The Ringer NBA Show パワーランキング Part 5――10位から6位に並んだ5チームの現在地
The Ringer NBA Show(2026年10月14日配信)でプレシーズン・パワーランキングの10位から6位が語られた。
キャバリアーズのインタビュー(2026年10月1日)でジャレット・アレンが語った
Cleveland Cavaliers インタビュー(2026年10月1日配信)でジャレット・アレンがトレーニングキャンプの手応えを語った。
スペイン合宿2日目を迎えたキャブズは、新加入のマリオ・ヘゾニャとペイトン・ワトソンを迎え入れ、チーム作りを進めている。アレンはふたりのウイングへの評価、エバン・モブリーとのビッグマンデュオの課題、レイカーズへのトレードの噂への受け止め、そしてドノバン・ミッチェルのエクステンションの意味まで、幅広い話題に応じた。
記者からマリオ・ヘゾニャの印象を問われたアレンは、真っ先にパス能力を挙げた。バルセロナで実績を積んだヘゾニャは、密集した場面でフリーの味方を見つける力に長けており、ダンカースポットに構えるアレンに何度もワイドオープンのレイアップを供給しているという。
「特に密集した場面でフリーの選手を見つけるのが上手い。私がダンカースポットにいるとき、何度も見事なパスを送ってくれて、がら空きのレイアップを決めることができました」
— ジャレット・アレン [00:56]
さらに話はヘゾニャの身体面にも及んだ。アレンはNBA初期のヘゾニャについて「レブロンにブロックを食らわせたハイライトしか覚えていない」と笑い、その後6年間は存在を忘れていたと率直に振り返った。再びNBAに戻ってきたヘゾニャは筋肉量が大幅に増えたにもかかわらず、動きのキレが落ちていないとアレンは驚きを示した。
「あれだけ体が大きくてがっしりしてるのに、全然動きが鈍くないんですよね。筋肉もたっぷりついてるのに、コートを動き回れるし、クイックネスもある」
— ジャレット・アレン [10:19]
ドライブの際に相手がはじき飛ばされるほどのフィジカルで、接触を受けてもまっすぐ進み続けられる点がコート上で大きな武器になっているとアレンは評価した。
エバン・モブリーとのビッグマンデュオでプレーオフを勝ち上がるために何が必要かと問われたアレンは、コミュニケーションという言葉をいったん出しかけた後、「息が合っていること」と言い直した。片方がヘルプに上がったら、もう片方が迷いなくカバーに入る。その判断に一瞬でも躊躇があってはならないと強調した。
「迷いがあってはダメで、逆も同じです。私がヘルプに行ったときは彼がカバーしてくれないといけない。それが僕たちの次のステップだと思います」
— ジャレット・アレン [01:22]
この連携は昨シーズンのファイナルでニックスに敗れた経験を踏まえたものだった。ヘゾニャとワトソンというサイズのあるウイングが加わったことで、ビッグマンにすべてのヘルプを集中させる従来のディフェンスから脱却できるとアレンは見通しを語った。ワトソンは1番から4番まで、ヘゾニャは1番から5番まで守れると評価しており、スイッチの選択肢が広がることでアレンとモブリーの負担が減ると期待を示した。
スタッツに表れない貢献について聞かれたアレンは、「シュートを躊躇させること」と「ドライブを抑止すること」を挙げた。必ずしもブロックする必要はなく、相手がペイントに入ることを二の足を踏ませるのが自分の仕事だと説明した。
「相手がペイントに入ることを二の足を踏ませるのが僕の仕事なんです。相手が『打つのをやめよう』と何度思ったか、スタッツには書けませんよね」
— ジャレット・アレン [02:43]
このショットディターとしての役割は、ワトソンのディフェンス力によってさらに活きる構図になっている。アレンによると、ワトソンはドライブしてくる相手を正面から体でぶつかって止めるため、アレンやモブリーがヘルプに出る回数が減っているという。ウイングが1対1で止め切れれば、ビッグマンはリムプロテクトに専念でき、ショットディターとしての存在感がより強まる。さらにヘゾニャやワトソンらウイングにサイズがあることで、スイッチの選択肢が増え、過去のようにビッグマンにすべてのヘルプを集中させるディフェンスから脱却できるとアレンは語った。
記者からレイカーズへの移籍候補としてソーシャルメディアで常に名前が挙がっている件を直接ぶつけられた。トレードの話が出るたびにセンターの新戦力候補としてアレンの名前が浮上しており、こうした噂をどう受け止めているかと踏み込んだ質問だった。アレンは噂が耳に入っていることを認めた上で、行き先は自分では決められないと冷静に応じた。
「噂は耳に入ってきます。ひとつの可能性として理解した上で、それと折り合いをつけていくしかない」
— ジャレット・アレン [04:56]
コートで最高のプレーをすること、オフシーズンはさらなる成長に集中すること、それだけだと話した。雑音は聞こえるし理解もするが、コートの内外で自分の生活に影響させないようにしていると語り、トレードの話題に動揺する様子はなかった。行き先も仕事の多くのことも自分では決められないと認めた上で、自分がコントロールできることだけに集中するという姿勢を一貫して示した。
「結局、どこに行くかは自分では決められないし、自分の仕事の多くのことも自分では決められない。コートで最高のプレーをすること、それだけです」
— ジャレット・アレン [04:56]
最後の質問はドノバン・ミッチェルのエクステンションについてだった。記者は、ミッチェルには待てばより高額の契約を結べる財政的な理由があったと前置きした上で、あえて今オフに延長に合意した意味を問うた。アレンはこの判断をチームと街への強いコミットメントの表れだと評価した。
「待ってもっと多くを求めようと思えば簡単にできたわけじゃないですか。そういう仕組みですからね。でも彼はそうしなかった。今あるもので十分だって示してくれた」
— ジャレット・アレン [12:04]
ミッチェルはより多くの金額やインセンティブではなく、自分を信頼してくれるチームでプレーすることを選んだとアレンは語った。一方で、アレン自身はミッチェルが今オフにエクステンション対象だったこと自体を知らなかったと明かし、「本当に全然知りませんでした」と笑った。チームメートの契約事情に関心を持たない姿勢が、アレンらしい一面として印象に残るやり取りだった。
「自分を信頼してくれるチームで、自分が信頼できるチームでプレーしたい、それだけなんです」
— ジャレット・アレン [12:04]
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