デイビスが契約延長交渉をシーズン後に先送り、ウィザーズでの将来を見極める姿勢
アンソニー・デイビスがウィザーズのメディアデーで契約延長についてはシーズン後に判断すると表明した。2027-28シーズンの6280万ドルのプレイヤーオプションを持ち、組織の成長を見極める構えだ。
デイビスの契約問題、ウィザーズは最大額に消極的
チームウィザーズ

ウィザーズがアンソニー・デイビスに最大額かそれに近い延長契約を提示する可能性は低いとThe Athleticが報道。若手育成と既存契約のバランスが背景にある。
The Athleticのデイビッド・アルドリッジ記者とジョシュ・ロビンズ記者によると、ワシントン・ウィザーズはアンソニー・デイビスに対し、最大額かそれに近い水準の延長契約を提示する可能性が低いと報じられた。デイビスがマックス級の契約を求めていることはリーグ内で広く知られているという。
デイビスは2027-28シーズンに6280万ドルのプレイヤーオプションを保有している。これを行使しなかった場合、2030-31シーズンまでの4年間で最大約2億7500万ドルの延長契約に署名する資格を得る。
ウィザーズが最大額の提示に消極的な背景には、チームの長期的な編成方針がある。今夏にはトレイ・ヤングと4年2億1300万ドルの契約を結んだばかりであり、さらに今年のドラフト全体1位指名のAJ・ディバンツァを中心に据えた再建を進めている。
ディバンツァのルーキースケール延長は2030-31シーズンから始まる見込みで、球団はその時期に財政的な柔軟性を確保しておきたい意向とみられる。加えて、アレックス・サーとカイショーン・ジョージの延長は2028-29シーズンから、ビラル・クリバリは今季中の10月19日が延長交渉の期限となっており、若手陣への投資が優先される構図である。
デイビスは来年3月に34歳を迎える。過去8シーズンでレギュラーシーズン62試合以上に出場したのは2023-24シーズンの1度だけであり、稼働率の低さが長期大型契約のリスクを高めている。
ただし、ウィザーズがデイビスに不満を抱いているわけではない。ウィル・ドーキンスGMは開幕前の記者会見で「ADは素晴らしい精神状態にある。集中してシーズンに臨む準備ができている。バスケットボール界に自分が何者かを思い出させてくれるだろう」と語り、デイビスの意欲を高く評価した。
契約面で両者の溝が埋まらなかった場合、来年2月11日のトレード期限に向けてデイビスの名前が取引候補として浮上する可能性がある。RealGMは、ケビン・デュラントが2025年にヒューストン・ロケッツと結んだ平均年俸4500万ドルの2年延長を、妥協点の一つのモデルとして挙げている。コート上でのパフォーマンスが、今後の交渉の行方を左右することになる。
ウィザーズがデイビスにマックス延長を提示しない見通しと報道この記事
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