エドワーズが優勝への執念を語る、「希望ではなく意志で勝つ」とAP通信に
ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズがAP通信のインタビューで、今季の優勝に向けた強い意志を語った。ラメロ・ボールらの加入で戦力を増したチームとともに頂点を目指す。
ティンバーウルブズのインタビュー(2026年10月1日)でアンソニー・エドワーズが語った
チームティンバーウルブズ
Minnesota Timberwolves インタビュー(2026年10月1日配信)でアンソニー・エドワーズがラメロ・ボールとの新シーズンを語った。
トレード直後の電話のやり取りから、パリ旅行やファンタジーフットボールで深めたチームの結束、ディフェンスの核となる4人の名前まで、開幕を控えたふたりが約11分にわたって具体的に話した。
トレード発表当日のやり取りをインタビュアーに聞かれると、エドワーズはまず自分が寝ていたことを明かした。ラメロから3〜4回電話があったが気づかず、起きてから折り返して初めてミネソタへのトレードを知ったという。エドワーズは即座にテンションが上がったと振り返った。
「あいつが3回か4回電話してきてたんだけど、俺は寝てて。起きてみて「ディップが何の用だ?」ってなって。そしたらあいつが「ミネソタにトレードされたぞ」って。俺は「おっ、やろうぜ!」ってなった」
— アンソニー・エドワーズ [00:48]
ラメロ側も同じく寝ていたといい、知らせを受けた瞬間に「真っ先に5番に電話した」と応じた。背番号で呼び合うほどの距離感がトレード前から出来上がっていたことがうかがえる。ラメロはこう語った。
「まさにそんな感じだったよ、知らせを受けた瞬間。俺も寝てたんだけど、知らせが来て。「おっ」ってなって、真っ先に5番に電話した。「よし、やるぞ」って、すぐそこに向かった感じ」
— ラメロ・ボール [01:04]
ふたりとも寝ている間にトレードが決まり、起きた瞬間に連絡を取り合ったという経緯は、開幕前のインタビューらしい軽さがありながらも、合流への熱意がストレートに出ていた。
ふたりの関係についてエドワーズは、メディアが「どっちがすごいか」と比較し対立を煽ろうとしてきた経緯に触れた。しかし最初の試合後にコートで会った瞬間に「俺の仲間だ」とわかったといい、ずっとリスペクトしていたと明かした。
「周りはずっとふたりを比べようとしてた。どっちがすごいとか、そういうやつ。でも最初の試合が終わってコートで会った瞬間、「あ、こいつは俺の仲間だ」ってなった。めちゃくちゃいい奴だって」
— アンソニー・エドワーズ [01:19]
ラメロも高校時代からエドワーズの才能を認めていたと応じた。ふたりは2020年のドラフトでともに1位指名を受け、ルーキー・オブ・ザ・イヤーも獲得した同期にあたる。ラメロは「高校のころからずっとあいつのことを聞いてた」と話し、離れた場所にいても互いに刺激し合ってきたと語った。
「いつも刺激し合ってたと思う。ゲームを愛してて、ふたりともベストになりたいって気持ちがあるから。それがどんな状況でも俺たちを動かし続けると思う」
— ラメロ・ボール [02:02]
エドワーズはラメロが高校時代に92点を取った試合を覚えているとも話し、「ずっとファンだった」と繰り返した。対立の構図はメディアが作ったもので、本人同士はまったく違う感覚だったことが改めて示された。
ケミストリーの話題に移ると、エドワーズは持論を展開した。NBAは「大人版のAAUバスケ」であり、コートの内外で一番仲のいいチームが勝つと断言した。ラメロの加入後、グループチャットが盛り上がり、ジュリアス・ランドル(IO)やボーンズ・ハイランドの個性も加わって、ロッカールームの雰囲気が一変したという。
「メロが来てからグループチャットが盛り上がって、ロッカールームも盛り上がって、IOのキャラ、ボーンズのキャラ、そういうのが全部混ざり合って、今はAUチームみたいになってる。でも俺たちは成長したから、ちゃんとした振る舞い方もわかってる」
