビツキーと語った「一つのチームでキャリアを全うするレガシー」に触れ、現役を続ける原動力を語った。
「毎日毎日。だからこそ努力し続けられる。キャリアが深まるにつれて確かに難しくなっていく。でもだからこそ続けるんです。どこかのタイミングで終わりが来て、きっとたまらなく恋しくなるってわかっているから」
— ステフ・カリー [29:05]
カリーは今季のチームについて「プレーオフチームだと思っている。一番大事なのは健康だ」と述べ、それ以上の期待には踏み込まなかった。
一方、情報筋の報告によると、ウォリアーズはポルジンギスのトレードの可能性を積極的に協議している。ポルジンギスは「POTS」と呼ばれる自己免疫疾患の症状が悪化しており、バスケットボールからの完全な引退を真剣に考えているという。
「ポルジンギス本人がバスケットボールから完全に引退することを真剣に考えているようです。彼の健康状態は依然として話題になっており、『POTS』と呼ばれる自己免疫疾患の症状が繰り返し出ている状況です」
— ブライアン・ウィンドホースト [31:38]
契約面では約2,000万ドルの実質エクスパイアリング契約で、来季には300万ドルのパーシャル・オプションもあるため、トレード材料としては使いやすいと説明された。ドラフトピックでチームへのインセンティブを付けることもでき、大物選手を狙う場合はサラリーを引き取る形もあり得るという。さらにジミー・バトラーとモーゼス・ムーディーも離脱中で、ウォリアーズは合計9,000万ドル分の戦力がサイドラインにいる状況だった。スレイターはバトラーとムーディーについて、1月か2月には先発のウイング陣が戻ってくると本人たちが話していたと伝えた。
セルティックス対ピストンズでは、ポール・ジョージがボストンでのデビュー戦で38得点(3ポイント12本中7本成功)を記録し、セルティックス史上デビュー戦最多得点を更新した。しかし試合はピストンズが22点差を逆転して勝利した。第4クォーターにデトロイトが23連続得点を記録する中、ジェイソン・テイタムは試合全体でフリースロー1本のみと低調だった。パーキンスはテイタムの消極的な姿勢を厳しく批判した。
「偉大な選手っていうのは、ディフェンスにプレッシャーをかけてフリースローラインに行く方法を見つけるものだろ。テイタムがずっとジャンプショットで終わらせて、バスケットへアタックしようとしないシーンが何度もあって」
— ケンドリック・パーキンス [34:33]
シャンパートはピストンズ側の進歩に注目した。昨季はケイド・カニンガムがボールを渡す先がなく、9割方自分でフィニッシュしなければならなかったが、今季は周囲にシューターとプレーメーカーが揃ったことでオフェンスの選択肢が大きく広がったと指摘した。
「去年ずっと言ってたじゃないですか、ケイドに並ぶプレーメーカーが必要だって、あるいは外のシュートが決まらないといけないって。それが今や見渡せばみんな3ポイントを打ってる」
— アイマン・シャンパート [35:03]
アシュラ・トンプソンのドリブルの成長にも触れ、モーションオフェンスの中でスクリーンをかけながらボールを求める動きやコーナーへの追加パスなど、チーム全体のスペーシングが改善された点を具体的に挙げた。ウィルボンはピストンズをイースタン・カンファレンスの第2シードに予想していると明かし、今季のデトロイトへの高い期待を示した。
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