マズーラHCが全82試合出場を求めない方針を表明、選手の競争意欲を重視
セルティックスのジョー・マズーラHCがボストン・グローブの取材に対し、選手に82試合すべての出場を義務づけない方針を明らかにした。故障歴のあるベテラン加入を踏まえた柔軟な運用を志向する。
セルティックス指揮官が夏にレジェンドと交流
チームセルティックス
セルティックスのジョー・マズーラHCがこの夏マイケル・ジョーダン、フィル・ジャクソンと交流していたことが判明。ジョーダンは「勝っていないつもりで戦い続けた」と自身の哲学を伝えたという。
セルティックスのジョー・マズーラHCが、この夏にマイケル・ジョーダンおよびフィル・ジャクソンと直接会い、勝ち続けるための哲学について話を聞いていたことが明らかになった。元NBA選手のブライアン・スカラブリニがSiriusXM NBA Radioの番組「The Starting Lineup」で語った。
スカラブリニによると、マズーラはセルティックスのパートナーズ・サミットでこの夏の交流について自ら明かしたという。ジョーダンがマズーラに伝えた言葉は「自分が勝ち続けられた理由は、勝っていないかのように振る舞ったからだ」というものだった。
スカラブリニは番組内でジョーダンの助言を次のように紹介した。「何も成し遂げていないかのように振る舞えば、それを手にしようとする飢えが生まれる。ジョーダンはそういう人間だった。それが彼のメッセージだった」。ジョーダンは1993年に最初の3連覇を達成した後、約2年間バスケットボールから離れたが、1996年に復帰すると再び3連覇を成し遂げた。長期離脱を経てもなお頂点に返り咲いた経験に裏打ちされた言葉である。
フィル・ジャクソンとの会話の詳細は明かされていないが、スカラブリニはジャクソンとの交流もあったことを確認している。ジャクソンはジョーダン時代のブルズ、その後のレイカーズで合計11度の優勝を導いた名将であり、長期的な成功の知見を持つ指導者である。
マズーラがレジェンドたちに教えを請うた背景には、セルティックスが直面する大きな変化がある。チームはこの夏、ジェイレン・ブラウンを76ersへトレードで放出した。2025-26シーズンを56勝26敗のイースタン・カンファレンス2位で終えたセルティックスにとって、主力の流出は痛手である。
さらにジェイソン・テイタムはアキレス腱の負傷で昨季の大半を欠場しており、復帰後のパフォーマンスが未知数という事情もある。ジョーダンが1995年の復帰後に再び頂点を極めた経験は、テイタムの復帰を支える指針としてマズーラが意識している可能性がある。
ブラウン放出後の戦力再編と、テイタムの復調という二重の課題を抱えるマズーラにとって、ジョーダンの「勝っていないつもりで戦え」という哲学がどのようにチームに浸透するかが、2026-27シーズンの鍵を握る。
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