The Zach Lowe Show が選ぶ「今季最も謎な5チーム」――ペリカンズ、ブレイザーズ、ヒート、ジャズ、ラプターズの行方
The Zach Lowe Show(2026年10月12日配信)でザック・ロウがNBA今季の「最も謎なチーム」を語った。
The Zach Lowe Show(2026年10月6日配信)でスティーブ・ナッシュが語った
チームネッツニックスシクサーズピストンズペイサーズヒートナゲッツサンダーサンズロケッツ
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The Zach Lowe Show(2026年10月6日配信)でザック・ロウがスティーブ・ナッシュとシーズン開幕前の大予想を語った。
レブロンの左足の慢性関節炎、ヤニスのヒートデビュー、KATのエクステンション交渉の停滞、デュレンの5年2億ドル契約、そしてMVP予想やルール変更まで、約100分にわたって幅広い話題を掘り下げた。
ロウはデイブ・マクメナミンの報道を引き、レブロン・ジェームズの左足に慢性的な関節炎があると紹介した。ナッシュはポッドキャスト「Mind the Game」でレブロンと共演しているが、この件は知らなかったと明かした。関節炎は長期的な症状であり、同じ記事で報じられた坐骨神経痛と合わせて数年前から抱えていた可能性があるとナッシュは指摘した。
「ニック・ナースにとっての課題は、いかにレギュラーシーズンを乗り切って、最高のコンディションでプレーオフに臨みながら、同時にチームの連携を深め、両エンドでのプレースタイルや引き出しを見つけていくか、ということになります」
— スティーブ・ナッシュ [04:28]
ナッシュはエンビードの怪我の歴史とレブロンの膨大な走行距離を並べ、シクサーズの最大の課題はこの2人のコンディション管理とプレースタイルの確立を同時に進めることだと語った。レブロンとの番組でも話した経験として、シーズン序盤に「これが一番いい」と思っていたやり方がクリスマスの頃には通用しなくなり全部作り直すことになると述べ、初めて一緒にやるチームにとってそのタイムラインは短いと警告した。
ヤニス・アデトクンボのヒートでのプレシーズンデビューについて、ナッシュはヤニスがシーズン中盤のような出来を見せていたと評価した。ロウはヤニスがボールを多く持ち、チームの起点になっていた点を指摘し、バムとのイーブンなシェアではなかったと述べた。
「ヤニスはやっぱりまだかなり守りにくいですね。一人でゲームを壊せる存在です。あの運動能力、リーチ、パワー、能力、スキル」
— スティーブ・ナッシュ [07:09]
ナッシュはスポールストラがヤニスとバムのスタガー起用をうまくやるだろうと見ているが、バムがもっとスリーポイントを打つ必要があると指摘した。相手がマークを緩めすぎず、しかし緩めるギリギリのところで常にスリーを打てるポジションにいられるかが問われると述べた。ベンチの選手たちがどう出てくるか、オフェンスの深みとローテーションに課題が残るとの見方を示した。
ロウはカール・アンソニー・タウンズが「チームをまとめておくために協力したいが、エクステンションには全然近づいていない」と発言したことを紹介した。KATは来季6100万ドルのプレイヤーオプションを持ち、FAでマックス契約を結べば年平均約7000万ドルになる。ロウは年平均5000万から5500万ドルあたりが妥協点になるべきだとの見解を示した。
ナッシュはKATがインシーズントーナメント優勝を経てチームのハブとして機能した実績に触れつつ、お金の問題には同情すると語った。
「幸せになるのは本当に難しい。強いチームを作ったらエプロンに引っかかるのは避けられなくて、リーグ全体でそういう状況が出てきてる」
— スティーブ・ナッシュ [12:02]
ロウはブランソンが「割引契約をした」という認識は誤りだと訂正し、2024年夏にその時点で署名可能な最大額を受け取ったと説明した。そのうえで、優勝直後のチームを持つニックスこそセカンドエプロンを超えて支出すべき球団であり、KATへの批判よりジェームズ・ドーランの消極姿勢こそ問題だと主張した。
ジェイレン・デュレンがピストンズと5年2億ドルのエクステンションに合意した。ロウはケイド・カニンガム、デュレン、オーサー・トンプソンの3人でサラリーキャップの約70%にとどまる点に触れ、ボストンの2人で約80%やOKCの3人で110%とは状況が違うと整理した。そのうえで、ノンシューターが2人いるチームが優勝を目指せるかという問いをナッシュに投げた。
「正直、失格条件だと思う。ただ、それは単に自分のマイク・ダントーニ的な視点からスペーシングとゲームのあり方を理解しているからというだけじゃなくて」
— スティーブ・ナッシュ [17:34]
ナッシュは率直に「失格条件」と認めつつ、デュレンは年4000万ドルなら21歳のセンターとしてはかなり良い買い物だと評価した。オーサー・トンプソンについてはリム下のショートアクションやピック&ロールのストロングサイドへの走り込みなど、具体的なオフェンス案を提示した。ケイドが右に動き、デュレンがハードにロールし、アサーがヘッドからストロングサイドのブロックへ走り込む形を例に挙げ、アサーの重力は絶大でファウルかフィニッシュのどちらかになると語った。
ロウはレブロンのマイアミ時代以降のファイナル進出チームを振り返り、2人のノンシューターが同時にプレータイムを分け合ったケースは限られると指摘した。マイアミのバトラーとバムは2回ファイナルに出たが2人ともボールハンドルができる点、ドレイモンドとルーニーの組み合わせは史上最高クラスのシューター2人に囲まれていた点を挙げ、不可能ではないが最適ではないと結論づけた。
