ユーロリーグが24チームへの拡大を承認へ、NBAとの協業提案とは距離を置く姿勢
ユーロリーグのオーナー陣が2027-28シーズンからの24チーム体制への拡大を承認する見通しだとEurohoopsが報じた。NBAからの協業提案については距離を置く姿勢が示されている。
NBAヨーロッパ構想、交渉難航で開幕延期も
ユーロリーグのクラブ群がNBAの共同大会条件を拒否したとBasketNewsが報道。合意に至らない場合、NBAヨーロッパの開幕は2027年から2028年に延期される可能性がある。
ユーロリーグに所属するクラブ群が、NBAから提示された共同大会の条件を拒否したとBasketNewsのドナタス・ウルボナス記者が7日に報じた。交渉自体は継続しているものの、合意に至らずNBAが単独で進める場合、NBAヨーロッパの開幕は当初予定の2027年から2028年にずれ込む可能性があるという。
ウルボナス記者によると、ユーロリーグの株主クラブは今後数週間のうちに交渉の場に戻り、対案を提示する見通しである。NBAの条件は交渉初期と比べて改善されたとされるが、特に財務面で大きな隔たりが残っている。
報道によれば、クラブ側はNBAが過半数の経営権を握る見返りとして提示された補償額と、プロジェクトの長期的な収益見通しの双方に納得していない。ユーロリーグの各クラブにとって、既存のリーグ運営や放映権収入との兼ね合いが重要な判断材料となっており、NBAが主導権を握る構造では十分な見返りが得られないとの懸念があるとみられる。
交渉が難航する一方で、NBA側はNBAヨーロッパの準備を独自に進めている。最初のフランチャイズ都市が今後数週間で発表される可能性もあるという。
NBAヨーロッパ構想についてはこれまでも複数の動きが報じられている。ESPNのブライアン・ウィンドホースト記者は、欧州選手の育成を柱とし米国人枠の制限も検討されていると報告した。また、ルカ・ドンチッチが出資するBCローマがユーロリーグの新フランチャイズに入札し、ナポリ・バスケットボールが条件付き承認を取得したとも報じられている。パナシナイコスのヤナコプロス会長はユーロリーグ拡大に反対する声を批判する発言もしていた。
NBAとユーロリーグの間には、選手の移籍ルールや大会の位置づけをめぐって長年の緊張関係がある。NBAが欧州に独自リーグを立ち上げる構想は、ユーロリーグの存在意義そのものに関わるため、交渉が容易でないのは必然ともいえる。今後数週間のユーロリーグ側の対案が、構想全体の方向性を左右する局面となる。
ユーロリーグがNBAの共同大会提案を拒否、NBAヨーロッパは2028年に延期の可能性と報道この記事
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