マズーラHCが全82試合出場を求めない方針を表明、選手の競争意欲を重視
セルティックスのジョー・マズーラHCがボストン・グローブの取材に対し、選手に82試合すべての出場を義務づけない方針を明らかにした。故障歴のあるベテラン加入を踏まえた柔軟な運用を志向する。
マズーラHC、アシスタントに実戦経験の場を提供
チームセルティックス

セルティックスのジョー・マズーラHCが9日のキャバリアーズとのプレシーズン初戦でベンチに立たず、アシスタントのトニー・ドビンズとDJ・マクレイに采配を任せると明かした。
セルティックスのジョー・マズーラHCは9日(現地8日)、キャバリアーズとのプレシーズン初戦(ロケット・アリーナ)で自らサイドラインに立たず、アシスタントコーチのトニー・ドビンズとDJ・マクレイに指揮を委ねると明らかにした。Hoops Wireが報じた。
ドビンズが前半、マクレイが後半をそれぞれ担当する。マズーラ自身はクリーブランドに帯同するものの、試合には出場しない選手やビデオスタッフとともに後方から観戦する予定だという。
マズーラはクリーブランドで報道陣に対し「2人にコーチとして成長する機会を与えたい」と説明した。ドビンズとマクレイはいずれもこの夏にヘッドコーチ職の面接を受けた経歴があり、マズーラは「その経験の上に積み重ねてほしい」と述べている。
実戦でのサイドライン指揮は練習では再現できないとマズーラは強調し、「実際にそこに立つことでしか得られない経験がある。2人はそれに値する」と語った。
後方から試合を見ることについて、マズーラは「ベンチからでは気づけないことに目を向けられる」と、自身にとっても異なる視点を得る機会になるとの考えを示した。
今後のプレシーズン日程については、続く2試合はマズーラ自身が指揮を執り、プレシーズン最終戦はリードアシスタントのサム・キャセールに任せる方針だという。
セルティックスは2023-24シーズンに優勝を果たし、マズーラの下でコーチングスタッフの評価も高まっている。ドビンズとマクレイが他球団のHC候補として面接を受けたことはその証左といえる。NBAではプレシーズンを利用してアシスタントに采配経験を積ませるHCは珍しくないが、開幕戦から全面的に委任するのは異例の対応である。マズーラは若手指揮官ながら、スタッフ全体の底上げを意識した運用を進めている。
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