2026年10月17日(土) / 海外一次情報を日本語で、毎朝更新

ユーロリーグ、コモ湖の会合で拡大計画を協議

ユーロリーグが24チームへの拡大を承認へ、NBAとの協業提案とは距離を置く姿勢

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/ 12日前

ユーロリーグのオーナー陣が2027-28シーズンからの24チーム体制への拡大を承認する見通しだとEurohoopsが報じた。NBAからの協業提案については距離を置く姿勢が示されている。

ユーロリーグのオーナー陣がイタリア・コモ湖で会合を開き、2027-28シーズンからリーグを現行の16チームから24チームへ拡大する計画を承認する見通しだと、Eurohoopsが5日に報じた。新たに8つのフランチャイズ枠が設けられる方向である。

Eurohoopsによれば、8枠に対して現時点で12クラブが候補に挙がっている。8月末に説明を行った11クラブに加え、ハポエル・エルサレムが新たに加わった。

拡大枠を争う12クラブ

候補として名前が挙がっているのは、ツルヴェナ・ズヴェズダ、ドバイ、ハポエル・テルアビブ、ロンドン・ライオンズ、ナポリ・バスケット、PAOK、パリ、パルティザン・ベオグラード、ローマ・マキシマ、バレンシア、ヴィルトゥス・ボローニャ、そしてハポエル・エルサレムの12クラブである。

地理的にはセルビアから2クラブ(ツルヴェナ・ズヴェズダとパルティザン)、イスラエルから2クラブ(ハポエル・テルアビブとハポエル・エルサレム)、イタリアから2クラブ(ナポリとローマ)が含まれる。中東からドバイが名乗りを上げている点も注目される。8枠を12クラブで争う構図となり、4クラブは選外となる。

NBAの協業提案には慎重姿勢

今回の会合はNBAからの協業提案が持ち上がる以前から計画されていたもので、NBAおよびFIBAの関係者は出席しない。NBAの提案についても議題には上るが、会合の中心はあくまで拡大計画だとEurohoopsは伝えている。

提案の詳細についてはNBA、ユーロリーグの双方とも公式なコメントを出していない。ただ複数の関係者によれば、NBAの提案はユーロリーグの買収を意図したものではなく、現時点の条件では協業に至るには不十分な内容だとみられている。

欧州バスケの岐路

NBAヨーロッパ構想は開幕まで1年を切ったとされる段階にある。パリ市が先日NBAヨーロッパへの全面支持を表明するなど、都市レベルでの動きも出ている。ユーロリーグ側が独自の拡大路線を固めれば、欧州に2つの競合リーグが並立するシナリオが現実味を帯びる。

一方で、共同運営の道が完全に閉ざされたわけではない。ユーロリーグが24チーム体制を確定させた場合、NBAとの交渉における立場がどう変わるかも今後の焦点となる。欧州バスケットボールの勢力図を左右する判断が、コモ湖の会合で下されることになる。