ブレイザーズが新実況アナウンサーのベルを採用当日に解雇、過去の差別的投稿が発覚
ポートランド・トレイルブレイザーズは2日、新たにテレビ実況アナウンサーとして採用したブレイデン・ベルを同日中に解雇した。10代の頃に投稿した人種差別的・性差別的な内容がSNS上で発覚したため。
デマーズがTV実況を試験的に担当と報道
チームブレイザーズ

ポートランド・トレイルブレイザーズがトラビス・デマーズをシーズン開幕からTV中継の実況に暫定起用すると報じられた。ブレイデン・ベルの解雇後、空席が続いていたポジションにラジオ実況7年の経験者が就く。
ポートランド・トレイルブレイザーズが、シーズン開幕からテレビ中継の実況をトラビス・デマーズに任せる方針であると報じられた。ジ・オレゴニアンのジョー・フリーマン記者の報道をHoops Wireが伝えた。起用は試験的な位置づけで、試合ごとに評価される。
デマーズは解説のラマー・ハードとコートサイドリポーターのブルック・オルゼンダムとともに中継を担当する。過去7シーズンにわたりブレイザーズのラジオ実況を務めてきたほか、テレビ中継の代役を務めた経験もある。先週のウォリアーズとのプレシーズン開幕戦での仕事ぶりが球団関係者の評価を得たとされる。
ブレイザーズのTV実況ポジションは、7月にケビン・カラブロが退任したことで空席となった。カラブロは出場試合数を減らした形での続投を希望していたが、球団からの契約提示を「サブプライム」と表現して交渉は決裂。その後ティンバーウルブズへ移った。
球団は10人の候補者を面接したうえでブレイデン・ベルを採用したが、10代の頃に書いた人種差別的・性差別的なSNS投稿が発覚し、採用からわずか約8時間で解雇に至った。この経緯は既報のとおりである。
デマーズの起用は実況席の問題に対処するものだが、ベルとの法的な紛争が決着したわけではない。ベルの弁護士アーニー・ハーツはOutKickのクレイグ・カートンに対し「どちらに転んでも球団には莫大な費用がかかる」と述べ、復職を求めている。ハーツはベルのキャリアへの損害を主張しているが、球団側が具体的な賠償額を認めたという報道はない。ブレイザーズは解雇の判断を維持しており、復職の兆候は示していない。
今回の人事は恒久的な決定ではない。球団はシーズン中に別のアナウンサーを4〜5試合ほど起用して比較検討する可能性があるとされる。デマーズがシーズンを通じて務める展開もあり得るが、あくまで試験期間という扱いである。ラジオ実況を通じてチームや地元ファンとの関係を築いてきた人物であり、球団にとっては混乱が続いた放送体制に安定をもたらす狙いがあるとみられる。
ブレイザーズがデマーズをTV実況に暫定起用、ベル解雇後の空席を埋めるこの記事
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