ドノバン・ミッチェルが語るキャバリアーズの現在地――KTの覚醒、モブリーへの信頼、ビッグマン再編の狙い
Cleveland Cavaliers インタビュー(2026年10月16日配信)でドノバン・ミッチェルがチームの現状を語った。
サンダーのインタビュー(2026年10月4日)でAJが語った
チームサンダー
Oklahoma City Thunder インタビュー(2026年10月4日配信)でAJミッチェルがトレーニングキャンプの手応えを語った。
3年目を迎えたミッチェルはキャンプでの快適さやディフェンスの成長について振り返り、続いてヘッドコーチがプレシーズンの設計思想やルーキー育成の方針、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーの現在地を明かした。
記者から3年目のトレーニングキャンプで気持ちに変化があるかを問われ、ミッチェルは迷いなく肯定した。初年度や2年目と違い、キャンプの進み方やチームの流れが体に入っている実感があるという。
「間違いなく気持ちは楽になりましたね。流れっていうのが分かってきましたし、シーズンが始まるのは本当に楽しみです。すごく競争力のあるグループが揃ってるので、めちゃくちゃ楽しいですよ」
— AJ [00:10]
昨シーズン開幕から好調だった要因について聞かれると、ミッチェルは特別な秘訣ではなく日々の積み重ねを挙げた。
「今この瞬間に集中すること、目の前のタスクにフォーカスすることですね。自分としては、毎日少しずつ成長すること。チームとしても、毎日少しずつ上手くなっていくこと」
— AJ [00:32]
派手な目標設定ではなく、1日単位で個人もチームも前に進むというアプローチを今年も続ける構えを示した。
記者がアレックス・カルーソにケンリッチ・ウィリアムズの競争心について尋ねたところ「チーム随一」という答えが返ってきたことを紹介し、ミッチェルにも同じ質問をぶつけた。ミッチェルはその評価に同意し、ウィリアムズが長くチームに在籍するリーダーとして、練習のあらゆる場面で全力を出す姿勢がチーム全体の基準を引き上げていると語った。
「プレーするときは常に競争心があって、1対1でも、シューティングでも、ドリルでも、何でも全力でやる。それがチーム全員のベストを引き出してくれると思うので、彼がいてくれるのは本当に大きいです」
— AJ [00:57]
さらにウィリアムズのコート上での特徴を問われると、ミッチェルは「ウィナー」という言葉を使い、オフェンスでもディフェンスでも出し惜しみしない姿勢が全員の手本になっていると評価した。
「コートに出るたびに、オフェンスもディフェンスも全力で戦い続ける。とにかく全てを出し切ってくれる。それが全員にとっての手本になってると思います」
— AJ [01:14]
ミッチェルのディフェンス面での成長について記者が尋ねると、まずチーム環境の影響を真っ先に挙げた。昨シーズンはルー・ドート、アレックス・カルーソ、ケイソン・ウォレス、チェット・ホルムグレンといったリーグ屈指のディフェンダーが揃っており、日々の練習で直接学べたことが大きかったという。
「去年はルー、AC、ケイセン、ダブとか、本当に素晴らしいディフェンダーが揃っていて、彼らから学べたのが大きかったです。あとは自分自身がゲームを理解して、フィジカルも強くなってきたこと、全部が積み重なってると思います」
— AJ [01:38]
加えてミッチェルは「ディフェンスは最終的に競い合う気持ち」だと述べ、身体能力や戦術理解だけでなく、コートに立つたびに全力で戦おうとする意志が守備の土台にあるという考えを示した。オフェンス面では、ボールを運べてコートを読める選手が増えたことでスペースが広がり、チーム全体にプラスに働くと期待を語った。
話題がコーチに移り、プレシーズンのバックトゥーバック(連戦)日程について聞かれると、コーチはこれが偶然ではなく意図的な設計だと明かした。
「プレシーズンのスケジュールは自分たちで組んでいるので、連戦は実は意図的なんです。高い出場時間をこなすローテーション選手については、全試合に全員を出すわけじゃないです」
— ヘッドコーチ [02:37]
主力の高出場時間の選手は全5試合に出さず、その分前後に練習時間を確保できるのがむしろ好都合だという。一方で、ルーキーたちにはNBAの移動を伴う連戦を初めて体験させることが重要な狙いとなっている。
「こういうことは経験したことがないですから。何日かの間に5試合をこなして、その回復に対処して、より多い出場時間をさばく、その経験が必要なんです」
— ヘッドコーチ [03:23]
3人以上のルーキーを抱える今季、プレシーズンの連戦はリカバリーや高出場時間への対応力を養う貴重な機会となる。NBAシーズンを経験済みのベテランには9月・10月にあえてその負荷をかける必要がないため、選手ごとに与えるものを変えるという考え方が浮かび上がった。
トレーニングキャンプにNBA審判を入れて練習している目的を聞かれたコーチは、新ルール対策よりも練習の質を上げることが主眼だと説明した。審判に試合と同じように管理してもらうことで、プレシーズンゲームの前にライブゲームフローの緊張感を体験できるという。
「試合と同じように動いてくれって言えば、本当に試合に近い感覚になりますし、実際のプレシーズンゲームに入る前に、そういった環境を先に経験しておけるのがありがたいですよね」
— ヘッドコーチ [03:52]
ルーキーが大量の情報を処理できているかという質問には、サンダーの育成哲学を明確に語った。
「うちはペースが速いんです。『一番遅い学習者に合わせるんじゃなく、一番速い学習者に合わせる』っていうのがうちの考え方で」
— ヘッドコーチ [04:34]
経験のある選手に合わせてペースを保ち、ルーキーには余った時間と追加リソースで追いつくことを求める。難易度を下げるのではなくチームの一員として同じ基準で扱い、遅れている部分だけを個別にフォローするという方針を取っている。実際にやってみると「思ってる以上についてこられる」とコーチは手応えを語った。
最後に、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーのトレーニングキャンプでの様子を問われたコーチは、9年目を迎えたシェイの自己管理能力を高く評価した。
「もう経験豊富で、確か9年目になると思いますが、キャンプで何が必要かをちゃんと分かっていて、必要なものをきちんと手に入れています」
— ヘッドコーチ [05:43]
コーチはケンリッチ・ウィリアムズ、アレックス・カルーソ、チェット・ホルムグレンも同様に、自分に何が必要かを熟知してシーズンの各段階をうまく管理できる選手だと並べた。シェイについては「必要以上のことはしないし、何が来るか分かっている。視野が広い」と述べ、シーズンのどの段階もプロフェッショナルにこなす姿勢を称えた。タルサでのプレシーズン試合についても、オクラホマ州全体のチームとして州内のファンに感謝を示す重要な機会だと位置づけた。
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