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ブレイザーズ、採用即解雇の異例事態

ブレイザーズが新実況アナウンサーのベルを採用当日に解雇、過去の差別的投稿が発覚

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/ 14日前

チームブレイザーズ

ポートランド・トレイルブレイザーズは2日、新たにテレビ実況アナウンサーとして採用したブレイデン・ベルを同日中に解雇した。10代の頃に投稿した人種差別的・性差別的な内容がSNS上で発覚したため。

ポートランド・トレイルブレイザーズは2日、テレビ中継の新たな実況アナウンサーとして発表したばかりのブレイデン・ベルを、同日中に解雇した。採用からわずか数時間後の異例の判断となった。

地元テレビ局KGWの記者がベルの過去のSNS投稿を掘り起こし、問題が表面化した。投稿は2012年から2013年にかけてのもので、当時10代だったベルが人種差別的・性差別的な内容を公開アカウントに書き込んでいた。アジア系コミュニティや女性を標的にした表現が含まれていたと報じられている。現在ベルは29歳である。

球団の公式声明と「ゼロ・トレランス」

ブレイザーズは公式声明を発表し、「人種差別的、性差別的、あるいは有害な発言に対してゼロ・トレランスの方針をとる」と明言した。声明では、ベルの過去の投稿が「チームおよびリーグのポリシー、そして我々の価値観と期待に明確に反している」と断じている。

さらに球団は「実況アナウンサーという役割には、放送における卓越性と人格の両面で長い伝統がある。我々はその基準を例外なく維持する」と述べた。採用プロセスについても「我々自身の基準を満たせなかった。ブレイザーズのファンとリップシティに謝罪する」と認め、次のアナウンサー選定では価値観を反映した人選を行うと表明した。

ベルの経歴と後任問題

ベルはWNBAのフェニックス・マーキュリーおよびGリーグのバレー・サンズで実況を務めた経歴を持つ。ブレイザーズで長年実況を担当してきたケビン・カラブロが今季からミネソタ・ティンバーウルブズへ移ったことに伴い、その後任として採用されたばかりだった。

この即日解雇により、2026-27シーズンの開幕を目前に控えたブレイザーズは、テレビ中継の実況者が不在という事態に直面している。球団は改めて後任の選定を進めることになるが、具体的なスケジュールや候補者については明らかにされていない。

SNS時代の採用審査が問われる事例

NBAに限らず、プロスポーツの世界では採用・契約に際して過去のSNS投稿が問題視される事例が増えている。今回のケースでは、投稿が10年以上前の10代の頃のものであったが、球団は年齢や時期を問わず方針を適用する姿勢を示した。採用前の身元調査でこれらの投稿を把握できなかった点について、球団自らが「自分たちの基準を満たせなかった」と不備を認めたことも注目される。

X の投稿 / ブレイザーズ球団の公式声明

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