The Hoop Collective、マニラから81分のQ&A――レブロンの"ニックス志望"からエプロン時代のチーム構築まで
The Hoop Collective(2026年10月7日配信)でブライアン・ウィンドホーストとティム・マクマホンがNBAの注目トピックを語った。
キャバリアーズのインタビュー(2026年10月16日)でドノバン・ミッチェルが語った

Cleveland Cavaliers インタビュー(2026年10月16日配信)でドノバン・ミッチェルがチームの現状を語った。
練習後の囲み取材で、3年目を迎えたジェイレン・タイソン(KT)の成長ぶり、プレシーズンで進むビッグマンの組み合わせ変更、そしてGM調査でエバン・モブリーの名前が挙がらなかったことへの反論まで、開幕を控えたキャバリアーズの内側が見える内容だった。
記者からジェイレン・タイソンの3年目の役割を問われたミッチェルは、人間としてではなくバスケットボール選手としての成熟が大きく進んだと答えた。具体例として挙げたのがこの日の練習でのプレーで、フレアスクリーンをセットしに行くと見せかけてリムへスリップし、簡単なレイアップを決めたという。ミッチェルはこの動きについて「去年の序盤なら」やっていなかったプレーだと振り返り、ディフェンスを広げながら高い効率を保てるプレーだと位置づけた。
「ゲームを読む力が一段上がったんだと思いますよ。練習で声を出してチームメートに責任を持たせようとしている点も大きい」
— ドノバン・ミッチェル [00:13]
プレーの判断力だけでなく、練習中にチームメートへ声をかけて責任を求めるようになった点もミッチェルは強調した。この成長がフィルムセッションによるものか本人の取り組みかを記者が問うと、「どちらもですね」と即答した。コーチングスタッフからの学びと実戦の感覚の両方が重なった結果だと説明し、ディフェンスがミッチェルを見ている瞬間にスリップの準備ができているかどうかを判断する力は映像分析と練習の反復から生まれたものだと語った。
「あれはゲームを読んでいる証拠です。フィルム学習の成果でもあるし、練習の積み重ねでもある。全部が合わさったものですよ」
— ドノバン・ミッチェル [01:26]
KTのバスケIQ向上は、ひとつの練習プレーに偶然表れたものではなく、映像分析と反復練習の積み重ねがコート上の判断として形になった結果だとミッチェルは見ている。
プレーオフでの苦い経験についてオフシーズンにどれだけ話し合ったかを聞かれると、ミッチェルは「あまり話さなかったけど、話したときは意図的に話した」と明かした。ペイトン・ワトソンの例を引き合いに出し、リーグに入った頃と今では別人になっていること、誰にでも通る道であることをKTに伝えたという。KTの場合は40点を取った試合もありながらミスが目立った局面があり、それも成長の一部だと語りかけた。ミッチェルが強調したのは、そうした対話を経てもなおKT本人が自ら動いた点だった。
「自分でそのレベルに到達しようと動いたことです。『かわいそうな俺』なんて言わずに、どうすればコートに立ち続けられるか、チームのために何ができるかを見つけようとした」
— ドノバン・ミッチェル [02:06]
ミッチェルはベテランのリーダーシップについても持論を展開した。時には若手自身にある種の経験を通過させることもリーダーシップの一部であり、似たような状況で何もしないと決めてしまい、内側ではなく外に原因を求める選手とも一緒にプレーしたことがあると話した。KTはそうではなく、「立ち向かう。必ずコートに立ち続けてみせる」と自分で決めたことがミッチェルの目には大きく映っている。
「去年も素晴らしかったけど、今は一段違うレベルにいると思うし、チーム全員がそれを喜んでいます」
— ドノバン・ミッチェル [02:59]
KTの成長をミッチェルが高く評価する理由は、誰かに言われたからではなく本人が自ら行動を起こした点にある。その結果として今のKTは「一段違うレベル」に達したというのがミッチェルの見立てだった。
プレシーズンでビッグマンの組み合わせが変わり、ミッチェルがジャレット・アレンと組む時間が増えている。この点を聞かれたミッチェルは「俺にとっては楽なんですよ」と答えた。キャバリアーズでの最初の2年間はアレンと組んでいたため、2人の間にはすでに連携の土台がある。同時に、この組み替えにはエバン・モブリーとジェームズのピック&ロールの連携を育てるという狙いがあるとミッチェルは説明した。ジェームズはリーグ最高のピック&ロールハンドラーの一人だという評価で、モブリーがダリアス・ガーランド、ミッチェル、そしてジェームズと3種類の異なるタイプのハンドラーとプレーできる環境が生まれると語った。
「ジェームズは俺よりもロブパスが上手い。俺はポケット系のプレイヤーだから。エヴもポケット系ですよね。だから今度はエヴがロールの練習をすることになる」
— ドノバン・ミッチェル [04:52]
ミッチェルはポケットパスが得意な自分に対し、ジェームズはロブスローがリーグでも屈指だと比較した。モブリーがポップバックを選べばジェームズがピック&ポップのビッグとして使い、ロールを選べばロブで合わせられる。ミッチェルと組んでいた時とは違うダイナミクスをモブリーが経験できるという見方だった。さらにミッチェル自身もアレンとの2メンゲームに慣れており、ジャンプスイッチへの対応やポケットを攻め続けるよう互いに要求し合う関係がすでにあると付け加えた。
「エヴがポップバックしたければ、ジェームズはピック&ポップのビッグとしてプレーできる。だからエヴは俺と一緒にプレーしてきた時とは違うダイナミクスを感じられると思いますよ」
— ドノバン・ミッチェル [04:52]
GM調査のベストプレーヤー項目にモブリーの名前がまったく挙がらなかったことについて、ミッチェルは「まったく気にしない」と即答した。ルカ・ドンチッチのポジション分類を例に出し、「ルカはスモールフォワードですか?」と記者に逆に問いかけた。GMの評価は意見にすぎず、スパーズやサンダー、ヒートのGMが何を言おうと、キャバリアーズの組織内でモブリーを信じていることだけが重要だと語った。
「このビル内の全員が彼を信じている。コービー・アルトマンが信じている、それがあなたが本当に証明すべき唯一の相手だから、それだけで十分です」
— ドノバン・ミッチェル [06:10]
さらに記者がモブリーの成長が頭打ちになっているという見方をぶつけると、ミッチェルは具体的な試合を挙げて反論した。デトロイトとの第5戦・第6戦でミッチェルとガーランドがマークされる中、ステップアップしたのはモブリーだったと指摘し、その事実が語られないのは不公平だと述べた。トップ5ピックゆえの期待の重さは認めつつも、成功を無視して細かい失敗ばかり取り上げる風潮に異を唱えた。
「彼の成功を無視して、細かいところばかりを見ている。多少不公平な部分もあるけど、ドラフト上位5位指名はそういうものが付いてくる」
— ドノバン・ミッチェル [07:25]
モブリーはプレーオフに進めた自信のバランスを作るうえで欠かせない大きな存在だったとミッチェルは振り返った。「これができていない、あれができていない」という外部の見方に対し、チーム全体でモブリーを信頼している姿勢が一貫していた。外部の評価やGM調査のリストではなく、組織の中で信頼されていること、そして最終的に優勝すれば評価は変わるというのがミッチェルの結論だった。
「プレーオフに進めた自信のバランスを作るうえで彼は欠かせない大きな存在でしたよ。でもみんなは『これができていない、あれができていない』という見方をしたがる」
— ドノバン・ミッチェル [07:25]
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