カリーが引退像にブレイディとジーターを挙げる、「同じ場所でやり遂げたい」とラジオで語る
ステフィン・カリーがSiriusXMラジオのインタビューで、トム・ブレイディやデレク・ジーターのように同じチームでキャリアを全うしたいと語った。昨季の離脱への悔しさと、新シーズンへの意気込みも明かしている。
ウォリアーズのインタビュー(2026年9月29日)でモーゼス・ムーディーが語った
チームウォリアーズ
Golden State Warriorsインタビュー(2026年9月29日配信)でモーゼス・ムーディーがメディアデーで膝蓋腱のリハビリ経過を語った。
現在の回復状況、ケガの瞬間に抱いた前向きな思考、ステフィン・カリーの契約延長とサマーキャンプでの交流、そして不安を好奇心に変えて復帰への自信を深めた過程まで、約12分にわたって率直に明かした。
ムーディーは現在の回復状況について、コートでの軽い練習ができる段階まで戻ってきたと報告した。スピードや衝撃を抑えた範囲であれば動けるようになっており、ジャンプシュートも打てるかという記者の質問にも肯定で答えた。
「コートでの軽い練習ができるくらいって感じです。全体的にいい状態にあると思います。」
— モーゼス・ムーディー [00:09]
ヘッドトレーナーのリックが見積もったスケジュールどおりに進んでいるといい、シーズン中盤の復帰という見込みにも自信を持っていると述べた。リハビリで最も苦しかったのは身体面ではなく「待つこと」だったという。バイクで1時間同じ場所を見つめ続けたり、トレッドミルに乗り続けたりする毎日は精神的な挑戦だと振り返った。
「やっぱり一番きつかったのは待つことだと思います。バイクに乗りながら1時間ずっと同じ場所を見つめ続けたり、トレッドミルだったりするわけですけど。だから精神的なゲームなんですよ。」
— モーゼス・ムーディー [01:28]
一方で、普段のバスケでは試されることのないメンタルの持久力を鍛える機会として、このプロセスを楽しんでもいると語った。同じメニューを毎日繰り返しながら飽きずに一つひとつのレップをこなしていく経験は、コート上では得られないものだったという。
ケガの瞬間について聞かれると、ムーディーは意外な告白をした。膝蓋腱のあたりは神経が少ないのか痛みがなく、冷静に考える余裕があったという。
「面白いのが、倒れた瞬間にまず思ったのが、『これはいつかよかったことになるな』って。」
— モーゼス・ムーディー [02:05]
いつか「起きてよかった」と言うことになるなら、今落ち込んでも意味がない。その考えから、次のステップとしてリハビリの時間を自分でプラスに変えようと決めたと振り返った。
「この時間を使って、後で『この時間があってよかった』って思えることをやろう、と。」
— モーゼス・ムーディー [02:05]
バスケの面では、普段は他にやることが多くて後回しにしがちな動きやボディコントロールの細かいトレーニングに、一歩一歩じっくり取り組む時間が持てたと語った。チームのハワイ合宿にも帯同予定で、サンディエゴでのチーム活動にもすでに参加済み。コートに立てなくてもスタッフや仲間に影響を与えられる場面は多いと、チームへの貢献意欲も見せた。またコート外ではギターでブルースの「Baby Please Don’t Go」を覚えたほか、スペイン語の学習やテック企業の訪問など、リハビリ期間を多方面に活かしている。
話題がステフィン・カリーのエクステンション(契約延長)に移ると、ムーディーはカリーが減額してチームに残る姿勢に敬意を示した。
「あれだけのことを成し遂げて、それでもまだあれだけやりたいことがある人間が、辛抱強さと野心を同時に持ち続けているのを見るのは、かっこいいですよね。」
— モーゼス・ムーディー [05:13]
長年にわたって一つの組織に規律と集中力とコミットメントを持って在籍し続ける姿を、間近で見られることの価値を強調した。さらに今夏、ムーディーの地元アーカンソー州リトルロックで開いたサマーキャンプにカリーが来てくれたことにも話が及んだ。
「リトルロックの人たちのこと、自分が育ったことを考えると、あんな人たちに会える機会なんてない。テレビの画面でしか見たことがない。」
— モーゼス・ムーディー [05:50]
ムーディー自身も19歳でNBAに入ったとき、画面の中の存在だった選手たちと実際に対戦して「本物の人間なんだ」と実感した経験があるという。知ることができなければ影響を受けることもできない。カリーがリトルロックに来て、地元の人たちが直接触れ合い、刺激を受ける機会を作ってくれたことは「すごく特別なことだった」と感謝を述べた。
膝蓋腱断裂は選手によって損傷の部位や術式が異なるため、単純な比較が難しいケガだとムーディーは説明した。腱の真ん中で切れたのか、骨からはがれたのかで回復の道筋もまったく違ってくる。同じケガを経験した人たちに話を聞く中で、普段は自分に自信があるタイプだと自認するムーディーが、ケガに関しては強い不安を感じたと率直に明かした。
「普段は結構自分に自信がある方だと思うんですけど、これに関しては今まで一番不安を感じたかもしれなくて。」
— モーゼス・ムーディー [08:21]
誰かが腱のケガや年齢の話をするたびに重く受け止めてしまい、知りたくなり、感情も乗ってくる。その「不安」をどう乗り越えたかを聞かれると、ムーディーは不安を好奇心に変えていくプロセスだったと答えた。まったく知らないケガだったからこそ自然と学びたくなり、今ではそのフェーズも過ぎたという。
「もうかなりいろいろ学んで、自分の感覚や受け取っているフィードバックを考えると、全部うまくいっているし、ちゃんとよくなるっていう自信が完全に持てています。」
— モーゼス・ムーディー [09:41]
リハビリで最も驚いた事実として、修復した腱がもう片方より強くなり得るという点を挙げた。
「一度どこかを傷めると、回復した後はむしろそっちの方が反対側より強くなること、多いんですよ。それは今まで知らなかったことで、でも聞いてみるとたしかに嬉しいし、復帰に向けての自信にもなりますよね。」
— モーゼス・ムーディー [11:23]
不安から好奇心へ、好奇心から自信へ。ムーディーのリハビリは身体の回復だけでなく、精神面でも着実に前へ進んでいる。
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