カリーが引退像にブレイディとジーターを挙げる、「同じ場所でやり遂げたい」とラジオで語る
ステフィン・カリーがSiriusXMラジオのインタビューで、トム・ブレイディやデレク・ジーターのように同じチームでキャリアを全うしたいと語った。昨季の離脱への悔しさと、新シーズンへの意気込みも明かしている。
ウォリアーズのインタビュー(2026年9月29日)でウィル・リチャードが語った
チームウォリアーズ
Golden State Warriors インタビュー(2026年9月29日配信)でウィル・リチャードが2年目のシーズンへの意気込みを語った。
メディアデーの囲み取材で、オフシーズンの肉体改造、ジミー・バトラーとモーゼス・ムーディーを欠く前半戦への心構え、ドラフト1巡目ルーキーのヤクセル・ポールセンの印象、ステフ・カリーのエクステンション(契約延長)、さらにWNBAゴールデンステート・ヴァルキリーズの観戦体験まで幅広く話した。
リチャードはシーズン前半にジミー・バトラーとモーゼス・ムーディーが欠場する状況について、「ひたすらハングリーにいく」と即答した。記者から前半戦の心構えとアプローチを問われ、2人がチームに与えている貢献の大きさを認めたうえで、その穴は個人の奮起でしか埋まらないと言い切った。
「あの2人がいないのはきつくて、チームのためにやってくれてることが本当に多いから、みんながそれぞれもう一段階ギアを上げないといけない。そのギャップを埋めるために全員が奮起しなきゃって気持ちで臨んでます」
— ウィル・リチャード [00:58]
さらにバトラーについては、試合に出られない状態でもチームを招集して一緒に過ごす時間をつくったことに触れ、その行動がいかに異例かを強調した。記者から「ジミーが試合に出られない状況でもチームをまとめてくれることはどういう意味を持つ?」と問われると、リチャードはオーガニゼーション全体への愛情の証だと答えた。
「毎年そうやってみんなを呼び集めたい、しかもそれを実際にやれる選手って普通じゃないですよね。キャンプ前にこうして一緒に過ごして、チームの絆を深めて楽しめたのは本当によかったです」
— ウィル・リチャード [01:24]
キャンプが始まる前にケミストリーを築けたことが、主力不在の前半戦を乗り越える土台になるとリチャードは考えている。
話題がドラフト1巡目指名のヤクセル・ポールセンに移ると、リチャードの口調は一段と熱を帯びた。記者から「ヤクスとも少し関係ができてきてるよね」と水を向けられると、自分が1年前にルーキーだった経験を重ね合わせ、「ああいう若い子が近くにいるのはいい、自分の昔の姿を重ねたりもできる」と親しみを見せた。ポールセンはミシガン大学でナショナルチャンピオンシップを獲得しており、リチャード自身もフロリダ大出身で大学バスケへの思い入れが強い。2人の間にはカレッジの話題を通じた共通点があると明かした。
「コートに立つたびに正しいプレーをするし、勝ち方を知ってるプログラム出身だから、プレーがわかってる。楽しんでるし、ハードワークも怠らないし、最高ですよ」
— ウィル・リチャード [01:51]
NBAへの適応についても別の記者から「ルーキーシーズンの苦労を経験したばかりとして、ヤクスのゲームはリーグでどう通用すると思う?」と問われると、リチャードは「うまく通用する」と断言した。夏のチーム練習(ランオフセッション)でもずっと好調だったことを根拠に挙げ、いいシーズンになると太鼓判を押した。
「正しいプレーができるし、正確なパスを出せるし、必要なときにはアタックできる。すごくうまくフィットすると思います」
— ウィル・リチャード [02:42]
なおフロリダ大対ミシガン大の仮想対決について聞かれると、「ゲーターズが7点差で勝つ」と即答し、ポールセンの「ボコボコにする」という主張は「ただの強がり」と笑い飛ばす場面もあった。
記者がさらにポールセンのパス能力の具体的な価値を掘り下げた。「ヤクセルのパスについてもう少し具体的に、トランジションにとってどれだけ重要か」「ボール&プレーヤームーブメントのスタイルを考えるとどんな意味があるか」と2つの角度から質問を重ねると、リチャードはウォリアーズのオフェンスとの相性を指摘した。まず「正確な判断ができる、ということがまず大事」と前置きし、長身でボールハンドリングができるためディフェンダーの頭越しにフロア全体を見渡せる点が最大の利点だと説明した。
「僕たちのボールムーブメント重視のバスケには、彼のパス力がぴったりはまると思います」
— ウィル・リチャード [03:20]
ウォリアーズはボールと選手の両方が動き続けるオフェンスを基盤にしており、ルーキーのパスセンスがその仕組みに直結するとリチャードは見ている。正確な判断力とサイズの組み合わせが、トランジションでもハーフコートでも武器になるという評価だった。
ステフ・カリーがフランチャイズとのエクステンション(契約延長)に合意したことについて記者から感想を問われると、リチャードは「特別でしたね」と一言で切り出した。カリーがこれまでオーガニゼーションのために果たしてきた貢献の大きさに触れたうえで、毎年自分のゲームを新たなレベルに引き上げ続ける姿勢そのものが、競技への敬意の表れだと語った。
「ステフはこのオーガニゼーションのためにこれほど多くのことをやってきたし、毎年また新たなレベルにゲームを引き上げていく。バスケットボールへのリスペクトと、正しいアプローチがどういうものかを体現してますよ」
— ウィル・リチャード [03:42]
カリーが再コミットしたことは「みんなにとって本当に特別なこと」だとリチャードは繰り返した。2年目の若手から見ても、日々の姿勢で手本を示し続ける存在がロスターにいることの意味は大きい。カリーがゲームを「正しいアプローチ」で攻め続けていると語る言葉には、間近で練習を共にした者だけが持つ実感がにじんでいた。
リチャードはオフシーズンにWNBAゴールデンステート・ヴァルキリーズの試合を何度も観戦したことも明かした。記者から「ヴァルハラ(本拠地)によく行ってたよね。どうだった?」と水を向けられると、「めちゃくちゃ楽しかった」と即答し、プレーの質とアリーナの雰囲気の両方を絶賛した。
「ファンが本当に特別で、試合を観に行くのが楽しくなるし、すごくいい空気を作ってくれる。選手たちもそのエネルギーをもらってるし、みんなそこからパワーをもらってる」
— ウィル・リチャード [04:21]
リチャードは「正しいバスケをやってるし、楽しみながらプレーしてる」とヴァルキリーズの試合内容にも触れ、選手たちがファンのエネルギーを受け取って力に変えていると感じたと語った。記者が「ウォリアーズの試合より盛り上がっていたか」と挑発気味に聞くと、「うちのファンも最高。どっちのファンも最高」とうまくかわし、囲み取材は笑いで締まった。
「いい夏を過ごして、シーズンに向けてしっかり準備できましたから。いい年になると思います」
— ウィル・リチャード [00:23]
リチャードが冒頭で語ったこの言葉が、約5分間の取材全体を貫くトーンだった。肉体改造、主力不在への覚悟、ルーキーとの信頼関係、カリーの再コミットへの敬意、そしてヴァルキリーズ観戦の楽しさ――どの話題でもリチャードは前向きな姿勢を崩さなかった。2年目のシーズンに向けた準備は、コートの内外で整いつつある。
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