バトラーがACL復帰へ「準備はできている」、76ersのレブロン加入にも動じず
ウォリアーズのジミー・バトラーがSiriusXMラジオに出演し、右ACL断裂からの復帰が近いと明かした。76ersへのレブロン・ジェームズ加入についても「自分の仕事に集中する」と語った。
ウォリアーズのインタビュー(2026年9月29日)でジミー・バトラーが語った
チームウォリアーズ
Golden State Warriors インタビュー(2026年9月29日配信)でジミー・バトラーがメディアデーの質問に答えた。
ACLリハビリの経過、ルーキーのアクセル・レナボーへの評価、ステフ・カリーの契約延長への思い、そして自身の契約最終年についてなど、約15分にわたって幅広い話題を語った。
バトラーはACLのリハビリについて、軽いランニングを再開しダンクもできる段階まで回復したと報告した。当初はテーブルに横になって膝を曲げるような地味な作業の繰り返しだったが、今はコートで実際に動けるようになり、積み上げてきたリハビリが実際のバスケにつながってきている手応えを感じていると話した。
「毎日リハビリしていて、すごく調子いいですよ。最近はちょっとずつ走れるようになってきたし、ダンクも決められるようになりました——気になってる人いるかもしれないんで(笑)。それはめちゃくちゃ嬉しかった」
— ジミー・バトラー [00:27]
記者からリハビリの具体的な根拠を問われると、バトラーはリハビリの数値が「驚くほど好調」で「チャートの範囲外」だと明かした。普段は3ポイントやフリースローの数字を気にしないタイプだが、リハビリに限っては「数字人間になった」と笑いながら、LA、ヨーロッパ、南米などどこにいても指示どおりのリハビリを続けてきた結果だと説明した。
「数値が本当にすごくて、チャートの範囲外なんです。スケジュールより進んでるって言われてる」
— ジミー・バトラー [08:28]
復帰時にはケガ前よりも「全体的に上手いオールラウンドプレーヤー」になれると自信を見せた。復帰を急ぎたいバトラーに対し、ウォリアーズの組織がステップを飛ばさず正しい手順を踏むよう管理してくれていることにも感謝を示し、「戻ってきたときは、みんなが目を見開くくらい、まだまだやれるって見せてあげます」と宣言した。
ルーキーのアクセル・レナボーについて印象を聞かれると、バトラーは体格とシュート力だけでなく、勝利への姿勢を高く評価した。若い選手は最初から得点やプレーの幅を広げたがるものだが、レナボーが聞いてくるのは「どうすれば勝てるか」という質問だと話した。
「彼が聞いてくることって『どうすれば勝てるか』なんですよ。それが大学で何年かプレーしてきた選手の強みで、勝つためには何が必要かをわかってる」
— ジミー・バトラー [02:57]
バトラーがもっとも感心したのはその勝利志向だと語った。「何をすればいい?」と聞いてきて、言われたことをちゃんとやり、結果が勝利につながる選手だと評した。さらに記者からレナボーに教えたいことを問われると、NBA15年、間もなく16年になるキャリアの中で積み上げてきた「細かいこと」を伝えたいと答えた。レナボーがそれを自分なりに発展させ、「自分がやってきたよりずっと簡単そうに見せてくれたら最高」だと期待を込めた。バトラーは得点力よりも学ぶ姿勢と勝利への意識を繰り返し強調しており、ルーキーに求める基準の高さがうかがえた。
記者からヘッドコーチのスティーブ・カーがターンオーバー削減とオフェンス再構築を強調していることを問われると、バトラーは自分もその話し合いに参加していると答えた。ステフ・カリーのグラビティに加え、BP、ルーク、ウィルなど得点力のある選手が揃っており、ボールが速いテンポで動いてトランジションに出られれば、ターンオーバーを減らしながら楽しいバスケができるという展望を示した。
「ボールが速いテンポで動いて、トランジションに出られて、ターンオーバーを減らせたら、楽しいバスケができると思う。自分がいなくても勝てると思いますよ。ただ、出たいんですけどね、念のため言っておきますけど」
— ジミー・バトラー [04:37]
最後の一言に笑いが起きたが、復帰までの間はチームのそばにいて声を出し、笑顔でポジティブな雰囲気を作ることが自分の仕事だとも述べた。ACLリハビリ中でも笑えている自分がいることで、うまくいかない日があっても「悪い日ではない」とチームに伝えたいと語った。
「ACLから復帰中の自分でも笑えてるし、幸せですよ。こういう最高の選手たちと、最高の組織の一員でいられる機会がある」
— ジミー・バトラー [05:41]
ステフ・カリーがマックス契約より少し低い額で数年のエクステンション(契約延長)に合意したニュースについて聞かれると、バトラーは率直に喜びを語った。金額の細かいところは把握していなかったと正直に明かしつつ、延長契約のニュースを見て「本当に嬉しかった」と話した。
「史上最高の選手の一人が、絶対に離れたくないと思ってくれているわけで、当然ですよ。彼のチームメイトになれる機会があることが、本当に嬉しいです」
— ジミー・バトラー [09:27]
さらにカリーがキャリア全体を1つのチームで過ごすことの偉大さについても語った。バトラーは、カリーの仕事への向き合い方、周囲への気遣い、全員のために正しいことをしようとする姿勢がそれを可能にしていると称えた。そのうえで「もし俺がステフだったら、俺もここでキャリア全体を過ごしたいと思う」と述べ、カリーのキャリアの終盤にチームメイトでいられる幸せを口にした。
「彼の仕事への向き合い方、全てに対する取り組み方、みんなを気にかけて、みんなのために正しいことをしようとする姿勢、それがここでキャリア全体を過ごす理由だよ」
— ジミー・バトラー [13:10]
バトラー自身が契約最終年(エクスパイアリング)であることを問われると、契約への不安をきっぱり否定した。リーグでの長いキャリアで「それなりに稼いできた」としたうえで、自分にとってはいつだって勝つことがすべてだと断言した。
「だから金の話じゃないんだよ。俺にとっては、いつだって勝つことが全てだよ。勝てば、契約のことは後からついてくる」
— ジミー・バトラー [10:54]
37歳での復帰に懐疑的な声があることについても聞かれたが、バトラーは「27歳ぐらいの頃」から他人の意見を気にしなくなったと答えた。周囲が何を言おうと、バスケ選手として、チームメイトとして、ステフの「ロビン」として最高の自分であり続けると語った。
「バスケ選手として、人間として、父親として、ロビンとして、チームメイトとして、自分に何ができるかは自分が一番わかってる」
— ジミー・バトラー [12:23]
プレースタイルを変えるつもりがあるかという最後の質問には、「何も変えない」と即答した。ステフやドレイモンドには「俺がいたら投げてくれ」と常に伝えており、自分をワイドレシーバーだと本気で思っていると笑わせた。ドライブで体を張りファウルをもらうプレーも続けつつ、3ポイントも「5本くらいは多めに打つかもしれない」と話し、自分らしいプレーこそが今の自分をここまで連れてきたものだと締めくくった。
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