パトリック・ベバリーが語った76ers、レイカーズ、そしてプッシュオフ新規制の衝撃
The Pat Bev Pod(2026年10月1日配信)でパトリック・ベバリーがNBAメディアデーの話題を語った。
Out The Mud Podcast(2026年9月11日配信)でパトリック・ベバリーが語った
パトリック・ベバリーが Out The Mud Podcast(2026年9月11日配信)に出演し、シカゴでの少年時代からNBA入りまでの軌跡を語った。
ザック・ランドルフとトニー・アレンがホストを務めるこの番組で、ベバリーは高校時代の得点力、ドラフトを逃した経緯、ウクライナ2部リーグでの生活、レブロン・ジェームズとの関係、そしてバースツールとの決別まで幅広く明かした。本記事はシリーズ Part 1 にあたる。
ベバリーは高校時代、シカゴで平均30〜40点を記録する得点マシンだった。デリック・ローズやドレイモンド・グリーンとも対戦し、その年のシカゴで最高の高校生だったと振り返る。転機はティム・グローバーのジムで、シカゴ出身の元NBA選手ウィル・バイナムにかけられた言葉だった。
「NBAに行きたいなら守備をやれ。ギリシャにいる間、守備だけに集中しろ。オフェンスで自分がやられて嫌なことを全部相手にやれ」
— パトリック・ベバリー [03:18]
ベバリーはこの助言を受け、ギリシャでの2年間をディフェンスの習得に費やして帰国した。アーカンソー大では開幕戦で29得点を記録し、SEC新人賞と最優秀新人賞を同時受賞。1年生の記録をすべて塗り替えた。しかし2年目の終わりにチューターの代筆問題が発覚し、ドラフトへの道が断たれた。
「家庭教師が自分の論文を提出して、名前だけ俺に変えたんだ。1年間の活動停止か退学かを迫られて、出ていくことを選んだ」
— パトリック・ベバリー [07:40]
ドラフトを逃したベバリーはシカゴに戻り、仕事のない日々を過ごした。ストリートで生計を立てる状況に追い込まれたが、従兄弟が射殺されたことが決定的な転機になった。
「従兄弟が亡くなったとき、バスケットボールを選ぶと決意した。そしたら2日後に電話が来て、ウクライナでプレーしてくれって」
— パトリック・ベバリー [26:35]
ウクライナ2部リーグの月給は約6,000ドル。試合会場への移動は21時間の列車だった。それでもベバリーは「年80,000ドルを10年続ければ80万ドル、13年でミリオネアになれる」と計算し、帰国の誘惑を断ち切った。
「仲間に裏切られてきたし、ストリートにも裏切られた。でもバスケットボールは一度も俺を裏切らなかった。このボールさえあれば安心できた」
— パトリック・ベバリー [31:24]
半シーズンの活躍でNBAスカウトの目に留まり、アディダス主催のトレヴィーゾ・ユーロキャンプでMVPを獲得。レイカーズに41位で指名された直後にヒートへトレードされた。
ヒートでの日々はベバリーのプロとしての土台を築いた。練習施設のドアを開ける前にニーパッドを着け、ジャージをタックインする規律。壁から壁までのスプリント。レブロン加入前はヘッドバンドすら禁止だった。
「ヒートのカルチャーは絶対に本物だ。最初から最後まで規律が徹底されていた。俺に必要だった構造を全部与えてくれた」
— パトリック・ベバリー [45:31]
ベバリーはレブロンの側近ラモスを通じて番号を入手し、自ら電話をかけた。「バスケも父親としてのあり方も教えてほしい」と頼み込み、翌朝6時からのトレーニングが始まった。
「お前が教えてくれることは何でも吸収する。甘くしないでくれ、厳しくしてくれ。NBAで成功するための設計図を見せてくれ」
— パトリック・ベバリー [53:45]
コンディショニングテスト後、レブロンが自主的に追加のランを始めると、ベバリーが後に続き、Dウェイドもそれに続いた。最初のNike契約もレブロン経由で「チーム・レブロン」の一員として実現したという。
番組の後半では、バースツールとの関係について率直に語った。妹に関する報道が事実と異なる形で広まり、バースツールから報酬の凍結を受けた。最終的に嫌疑は晴れたものの、共同ホストや会社の対応に不信感が残ったと明かす。
「無実が証明されるまでは無罪扱いしてくれるもんだと思ってた。全部クリアになって俺が正直だったと分かったのにな」
— パトリック・ベバリー [69:05]
最も納得がいかなかったのは、自ら築き上げた27万3千人のYouTubeチャンネル登録者をそのまま引き継がれたことだった。
「名前を変えろって言ったから変えた。俺の許可が必要だったのに。それなのに俺がやってもいないことで登録者を持っていくのか」
— パトリック・ベバリー [82:02]
現在のバースツール契約は9月に満了を迎え、複数の企業からポッドキャスト買収のオファーが届いているという。ランドルフはその場で、アレンとベバリーによる新番組「ナイトキャップ」の構想を持ちかけ、番組は熱気を帯びたまま Part 2 へと続く。
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