— アンソニー・エドワーズ [03:21]
オフコートの時間の重要性を強調するエドワーズは、具体的な過ごし方も紹介した。パリ旅行でずっと一緒に時間を過ごし、帰国後も約1か月間ファイブ・オン・ファイブや1対1をこなし、ファンタジーフットボールのリーグも組んだという。
「一緒にパリに行ったし、パリにいる間はずっと一緒に時間を過ごした。帰ってきてからも、1ヶ月くらいここでファイブ・オン・ファイブやったり、一対一やったり、ただ遊んだり、グループチャット」
— アンソニー・エドワーズ [05:36]
ファンタジーフットボールのリーグも作ったと続け、「そういう小さいことが全部大事なんだよ」と締めくくった。ラメロもコート上の連携について「毎日新しいことを学んでる」と話し、アリウープなど手応えのあるプレーが日常的に出ていることを認めた。エドワーズは「一緒にプレーしなくてもいいくらい」とまで言い、兄弟のような関係からエゴなしでコートに立てると語った。
チームメイトの話題ではジェイデン・マクダニエルズの名前が挙がった。「あっちにKDがいるなら、こっちにはジェイデンがいる」という発言がすでに一人歩きしていると紹介されると、エドワーズは同じ2020年ドラフト組としての成長ぶりを称えた。
「最初はただディフェンスを頑張らせてたのに、今や平均25点取りながら相手のベストプレイヤーを封じられる。彼のチームメイトでいられることが本当にうれしいよ。対戦相手だったら嫌だからね」
— アンソニー・エドワーズ [06:42]
ラメロはルディ・ゴベアとのプレーについても期待を口にした。身長ほぼ7フィート2インチのビッグマンにどこに投げてもロブをキャッチしてもらえる点と、ディフェンスでの存在感を挙げ、「とてつもない力になる」と述べた。
「身長ほぼ7フィート2インチくらいあるわけだし、どこに投げてもキャッチしてくれて、ディフェンスでも助けてくれる。とてつもない力になると思う」
— ラメロ・ボール [06:14]
マクダニエルズの攻守両面での進化と、ゴベアのリムプロテクトがこのロスターの土台になっていることが、ふたりの発言から浮かび上がった。
今シーズンへのアプローチを聞かれたエドワーズは、キャリア初期との違いを説明した。最初の数年はスコアリングに集中していたが、今は「とにかく勝つために何でもする」メンタリティに変わったという。自分がトラップされればラメロがいるし、逆もまた然りで、どんな状況でも違う方法で勝ちを見つけると語った。
「さっきも言ったように、とにかく勝つために何でもする。ゲームによっては相手が俺をトラップしてくることもあるし、あいつをトラップしてきて俺がデコイになることもある。どうなっても違う方法で勝ちを見つければいい」
— アンソニー・エドワーズ [08:24]
ディフェンス面では、エドワーズ自身、ルディ・ゴベア、ジェイデン・マクダニエルズ、ジョナサン・クミンガの4人が核になると名前を挙げた。さらにラメロのオフボールディフェンスも優秀で、ゴベアがいることでガード陣がさらに守りやすくなると分析した。オフェンスの得点力は周知の通りだとしたうえで、ディフェンスにロックインできれば「本当に強いチームになれる」と締めくくった。
「俺、ルーディー、ジェイデン、カミンガがいるディフェンスで、しかもメロはオフボールでもめちゃくちゃうまい。それにルーディーがいることで、ルーディーのディフェンスのすごさを見ればわかるけど、ガード陣もさらに守りやすくなる」
— アンソニー・エドワーズ [09:30]
開幕戦はマイアミでのアウェーゲーム。ラメロは「早くプレーしたくてたまらない」、エドワーズは「楽しいシーズンになる」とファンへのメッセージを送り、インタビューを締めくくった。
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