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ビンセント、王者ニックスの誘いを断る

ゲイブ・ビンセントがニックスのキャンプ契約を辞退、確実な出場機会を求めFAで待機と報道

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/ 25日前

チームニックス

元レイカーズのゲイブ・ビンセントがニックスからのキャンプ契約の機会を辞退したとマーク・スタインが報じた。ニックスはロスター枠とセカンドエプロンの制約を抱えており、確実な出場機会を求めるビンセントはFA市場で待機を選んだ。

記者マーク・スタインによると、FA中のガード、ゲイブ・ビンセントはニューヨーク・ニックスのキャンプに加わる機会があったものの、これを辞退した。より確実な出場機会を得られるチームを待っているためだと報じられている。

ニックスは昨季NBA王者であり、キャンプ前にビンセントのワークアウトを実施していた。しかしビンセントは競争の激しい環境に飛び込むのではなく、ロスター枠が保証される状況を求める判断をしたとみられる。

ニックスのロスター事情と財務的制約

ニックスはすでにブルース・ブラウン、オチャイ・アグバジ、ジョン・コンチャー、ジェームズ・ワイズマン、ドリュー・ユーバンクスとキャンプ契約を結んでいる。ブラウン、アグバジ、コンチャーがウイングの枠を争い、ワイズマンとユーバンクスがフロントコートの枠を争う構図である。

技術的にはロスター枠が2つ空いているが、ニックスの総年俸はセカンドエプロンを約320万ドル下回る水準にある。サラリーキャップの専門家ボビー・マークスは、現状のままではキャンプ契約から本契約に切り替えられるのは1人程度にとどまるとの見解を示している。14番目と15番目のロスター枠を埋めるにはトレードで年俸を削減する必要があるとみられる。仮にビンセントがキャンプに参加して開幕ロスターに残ったとしても、本契約への切り替えが保証されない状況だった。

ビンセントのここ数年のキャリア

ビンセントは2023年にマイアミ・ヒートでNBAファイナルに進出した実績を持つ。その活躍を受け、レイカーズと3年3300万ドルの契約を結んだ。しかしレイカーズでの1年目は膝の故障でレギュラーシーズン11試合の出場にとどまり、ヒート時代のようなインパクトを取り戻すことはできなかった。

レイカーズは今年2月、ビンセントと将来の2巡目指名権をアトランタ・ホークスに放出し、ルーク・ケナードを獲得するトレードを成立させた。昨季はレイカーズとホークスの合計53試合に出場し、平均4.4得点、1.4アシスト、1.0リバウンド、3ポイント成功率34.1%という数字を残している。通算331試合の平均は6.7得点、1.9リバウンド、1.5アシストである。

30歳のベテランが選んだ「待つ」という判断

ビンセントは現在30歳。トレーニングキャンプの開幕が迫る中でなお未契約の状態にある。大型契約を要求できる立場にはないが、怪我と不安定な役割に苦しんだ直近の数シーズンを経て、ローテーションでの出場機会が見込めるチームを辛抱強く待つ姿勢を見せている。王者のキャンプであっても枠の保証がなければ断るという判断は、出場機会の確保を最優先に置いていることを示している。

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