女子日本代表がタイに86-29で圧勝、アジア大会準決勝へ駒を進める
アジア競技大会の準々決勝で女子日本代表がタイを86-29で下し、準決勝に進出した。後半はディフェンスの強度を上げ、内容面でも手応えを得た。
女子日本代表、アジア大会決勝で韓国に5点差惜敗
アジア競技大会の女子バスケットボール決勝で日本代表は韓国に70-75で敗れ、準優勝に終わった。前半に最大19点差をつけられたが、後半の猛追で残り15秒に2点差まで詰め寄る接戦を演じた。
第20回アジア競技大会(愛知・名古屋)の女子バスケットボール決勝が26日に行われ、女子日本代表は韓国代表と対戦した。70-75で敗れ、金メダルには届かず準優勝となった。
日本は開始20秒で岡本美優が3ポイントシュートを沈めて先制したものの、直後から韓国の連動したオフェンスに後手を踏み、第1クォーターを15-27で終える苦しい立ち上がりとなった。
大神雄子ヘッドコーチは「前半はディフェンスが機能せず、相手の得意とするランダムにボールを回す展開に後手を踏んだ」と振り返った。特に韓国のイ・ヘランに前半だけで16得点を許し、日本のディフェンスは対応に苦慮した。大神HCは「ボールを上手くかき回され、誰がつくのか、誰で打開するのか、前半は苦しんだ」と語っている。
日本はシュート自体は放てていたものの精度を欠き、岡本の先制点から約4分間を無得点とする場面もあった。途中出場の大脇晴がリングへのアタックで流れを変えようとしたが、第2クォーターもフィジカルの強い韓国ディフェンスの前にフィニッシュで苦戦。前半を23-42と19点のビハインドで折り返した。
ハーフタイムで大神HCは「ディフェンスで仕掛けること、リバウンドでボールウォッチではなくヒットしていくこと」を確認。後半に入ると日本はリバウンドで改善を見せ、徐々に自分たちのペースを取り戻した。
第3クォーター終盤、赤木里帆のドライブをきっかけに追い上げが加速した。インサイドで体の強さを生かして得点を重ねた大脇と、3ポイントシュートを武器にした樋口鈴乃が攻撃の中心となり、第3クォーター終了時点で51-63まで点差を詰めた。第4クォーターではさらにギアを上げ、残り15秒には大脇のリバウンドシュートで68-70と2点差に迫った。しかし最後は韓国にフリースローを決められ、70-75で試合終了となった。
韓国は準決勝で中国を破るなど優勝候補の一角だった。8月の三井不動産カップ2026で日本のワールドカップ組と対戦した際のメンバーがそのまま臨んでおり、経験値で上回るチームとの決勝戦だった。
大神HCは「前半を我慢できた結果、第4クォーターまで勝負ができた。カムバックできたところは今年の日本代表のカラーだ」と評価した。キャプテンの常田亜美は「勝つことの難しさを身にしみて感じた。悔しい思いを忘れずにまたコートに立ちたい」と語った。
これで女子日本代表としての活動は一区切りとなる。選手たちは10月31日に開幕するWリーグに向けて各チームに戻り、それぞれのシーズンに臨む。
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