2026年10月17日(土) / 海外一次情報を日本語で、毎朝更新

ユーロリーグ2026-27年予算、パナシナイコスが突出

パナシナイコスが純年俸3400万ユーロでユーロリーグ首位、予算追跡データが公開

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BasketNewsが2026-27シーズンのユーロリーグ予算追跡データを初公開。パナシナイコスが純年俸約3400万ユーロで他クラブを大きく引き離し、オリンピアコス、フェネルバフチェが続く。

BasketNewsが2026-27シーズンのユーロリーグ予算追跡データ(Budget Tracker)を初めて公開した。Sportandoが7日に伝えた。純年俸(ネットペイロール)ではパナシナイコスが約3400万ユーロで他クラブを大きく引き離している。

パナシナイコスの総予算は5500万〜6000万ユーロと推定されている。2位のオリンピアコスは純年俸約2200万ユーロ、3位のフェネルバフチェが約1700万ユーロ、4位のマッカビ・テルアビブが約1550万ユーロと続く。

各クラブの予算規模

公表済みまたは報道ベースの数字では、ジャルギリスが総予算2880万ユーロ、総年俸1970万ユーロ、純年俸約1200万ユーロとされる。ベシクタシュは総予算2000万ユーロで純年俸900万〜1000万ユーロ。パリ・バスケットボールは総予算3090万ユーロに対し純年俸820万ユーロ、ASVELは総予算2480万ユーロで純年俸788万ユーロとなっている。

イタリア勢ではオリンピア・ミラノの総予算が4000万ユーロ、ヴィルトゥス・ボローニャが2500万ユーロと報じられている。

税制の違いが比較を複雑にする背景

BasketNewsはデータの公開にあたり、総予算・総年俸・純年俸の単純比較は誤解を招く可能性があると注意を促している。ヨーロッパ各国の税制が大きく異なるためである。たとえばギリシャとフランスでは所得税率や社会保険料の負担構造が異なり、同じ純年俸でもクラブが実際に支払う総コストには差が出る。総予算にはアリーナ運営費や遠征費なども含まれるため、選手への投資額を見るには純年俸が最も近い指標とされるが、それでも国ごとの税制を考慮しなければ正確な比較にはならない。

パナシナイコスの純年俸3400万ユーロは2位オリンピアコスの約1.5倍にあたり、ユーロリーグにおける資金力の格差が改めて浮き彫りとなった。同クラブのヤナコプロス会長はユーロリーグ拡大を巡る議論でも積極的に発言しており、豊富な資金を背景にした強化路線が鮮明である。