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The Zach Lowe Show(2026年10月1日配信)でザック・ロウが語った

イースタン・カンファレンスの「致命的欠陥」をひとつずつ暴く――ニックスを除いてファイナルへ行けるチームはあるのか

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/ 14日前

チームニックスシクサーズラプターズピストンズヒート

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The Zach Lowe Show(2026年10月1日配信)でザック・ロウがイースタン・カンファレンスの全チームの弱点を語った。

ゲストのカーク・ゴールズベリーとともに、リーグ関係者約30人へのアンケート結果を紹介しながら「ニックスを除いて、ファイナルに進める東のチームはどこか」を議論した。番組後半ではルーキー・オブ・ザ・イヤー予想、最優秀守備選手賞の候補、さらに今季の審判のポイント・オブ・エンファシスについても踏み込んでいる。

リーグ関係者の過半数がセルティクスを選び、キャブズとピストンズは0票だった

ロウはイースタン・カンファレンスのエグゼクティブやコーチ約30人に「ニックスを除いてファイナルに進むチームを1つ選ぶなら?」というアンケートを実施した。結果は明確な過半数がボストン・セルティクスを選んだ。

「回答者の過半数、半分より少し多いくらいですが、明確な過半数がこのチームを選びました」

— ザック・ロウ [08:18]

フォローアップの聞き取りによると、ボストンを選んだ理由の多くは「ニックスと並んでレギュラーシーズンでトップ3シードに入る安心感」だった。ロウはデリック・ホワイトのシューティング回復やポール・ジョージの加入、ミッチェル・ロビンソンのリムランニングといったプラス要素を挙げつつも、ジェイレン・ブラウンからポール・ジョージへのダウングレードによるアイソスコアリングの目減りや、ジョージとロビンソンの健康面への不安は残ると指摘した。ゴールズベリーもテイタムが直近2回のプレーオフを健康に終えられていない点を強調し、ボストンにもケガの懸念を向けるのは正当だと述べた。ボストンの次に名前が挙がった3チームはフィラデルフィア、トロント、マイアミで僅差だった。一方、クリーブランドとデトロイトを挙げた関係者は一人もいなかった。

ハーデンがいる限りキャブズはファイナル候補に入らない

ロウはクリーブランドをレギュラーシーズンではトップ3シードに入るタレントと評価しつつ、プレーオフのファイナル候補からは明確に外した。ゴールズベリーは2023年頃からずっと感じているウイングの層の薄さを指摘し、ペイトン・ワトソンやジェイレン・タイソンが解決策になり得るとしつつも「今の時点ではあくまで潜在的でしかない」と慎重な姿勢を示した。

ロウが最も強調したのはオフェンスの停滞だった。プレーオフでエリートディフェンスと当たるたびにドリブルが増え、アイソに頼り、パスが減ると繰り返し語った。モブリーとアレンのペアリングがもたらすスペーシングの問題も加わり、強い相手に対して効率よく得点できる自信が持てないという。そして最大の懸念として、名前を直接出さずに「プレーオフの大事な第6戦や第7戦で全然信頼できない選手が一人いる」と述べた。

「このチームにはプレーオフの大事な第6戦や第7戦で全然信頼できない選手が一人いるんだ。だから俺はキャブスを信頼できない。ただ信頼できない」

— ザック・ロウ [23:47]

ゴールズベリーがすかさず「ジェームズ・ハーデンへの指摘をそのまま繰り返す必要もない」とハーデンの名前を出し、ロウは「名前を出したのは君だ」と笑いつつも否定しなかった。

ピストンズは60勝の翌年に一歩後退した可能性がある

ゴールズベリーはデトロイトの最大の懸念としてジェイレン・デュレンの契約問題を挙げた。5年2億ドルの延長交渉が合意に至らず、クオリファイングオファーの署名期限が迫る状況がチーム内の雰囲気に影を落としていると語った。さらにトバイアス・ハリスの退団により、もともと一本調子だったオフェンスの幅がさらに狭まったと指摘した。

「デュラント問題のチーム文化的な怪しさと、トバイアスの穴を合わせると、このチームはイースタン・カンファレンスのより強いチームに勝つのに十分な得点を積み上げられないと思う」

— カーク・ゴールズベリー [25:28]