ロウは対戦相手が強くなるほどサンダーがチェット・ホルムグレンを唯一のビッグマンとして使うスモールラインナップから離れていった点に注目した。プレーオフではハーテンシュタインと2人の7フッターを並べてリバウンドを支配する方向にスイッチしたと分析した。
「チェットのそのラインナップを完全に捨てる必要はないと思う。確かに遠ざかってはいるけど、捨てる必要はないと思う。ただチェット自身がそこに育っていかないといけない」
— スティーブ・ナッシュ [28:39]
ナッシュはチェットがオフェンスで波があったために、サンダーはフィジカルで圧倒するビッグラインナップへ切り替えていったと説明した。ハーテンシュタインがいることでショートロールの守備を繋ぐ役割を担え、2人の7フッターで両エンドのリバウンドを支配し、ターンオーバーで優位に立てばシェイがゲームをクローズできるという計算だったと語った。チェット自身がシュート成功率を上げ、グラビティを活かしてペイントに切り込み、ディフェンスを引きつけて仲間にキックアウトできるようになれば、再びそのラインナップへ移行できるとの見方を示した。プレーオフでの不振を「失敗」と呼ぶことをためらいつつも、その経験がチェットを奮い立たせてより安定したシューター、より安定したクローズアウトのプレーヤーに成長させると信じていると語った。
ロウがニックス以外でイーストからファイナルに出るチームを問うと、ナッシュはペイサーズを選んだ。ハリバートンの復調、パスカル・シアカムとのフィット、ベンチモブのトランジションスタイルを根拠に挙げた。
「心の底では、インディアナ・ペイサーズにまたあの舞台に立ってほしいと思っています。アンダードッグストーリーほど悲劇的なものはないって言うけど、プロスポーツ史上でも本当に最高の物語の一つだと思うんです」
— スティーブ・ナッシュ [33:01]
ナッシュはエースがアキレス腱を断裂しながらもスリーを沈め続けたゲーム7の悲劇に触れ、感傷的な選択だと認めた。ロウ自身はシクサーズを大穴として指名した。
ウエストの第三勢力として、ナッシュはアーロン・ゴードンが健康ならナゲッツを推した。ロウはヴァンヴリート復帰のロケッツを推し、シェンギュン、エイメン・トンプソン、リード・シェパードら若手の成長余地とヴァンヴリートのリーダーシップを評価した。ナッシュもロケッツの3人の若手には大きな伸びしろがあると同意した。
プレシーズンでヨキッチが見せたベースライン越しのバックハンドパスについて、ナッシュは自らテキストを送るほど興奮したと明かした。ロウが感想を求めると、ナッシュは優れたパッサーならパスの「見え方」はわかるが、実際に通すのは別次元だと説明した。ほぼコーナーまで押し出された状態から反対側のコーナーへロングパスを通す必要があり、空のジムでやるだけでも簡単ではないと語った。背中越しにフェイクを入れて素早く投げることでディフェンダーの視界からボールを隠せるのだと、パスの仕組みを解説した。
「素早く、ロングで、しかもピッタリ手に届く形で投げながら、あれほど巧みにカモフラージュできる選手は史上他にいないと思います」
— スティーブ・ナッシュ [36:06]
ナッシュは自分が同じパスを投げようとすればトルクをためる動作がバレてしまうが、ヨキッチは身長と腕力で腕だけで投げられるからカモフラージュになると分析した。2度のMVPであるナッシュ自身が「僕には無理かも」と認めた点が、ヨキッチのパス能力の異常さを際立たせた。ロウも「空のジムで同じパスを片手バックハンドで何回試せば通せるか、500回でも足りないかもしれない」と驚きを隠さなかった。
プレシーズンMVP予想としてナッシュはウェンバンヤマを選出し、ロウも同意した。ロウはSGAにはファウル誘発のナラティブが不利に働くこと、ルカとヤニスには出場試合数の問題があること、ヨキッチも含めた候補の中でウェンバンヤマが最も手堅い予想だと述べた。
「十分な試合数をこなせれば、ウェンビーだと思います」
— スティーブ・ナッシュ [50:49]
NBAが今季から取り締まるプッシュオフのルール変更について、ナッシュは「4つのF」(force、firm、firming up、feel)でグレーゾーンを定義しようとしているが、まだ全部正しく判定できるとは思えないと指摘した。スリーポイントライン外でのボールハンドラーへの過度なフィジカルコンタクトや、ステップスルーがいつの間にか合法化された経緯の不透明さにも疑問を呈した。
フリースロー時間の短縮案として、ナッシュは審判がボールを渡してから20秒以内に2本を打つルールを提案した。ネッツのヘッドコーチ時代にヤニスのフリースロー時間のカウントダウンをスコアボードに表示してリーグから注意された経験にも触れ、ロウとともに当時の顛末を振り返った。
「まあとにかく、試合のテンポを上げたいなら、フリースロー1本に1分もかける必要はないと思う。20秒でいいんです」
— スティーブ・ナッシュ [56:57]
ナッシュはダントーニとアマレの殿堂入りについても喜びを語り、ダントーニはゲームのあり方を変えた存在、アマレは類まれな身体能力と逆境を乗り越えた人物だと称えた。自身の2つのMVPトロフィーは両親の物置とサンズ本社に貸し出していると明かし、「前を向いていたいタイプ」だと笑った。
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