ブレイザーズが新実況アナウンサーのベルを採用当日に解雇、過去の差別的投稿が発覚
ポートランド・トレイルブレイザーズは2日、新たにテレビ実況アナウンサーとして採用したブレイデン・ベルを同日中に解雇した。10代の頃に投稿した人種差別的・性差別的な内容がSNS上で発覚したため。
ブレイザーズ実況解雇問題、弁護士が法的措置を示唆
チームブレイザーズ

ブレイザーズに解雇されたブレイデン・ベルの弁護士アーニー・ハーズが、復職が実現しなければ球団に莫大な費用が発生すると警告した。訴訟の提起はまだ明らかにされていない。
ポートランド・トレイルブレイザーズにテレビ実況アナウンサーとして採用された直後に解雇されたブレイデン・ベルの代理人弁護士アーニー・ハーズが、OutKickのクレイグ・カートンの取材に応じ、球団に対して復職を強く求める姿勢を示した。Hoops Wireが8日に報じた。
ハーズは「第一の目標も第二の目標も第三の目標も、彼に仕事を取り戻すことだ。そうすれば全員が勝つ」と述べ、29歳のベルにとって初のNBAの仕事が持つ価値の大きさを強調した。
ハーズは復職が実現しない場合の費用負担について踏み込んだ発言をしている。「損害額は彼に支払うはずだった金額をはるかに上回る。キャリアへの影響も生じうる」と述べ、球団がベルを復帰させても別の人物を雇っても、いずれにせよ多額の出費が避けられないと主張した。「どちらにしても莫大な金がかかる。だから復帰させて、彼のキャリアへの損害も、球団自身への損害も避けるべきだ」とも語っている。
ただし、ハーズの発言の中でベルが訴訟を提起したとの言及はなく、現時点で法的手続きに進んだかどうかは明らかにされていない。
ブレイザーズはベルをテレビ中継の実況担当として採用したが、10代の頃に書いた攻撃的なSNS投稿が発覚し、採用からわずか数時間後に解雇した。ベルは過去の投稿が誤りだったと認めたうえで復職を求めたが、球団側は決定を維持し、「これ以上のコメントはない。彼の幸運を祈る」と回答するにとどまっていた。既報のとおり、球団はすでに後任候補の選考を進めていると報じられている。
ハーズの今回の発言は、球団の回答を最終的な結論とは受け止めていないことを明確に示すものである。訴訟に発展するかどうかが今後の焦点となる。
ベルの弁護士がブレイザーズに警告、「復職させなければ莫大な損害賠償に」と主張この記事
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