ウィザーズがデイビスにマックス延長を提示しない見通しと報道
ウィザーズがアンソニー・デイビスに最大額かそれに近い延長契約を提示する可能性は低いとThe Athleticが報道。若手育成と既存契約のバランスが背景にある。
ウィザーズのデイビス、延長交渉は今季終了後と明言
チームウィザーズ
アンソニー・デイビスがウィザーズのメディアデーで契約延長についてはシーズン後に判断すると表明した。2027-28シーズンの6280万ドルのプレイヤーオプションを持ち、組織の成長を見極める構えだ。
アンソニー・デイビスが29日、ワシントン・ウィザーズのメディアデーで自身の契約状況について言及した。延長交渉はシーズン終了後に行う考えを示し、今季はプレーに集中する姿勢を明確にした。
デイビスは「シーズンが終わったら、フロントとじっくり話し合う」と語った。2027-28シーズンに6280万ドルのプレイヤーオプションを保有しており、これを行使するか、無制限フリーエージェントとなるかの判断を今季の結果を踏まえて下す方針である。
ジ・アスレチックが8月に報じたところによると、デイビスとウィザーズは夏の間に延長交渉を行わないことで合意していた。これはデイビス側が一方的に拒否したのではなく、双方が了承した上での判断とされる。
デイビスは2月にダラス・マーベリックスからトレードで加入した際、組織が優勝を争えるチームへ成長しているかを見極めてから長期的な契約を検討すると述べていた。今回の発言はその姿勢を改めて確認したものである。
ウィザーズは5月のドラフトロッタリーで1位指名権を獲得し、BYU大のAJ・ダイバンツァを全体1位で指名した。さらにクリス・ミドルトンやディアンドレ・エイトンをトレードで獲得しており、デイビス自身もこれらの動きをロスターの競争力向上の材料として前向きに評価している。
ただし、理論上は2030-31シーズンまでの4年2億7500万ドルの最大延長が可能であるものの、デイビスの年齢や怪我の履歴、そしてチームが若手中心の編成を進めている現状を考えると、最大契約での延長は現実的ではないとみられている。ウィザーズは今オフにポイントガードのトレイ・ヤングとも4年2億1280万ドルの延長契約を結んでおり、長期的なサラリーの配分も判断材料となる。
デイビスの判断はウィザーズの2026-27シーズンの成績に大きく左右される。プレイヤーオプションを破棄してフリーエージェントとなれば、優勝候補のチームへ移籍する道が開ける一方、行使すれば6280万ドルの高額年俸が保証される。チームがプレーオフ圏内に食い込むような躍進を見せれば延長交渉が本格化する可能性もあるが、現時点では不透明な状況が続いている。
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