ロウはアイザイア・スチュワートをほぼ無償で手放したことによるリムディフェンスの低下を問題視した。スチュワートがコートにいる場合といない場合でリムでの被シュート数と相手の成功率に大きな差があったと述べ、ダンカン・ロビンソン、アイザイア・ジョー、ケビン・ハーターといった似たタイプのシューターが並ぶ構成にも疑問を呈した。昨季の60勝はリーグの3分の1がタンクしていた年の数字であり、まだそこまでの準備ができていない可能性があるとも語った。

シクサーズのディフェンスは19位か20位に沈みかねない

フィラデルフィアについてロウは、マクシー、VJエジコム、ジェイレン・ブラウンの3人が耐久性の面で安定したフロアを形成していると評価した。エンビードとレブロンが予想より10試合多く欠場しても、この3人が75試合を重い出場時間でプレーすればチームの下支えになるという見方を示した。

「マクシー、エッジカム、ジェイレン・ブラウンの3人は耐久性という点でかなり安定したフロアを形成してると思う」

— ザック・ロウ [28:55]

一方、ゴールズベリーはディフェンスを最大の赤信号に挙げた。フィラデルフィアのディフェンス効率をリーグ19位か20位と予測し、若くてエネルギッシュなディフェンダーが不足していると指摘した。ディーン・オリバーのスタッツを通じたNBAの歴史を振り返ると、ディフェンスでリーグ上位半分に入れないチームがファイナルまで勝ち上がるのは極めて難しいと述べた。ロウもエンビードの機動力を考慮してもリーグ10番目か11番目のディフェンスになれるかどうか疑問だと語り、リバウンドの弱さも課題として残ると付け加えた。

カワイは2020年バブル以降セカンドラウンドを完走していない

トロント・ラプターズについて、ゴールズベリーはカワイ・レナードの健康面を真っ先に挙げた。カワイはバスケットボール選手として大いに評価されるべき存在だが、レギュラーシーズンもプレーオフの激しさも乗り切れないだろうと述べた。ロウはさらに踏み込み、ある事実を繰り返し強調した。

「カワイ・レナードは2020年のバブル以来、セカンドラウンドのプレーオフシリーズを一度も全試合こなしていない」

— ザック・ロウ [30:17]

カワイが欠場した場合のシューティング不足も懸念材料となった。ジャコビー・ウォルターの扱い、クイックリーの復調、バレットがスポットアップシューターとして相手に警戒されるタイプではないこと、スコッティ・バーンズが信頼できるスリーポイントシューターにならなければ得点力に限界があることなど、オフェンス面の課題が次々と挙がった。ゴールズベリーもディフェンスはイースタン・カンファレンス最高レベルになると評価しつつ、オフェンスが大きな弱点になるとまとめた。

ヒートのオフェンスは15位から19位止まりになる

マイアミについてロウはドリブルからのプルアップジャンプシュートやビッグマン以外のプレーメイキングの不足を一番の懸念に挙げた。ゴールズベリーはヤニス・アデトクンボの故障リスクを指摘した。ヤニスを若い頃のシャックに例え、インテリアでの生産性はシャック以来最高水準だが、その激しいプレースタイルは身体に相当な負担をかけると語った。

「ディフェンスはトップ10、下手したらトップ5に入れるかもしれない。でもオフェンスは15位、16位、19位あたりになりそうで、そのプロファイルではイースタン・カンファレンス・ファイナルには届かないと思いますよ」

— カーク・ゴールズベリー [32:25]

クレイ・トンプソンの加入は好材料だとしつつも、最終的にはトロントと同様にオフェンスが弱点になるという結論だった。ロウもロスターの層自体はうまく構築してきたと認めつつ、プレーメイキングの課題は残ると述べた。

ロウもゴールズベリーも最終回答はフィラデルフィアだった

すべてのチームの欠陥を洗い出した末に、ロウとゴールズベリーの両者がニックス以外のファイナル進出予想としてフィラデルフィア・76ersを選んだ。ゴールズベリーはレブロン・ジェームズとジェイレン・ブラウンが揃うタレントの厚みを理由に挙げた。ロウは自分のあらゆる理性に反する選択だと苦笑しつつ、天井の高さで選ぶしかないと語った。

「自分の全ての理性に反して選んでるんだよ。本当に、これほど選びながら『これアホだろ。なんで選んでるんだ』って思った選択も珍しい」

— ザック・ロウ [47:38]

