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ACL断裂・がん・腰の手術を乗り越えた21歳

サンダーのトピッチ、キャンプは制限付き参加とプレスティGMが表明

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/ 22日前

チームサンダー

サンダーのサム・プレスティGMがプレシーズン会見で、ニコラ・トピッチが制限付きでキャンプに参加すると明かした。ACL断裂、精巣がん、腰の手術と続いた困難を乗り越えた21歳の復帰は慎重に進められる。

オクラホマシティ・サンダーのサム・プレスティ副社長兼GMは25日のプレシーズン記者会見で、ニコラ・トピッチが制限付きでトレーニングキャンプに参加すると明らかにした。Eurohoopsが報じた。

21歳のセルビア人ポイントガードはACL断裂による1年間の離脱、精巣がんの診断、さらにオフシーズンの腰の手術と、立て続けに医療上の試練に見舞われた。プレスティGMは「彼は困難な道を歩んできた。あの年齢でこれらの問題に向き合ってきた姿は素晴らしい」と語り、復帰を急がない方針を示した。

昨季の出場と今後の見通し

トピッチは昨季、サンダーでNBAデビューを果たし19試合に出場した。しかし長期離脱からの復帰過程にあり、チームは極めて慎重な姿勢で臨む構えである。キャンプ序盤は活動を制限し、回復の経過を見ながら段階的に負荷を上げていく方針だ。

具体的な復帰時期について、プレスティGMは明言を避けた。サンダーは10月20日にサンアントニオ・スパーズとのレギュラーシーズン開幕戦を控えており、それまでに5試合のプレシーズンマッチが組まれている。

トピッチの経歴と背景

トピッチはセルビアのツルベナ・ズベズダのユース出身で、2023年のFIBA U18欧州選手権ではMVPに選ばれた実績を持つ。身長198cmの大型ポイントガードとして将来を嘱望され、NBAドラフトでサンダーに指名された。しかしACL断裂で丸1年を棒に振り、復帰後もがんの診断という想定外の事態に直面した。それでも昨季中にコートへ戻り、今オフは腰の手術を経てキャンプ入りにこぎつけた。

サンダーの欧州出身選手たち

プレスティGMは会見で、他の欧州出身選手についても言及した。ベルギー出身のガード、エイジェイ・ミッチェルについては、夏の間にフィジカル強化に取り組んだことを評価し、大きな飛躍を期待すると述べた。また、今年のドラフトで指名したスペイン出身のセンター、アダイ・マラがフロントコートに即戦力の柔軟性をもたらすとした。ドイツ出身のアイザイア・ハーテンシュタインとの併用により、マーク・ディグノートHCはチェット・ホルムグレンをパワーフォワードとセンターの間で起用する選択肢を得ることになる。

サンダーは昨季、リーグ屈指の戦力を誇りながら若い才能の育成も並行して進めてきた。トピッチの完全復帰が実現すれば、バックコートの層はさらに厚みを増す。まずは健康を最優先に、長いシーズンを見据えた起用が続くとみられる。