男子日本代表がアジア大会準決勝で中国に97-77で快勝、64年ぶりの決勝進出
男子日本代表は18日、愛知・名古屋で開催中の第20回アジア競技大会準決勝で中国を97-77で破り、1962年以来64年ぶりとなる決勝進出を果たした。20日の決勝で韓国と対戦する。
アジア大会男子決勝、日本57-67韓国
アジア競技大会男子バスケットボール決勝で日本代表は韓国に57-67で敗れ準優勝。64年ぶりの決勝進出を果たした若手主体のチームは銀メダルを獲得した。
20日、愛知・名古屋で開催中の第20回アジア競技大会男子バスケットボール決勝が行われ、日本代表は韓国に57-67で敗れた。準決勝で中国を破って64年ぶりの決勝進出を果たした若手主体の日本だったが、頂点には届かず銀メダルとなった。日本バスケットボール協会が21日に大会レポートとして伝えた。
試合序盤、金近廉の3ポイントシュートやアレックス・カークのスクリーンを起点としたフローターで日本が先行した。黒川虎徹のピック・アンド・ロールも機能し、第2クォーターには津屋一球のキャッチ・アンド・シュートで19-12と最大7点のリードを奪う場面もあった。
しかし後半に入ると流れは一変した。韓国はエースのイ・ヒョンジュンを軸に3ポイントシュートを量産。第3クォーターだけで8本中6本を成功させ、27得点を挙げて試合の主導権を完全に握った。吉本泰輔ヘッドコーチは「相手のキープレイヤーに対してオープンな状況を作ってしまった場面があった」と振り返っている。
韓国は黒川に対してブリッツ(複数人で囲む守備)を仕掛け、序盤に機能した日本の攻撃の起点を封じた。日本は小川敦也、黒川、ジャン・ローレンス・ハーパーJr.の3ガード起用で打開を図ったが、ディフェンスを崩しきれないままの3ポイントが決まらず、10点差で試合終了を迎えた。
アジア競技大会での男子日本代表のメダル獲得は2014年大会以来となる。決勝進出は1962年大会以来、実に64年ぶりの快挙であった。グループリーグでは韓国に敗れており、決勝でのリベンジはならなかったが、大会を通じて若手中心のチームが急成長を見せた結果といえる。
吉本ヘッドコーチは「コーチ陣と選手の間に強い信頼関係があった」とチームの一体感を収穫に挙げた。キャプテンの小川は「ミスを恐れずに挑戦させてくれる環境があり、準備してきたものを発揮できた。この2カ月間で自分自身も大きく成長できた」と語った。
金近は「僕のところでたくさんプレーを用意してくれたことがすごく自信になった」と攻撃の中心を担った手応えを口にした。シェーファーアヴィ幸樹は「若いメンバーでこのような戦いができたことを誇らしく思っている。下を向く必要はない」と前を向いた。既報の準決勝・中国戦での快勝に続き、日本の若手世代がアジアの舞台で確かな存在感を示した大会となった。
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