エンビードがプレーオフ3ラウンドを生き残れるのかという疑問に対し、ロウはチーム自体もそれを理解しているはずだと述べ、エンビードとカワイでバスケ史上初の「プレーオフ・ロードマネジメント計画」が実現するかもしれないと付け加えた。マクシーの成長、VJエジコムの台頭、そしてエンビードが4番目のオプションでもいいという割り切りが機能すれば、このチームの天井は東で最も高いという判断だった。

新人王予想は両者ともキャム・ブーザー、ルーキーで18点8リバウンドの統計が後押し

ルーキー・オブ・ザ・イヤー予想では、ロウもゴールズベリーもキャム・ブーザーを選んだ。ロウは「最初から20点10リバウンドいくんじゃないか」「シーズンを通じてオールスター候補の端っこにいる」と強気な予想を示した。ゴールズベリーはNBAドラフトモデルを使うアナリストたちがブーザーのスタッツに大興奮した経緯を紹介し、独自の統計を披露した。ルーキーとして18点8リバウンドを平均した選手の直近10人を調べたところ、そのうち8人がルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞しており、直近5人は全員受賞していたという。

「直近5人の名前を言うと——ビクター・ウェンバンヤマ、カール・アンソニー・タウンズ、ブレイク・グリフィン、エルトン・ブランド、ティム・ダンカン」

— カーク・ゴールズベリー [51:04]

ブーザーがこのラインを達成すればほぼ新人王確定だという根拠になる。他の候補としてAJ・デバンサ、ケイレブ・ウィルソン、ダリン・ピーターソン、ブレイデン・ベリーの名前も挙がったが、ブーザーの大差リードという見方で一致した。

ウェンバニャマ不在ならスコッティ・バーンズにDPOYの可能性がある

最優秀守備選手賞(DPOY)の議論は「ウェンバニャマが65試合のしきい値に届かなかった場合」という条件で進んだ。ゴールズベリーはルディ・ゴベアを本命に選び、リム・プロテクションとリバウンドを最重視する自身の基準を説明した。さらにダークホースとしてポートランドのドノバン・クリンガンを推薦し、FanDuelのオッズではプラス15,000と低評価だがリーグトップ5のリム・プロテクターかつリバウンダーだと述べた。

ロウは変化球としてスコッティ・バーンズを選出した。昨シーズンの凄まじいディフェンスに加え、プレーオフでさらに一段階上のレベルに達した点を評価した。

「カワイが来て、イマニュエル・クイックリーも来ることで、『俺が全部重たい仕事を背負わなきゃ』って肉体的にもきつくて消耗するプレッシャーから少し解放されると思う」

— ザック・ロウ [58:12]

負担軽減によりスタッツがさらに向上する余地があり、全ポジションにスイッチできる守備力とラプターズのディフェンス上位4位以内の見通しを合わせれば、バーンズのDPOYも十分ありえるとロウは結論づけた。ゴールズベリーもバーンズの汎用性を認めつつ、自分はペイント内の得点抑制とリバウンドを優先するとの立場を維持した。

審判の新基準「ファーミングアップ」と「フォースフル」の境界は曖昧すぎる

今季のポイント・オブ・エンファシスとして、審判はオフェンス側のプッシュオフとフロップへの厳格化を打ち出した。ロウはモンティ・マカッチェンから直接プレゼンテーションを受けた経験を語り、腕を完全に伸ばしきる「フル・エクステンション」は白黒はっきりしていて毎回コールされると説明した。問題はそれ以外のケースだった。

「ファーミングアップ(体制を整える程度の接触)」と「フォースフル(過度な力を使う接触)」の境界が曖昧で、どんな映像を見せてもらっても両者の違いがわからないとロウは率直に語った。

「正直に言って、カーク・ゴールズベリー、どんなクリップを見せてもらっても、フル・エクステンションがない限りファーミング・アップとフォースフルの違いが俺にはさっぱりわからない」

— ザック・ロウ [61:12]

ゴールズベリーはオフ・アームで相手を押しのける行為がFIBAやカレッジバスケットボールでは明確なバイオレーションである一方、NBAだけが許容してきたNBA特有の問題だと述べた。この15年、3ポイント革命以降にリーグがオフェンスのペリメーター選手に甘すぎたと指摘し、修正の方向性自体は支持した。ただし審判ごとに解釈が異なるリスクがあり、リーグ全体で均一にコールされるかについては懐疑的だとも付け加えた。ロウはフロップへのペナルティ強化には大賛成だと述べて、この話題を締めくくった。

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