サウスイースト地区プレビューと全30チーム勝利数ドラフト——The Hoop Collective が語る今季の注目点
The Hoop Collective(2026年10月16日配信)でブライアン・ウィンドホーストがサウスイースト地区と勝利数ドラフトを語った。
The Hoop Collective(2026年10月7日配信)でティム・マクマホンが語った
チームセルティックスネッツニックスラプターズキャバリアーズヒートナゲッツサンダークリッパーズレイカーズスパーズ
The Hoop Collective(2026年10月7日配信)でブライアン・ウィンドホーストとティム・マクマホンがNBAの注目トピックを語った。
フィリピン・マニラでの公開収録で、PBAレジェンドのジミー・アラパグをゲストに迎えたあと、現地ファンからの質問に答える形でレブロンの移籍の裏側、エプロン時代のチーム構築、セルティックスの補強戦略、クリッパーズの苦境、NBAのグローバル化、ナゲッツのピック活用まで幅広く踏み込んだ。
ヒートファンからの「マイアミはレブロンを獲れるピッチを用意していたのか」という質問に、ウィンドホーストが内幕を明かした。ヒートは自分たちのピッチに自信を持っており、ウィンドホースト自身もマイアミ行きを予想していたという。ところがレブロン本人が後になって語った内容は、多くの人が見落としていたと指摘した。
「レブロンはニックスに入りたかったって言ったんだよ。ニューヨーク・ニックスに入りたかったって、本人の口から出た言葉だ」
— ブライアン・ウィンドホースト [43:27]
2003年から2025年までのほぼ毎年、レブロンが望めばニックスはどんな手を使ってでも獲りに行ったはずだとウィンドホーストは述べた。しかしレブロンがFAとなって実際にニックスを望んだまさにそのとき、ニックスの方がレブロンを必要としなかった。レブロンはニューヨークに住みたかったため、76ersのスタッフに電話をかけ始め、ニューヨークに住みながらフィラデルフィアでプレーする生活の仕組みを探り始めた。76ers側も当初は確信を持っていなかったが、レブロンから連絡が来た時点で「本気なのか」と驚いたという。ジェイレン・ブラウンのトレードやタイリース・マクシーとのつながりも後押しになったが、根本にはニューヨーク在住への強い希望があったとウィンドホーストは分析した。
「ニューヨークに住みたかったんだよね。76ersも最初は自信がなかった」
— ブライアン・ウィンドホースト [44:27]
マクマホンは「なぜレイカーズへのミニマム契約での復帰が選択肢にならなかったのか」と踏み込んだ。レブロンは現在ミニマムでプレーしているため、金額がネックだったわけではない。マクマホンの見立てでは、レブロンの発表の時点で双方の合意のもとレブロン時代は幕を閉じ、LAではルカ・ドンチッチの新時代に切り替える流れだった。
「双方の合意のもとでレブロン時代は幕を閉じ、LAではルカ時代に前進しよう、という流れだったように思う」
— ティム・マクマホン [49:30]
ウィンドホーストは先週レイカーズを訪れた際の印象として、わだかまりや憎しみはまったくなく、チームは新しい時代にワクワクしていると伝えた。ただし「6か月後も同じ気持ちでいられるかどうか、それはこれから分かる」と留保をつけた。マクマホンはまた、レブロンが以前に在籍したチームに戻らなかった点にも触れ、カワイがサンアントニオかトロントにしか行かなかったのとは対照的に、一度もいたことのないチームを選んだと指摘した。
ネッツファンからの「コンテンダーを作る最善のルートは何か」という質問に、ウィンドホーストは明確にドラフトだと答えた。ただしロッタリーは読めないシステムで、何度もチャンスを得るにはタンキングが必要になるか、「雷に打たれるような幸運」に恵まれるしかないと説明した。
「速い道じゃないし、楽な道でも絶対にない。むしろ一番苦しい道だ。でも、それが正しい道なんだよ」
— ブライアン・ウィンドホースト [51:45]
マクマホンはサンダーの例に異議を唱えた。サンダーはポール・ジョージのトレードに遡り、実質的にロスターに加えることなく現役ファイナルMVP(カワイ・レナード)の権利をトレードしてシェイ・ギルジャス・アレクサンダーを手に入れた特殊例だと指摘した。そのうえでサンダーとスパーズの2チームが今後10回の優勝のうち4〜5回を分け合う可能性があると予測し、問題はエプロン時代にそうしたチームをまとめ続けられるかだと述べた。
「ビクター・ウェンバンヤマもそのプレッシャーを理解していたからこそ、あの契約にサインしたんですよね。スーパーマックスのエスカレーター条項を使えば数千万ドル単位でもっと多く稼げたのに、あえてそうしなかった」
— ティム・マクマホン [53:43]
ウェンバンヤマの判断はチーム維持を意識した決断であり、サンダーのオーナーがどこまで税金の痛みに耐えるかが来夏の大きな問いになるとマクマホンは結論づけた。
