2026年10月17日(土) / 海外一次情報を日本語で、毎朝更新

ブレイザーズ新加入モラントの立ち位置めぐり見解に温度差

ノリHCがモラントに「チームを率いる役割は求めない」と発言、リラードは共存を主張

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/ 8日前

チームブレイザーズ

練習中に並んで立つジャ・モラントとデイミアン・リラード
イメージ画像(AI で生成)

ブレイザーズのノリHCがジャ・モラントにリーダーシップを求めない方針を示した一方、デイミアン・リラードはモラントとの先発バックコート共存を強く支持した。

ポートランド・トレイルブレイザーズのマイカ・ノリHCが、今オフにメンフィス・グリズリーズから加入したジャ・モラントについて「チームを率いることは求めていない」と語った。8日のプレシーズン戦前のメディア対応での発言をFadeaway Worldが報じている。

モラントは同日のゴールデンステート・ウォリアーズとのプレシーズン戦に出場し、19分間で8得点、5アシスト、2スティールを記録。チームは123対118で勝利した。

ノリHCが示した方針

ノリHCはモラントとの初対面について「白紙の状態で迎えた。どんな人物が来るか先入観を持たなかった」と振り返った。そのうえで「彼自身はリーダーだが、このチームを率いることは求めていない。ジュルー(ホリデー)がいる。デイム(リラード)がいる。デニ(アブディヤ)がいる。大人がたくさんいる」と述べ、モラントにはまず自分自身のプレーとチームへの適応に集中してほしいとの意向を示した。

モラントはキャリアを通じてグリズリーズ一筋だった2度のオールスター選手であり、新しいチームでプレーするのは初めてとなる。ノリHCの発言は、新天地での負担を軽減する配慮とも受け取れるが、ベンチスタートの可能性を示唆するこれまでの報道とも符合し、モラントの位置づけをめぐる議論を呼んでいる。

リラードが共存を強く主張

一方、デイミアン・リラードは試合後、モラントとの先発バックコート共存を支持する姿勢を鮮明にした。リラードは「8年間、もう一人の小柄なバックコートの相棒と一緒にプレーして、多くのことを成し遂げた」とCJ・マコラムとのコンビ時代を引き合いに出し、「負けるチームではなかった。勝ったし、相手を苦しめた。今の自分とジャも同じような状況だ」と語った。

リラードとマコラムのバックコートは、2018年にブレイザーズをウエスタン・カンファレンス・ファイナルに導いた実績がある。モラントはマコラムとはプレースタイルが異なるものの、リラードは両者がともにダイナミックなガードであること、さらにチーム全体の層の厚さを根拠に共存は可能だとの見解を示した。

背景と今後の焦点

ブレイザーズは今オフ、リラードのアキレス腱断裂からの復帰に加え、モラントの獲得、ジュルー・ホリデーやデニ・アブディヤといったベテラン勢の存在により、バックコートの人材が豊富な状態にある。ノリHCがモラントのベンチ起用を検討しているとの見方がある一方、リラード自身がモラントとの先発を公言しており、指揮官と主力の間で見解の温度差が生じている形だ。

プレシーズンはまだ始まったばかりであり、開幕までにローテーションがどう固まるかが注目される。モラントが新環境でどのような役割を担うのか、今後の試合を通じて輪郭が見えてくるだろう。