2026年10月17日(土) / 海外一次情報を日本語で、毎朝更新

ユーロリーグ幹部がテルアビブを訪問、前向きな対話

ハポエル・テルアビブとユーロリーグ幹部がイスラエルでのホーム開催再開へ協議

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ハポエル・テルアビブのオーナーらがユーロリーグのCEOブエノらとテルアビブで会談し、イスラエルでのホームゲーム再開に向けた前向きな協議を行った。マッカビやハポエル・エルサレムも交え複数選手が同席する会合も予定されている。

ハポエル・IBI・テルアビブのオーナーであるオフェル・ヤナイとクラブ会長スタブ・シャハムが11日朝、テルアビブでユーロリーグCEOのチュス・ブエノおよび大会ディレクターのディエゴ・ギジェンと朝食会談を行った。Sportandoが報じた。会談ではユーロリーグの試合をイスラエルに戻す可能性について話し合われ、前向きな雰囲気のもとで進んだという。

同日午後には、もう一人のクラブオーナーであるギリ・ラーナン、シャハム会長、スポーティングディレクターのジョージ・ヒナスがユーロリーグ側と再び会合を持つ予定である。この会合にはマッカビ・テルアビブ、ハポエル・エルサレムの代表者も同席し、ハポエルからはトマーシュ・サトランスキー、ザック・レデイ、ヴァシリエ・ミチッチの3選手も出席する。

イスラエルでの試合中断の背景

ユーロリーグは安全上の理由からイスラエルでの試合開催を見合わせてきた。ハポエル・テルアビブをはじめとするイスラエルのクラブはホームゲームを国外の中立地で行う状態が続いており、クラブ運営やファンへの影響が大きな課題となっている。今回の会談は、ユーロリーグ側の幹部がテルアビブを直接訪問したという点で、再開に向けた具体的な動きとみられる。

シャハム会長は「ユーロリーグの経営陣の訪問と前向きな対話に感謝する。我々の目標は明確で、できるだけ早くユーロリーグの試合をイスラエルに戻し、ファンがホームで観戦できるようにすることだ」と述べた。ヤナイオーナーも「ハポエルの本拠地はイスラエルであり、ファンのそばにある。直接対話を重視しており、協力を続けることで目標に近づけると信じている」と語った。

3クラブ合同の枠組み

注目すべきは、ハポエル・テルアビブ単独ではなく、マッカビ・テルアビブとハポエル・エルサレムも交えた協議が予定されている点である。イスラエルからユーロリーグに参戦する複数クラブが足並みをそろえ、リーグ側と交渉する構図となっている。現役選手3名が同席することも異例であり、現場の声を直接伝える場として位置づけられているとみられる。

サトランスキーは元NBAプレーヤーで、ミチッチも2021年のユーロリーグMVP受賞歴を持つ。レデイもユーロリーグでの実績が豊富であり、リーグ側にとっても知名度のある選手たちの出席は、協議の重みを増す要素である。試合再開の具体的な時期や条件は明らかにされていないが、クラブ側は「決然と協力的に」交渉を進める姿勢を強調している。