ウィンドホーストはセルティックスの動きに注目した。2年前のプレーオフでニックスと対戦した際、セルティックスが最優先にしたのはミッチェル・ロビンソンをコートから退場させることだったと振り返り、そのシリーズでの経験が今回の獲得につながったと分析した。
「『ミッチェル・ロビンソンは本当に重要な存在だ——それだけでなく、ニックスから引き離す必要がある』と考えた」
— ブライアン・ウィンドホースト [71:06]
ジェイレン・ブラウンのトレードが裏目に出る可能性は認めつつも、もしポール・ジョージが3ポイント成功率45%のシーズンを送り、ミッチェル・ロビンソンがセルティックスで大きな存在になれば戦略は正しかったことになる。ただしウィンドホースト自身も「健康を維持できない2人の選手に多くを賭けている」点はリスクだと認めた。マクマホンはジェイレン・ブラウンのトレードの最終評価はポール・ジョージとピックをどうひっくり返せるかで決まるとし、それは来夏かトレードデッドラインでエクスパイアリング契約になってからの話だと補足した。
クリッパーズファンからの質問に対し、マクマホンはこの1年の苦難を列挙した。NBA史上最も重いペナルティを受けた夏に、カワイ・レナードのトレードで獲得したブランドン・イングラムのかかとの手術時にアキレス腱の部分断裂が判明し、復帰時期が未定となった。
「ブランドン・イングラムがクリッパーズのコートに立てるのがいつになるかわからない。明らかに焦って復帰させるような話じゃないです」
— ティム・マクマホン [28:06]
八村塁の獲得について、マクマホンは「トレードしやすい契約」だと評価した。今シーズンのクリッパーズは明らかに優勝争いに絡める状況ではなく、ジェームズ・ハーデンのトレードのツケやカワイのトレードで奪われたピックの制約もある。そのため八村はトレードデッドライン前の交渉で名前が出てくる候補になると予測した。ウィンドホーストはクリッパーズについて「前だけを見る」と宣言し、ロサンゼルスという市場の魅力は残っており、来年のサラリーキャップスペースを使ってFA市場で積極的に動くだろうと展望した。
ファンからの「国際選手のトレンドは続くか」という質問に、ウィンドホーストは「続くどころかさらに増える」と断言した。理由の一つはNBAのヨーロッパ拡張が確実に実現するからで、ヨーロッパ選手への開発投資がセールストークになると説明した。ロスター拡大やアメリカ人選手の在籍数制限も伴うとの見通しを示した。
「NBAのタレントレベルは今が史上最高だと思います。その最大の理由の一つは、タレントのベースが世界規模になったことです」
— ティム・マクマホン [35:34]
マクマホンはコンセンサスのトップ5としてウェンバンヤマ(フランス)、ヨキッチ(セルビア)、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(カナダ)、ドンチッチ(スロベニア)、ヤニス・アデトクンボ(ギリシャ)を挙げ、全員が米国外出身だと強調した。次にアメリカ人でMVPを獲る選手がいつ出るか分からない状況であり、各チームがスカウティングだけでなく育成にもリソースを投じている現状ではこの流れは止まらないと述べた。ウィンドホーストは2028年ロサンゼルス五輪でアメリカが激しい戦いを強いられると予測した。
マクマホンはペイトン・ワトソンのサイン&トレード(ナゲッツからキャバリアーズへ)に注目した。ナゲッツはファーストラウンドで敗退した直後で、すでに途方もなく高いサラリーを抱えていたためワトソンをあの金額で残すつもりはなかった。対価として得たのは2031年のプロテクションなしのファーストラウンドピックで、キャバリアーズの現メンバーが2031年まで一緒にいるとは考えにくいため、ナゲッツは価値があると感じているという。
「あのピックの価値は2031年のドラフトで誰を獲れるかじゃなくて、そのピックを使ってヨキッチがキャリア後半に優勝を争えるようなピースを手に入れられるか、ってことなんですよ」
— ティム・マクマホン [73:54]
ヨキッチはまだMVP候補級の選手であり、ナゲッツがこのピックを戦力補強に使えるかどうかが、チームが優勝争いに戻れるかの鍵になるとマクマホンは論じた。
最後の質問はヤニスのヒート移籍、レブロンの76ers移籍、カワイのラプターズ復帰のうち最もスムーズな移籍はどれかというもの。マクマホンはフィットの面ではカワイのトロント復帰が最もスムーズだと答えたが、年間30試合しか出られないのか60試合出てくれるのかという耐久性の問題でバイヤーズリモースのリスクがあると指摘した。
「一番後悔しないのは明らかにレブロンですよ。ミニマム契約で獲れたわけで、ピックも選手も何も出してない」
— ティム・マクマホン [76:46]
ウィンドホーストはヒートがヤニス獲得のためにピックと選手を大量に差し出した点を懸念し、今後のチーム構築が窮屈になると述べた。バムとヤニスのスペーシングの問題や、76ersのアルファ4人のフィットにも時間がかかるとの見方を示した。結論としてマクマホンは、ミニマム契約でピックもトレードも不要だった76ersのレブロン獲得が最もリスクが低いと締めくくった。
コメント(0 件)
まだコメントはありません。