リラードがモラントの適応に太鼓判、「楽しんでいるふりではない」とポートランドでの姿勢を評価
ポートランドに加入したジャ・モラントについて、デイミアン・リラードが練習やチーム内での前向きな姿勢を高く評価。メンフィスでの不和を経た新天地での再出発に手応えを示した。
ブレイザーズ新加入モラントの立ち位置めぐり見解に温度差
チームブレイザーズ

ブレイザーズのノリHCがジャ・モラントにリーダーシップを求めない方針を示した一方、デイミアン・リラードはモラントとの先発バックコート共存を強く支持した。
ポートランド・トレイルブレイザーズのマイカ・ノリHCが、今オフにメンフィス・グリズリーズから加入したジャ・モラントについて「チームを率いることは求めていない」と語った。8日のプレシーズン戦前のメディア対応での発言をFadeaway Worldが報じている。
モラントは同日のゴールデンステート・ウォリアーズとのプレシーズン戦に出場し、19分間で8得点、5アシスト、2スティールを記録。チームは123対118で勝利した。
ノリHCはモラントとの初対面について「白紙の状態で迎えた。どんな人物が来るか先入観を持たなかった」と振り返った。そのうえで「彼自身はリーダーだが、このチームを率いることは求めていない。ジュルー(ホリデー)がいる。デイム(リラード)がいる。デニ(アブディヤ)がいる。大人がたくさんいる」と述べ、モラントにはまず自分自身のプレーとチームへの適応に集中してほしいとの意向を示した。
モラントはキャリアを通じてグリズリーズ一筋だった2度のオールスター選手であり、新しいチームでプレーするのは初めてとなる。ノリHCの発言は、新天地での負担を軽減する配慮とも受け取れるが、ベンチスタートの可能性を示唆するこれまでの報道とも符合し、モラントの位置づけをめぐる議論を呼んでいる。
一方、デイミアン・リラードは試合後、モラントとの先発バックコート共存を支持する姿勢を鮮明にした。リラードは「8年間、もう一人の小柄なバックコートの相棒と一緒にプレーして、多くのことを成し遂げた」とCJ・マコラムとのコンビ時代を引き合いに出し、「負けるチームではなかった。勝ったし、相手を苦しめた。今の自分とジャも同じような状況だ」と語った。
リラードとマコラムのバックコートは、2018年にブレイザーズをウエスタン・カンファレンス・ファイナルに導いた実績がある。モラントはマコラムとはプレースタイルが異なるものの、リラードは両者がともにダイナミックなガードであること、さらにチーム全体の層の厚さを根拠に共存は可能だとの見解を示した。
ブレイザーズは今オフ、リラードのアキレス腱断裂からの復帰に加え、モラントの獲得、ジュルー・ホリデーやデニ・アブディヤといったベテラン勢の存在により、バックコートの人材が豊富な状態にある。ノリHCがモラントのベンチ起用を検討しているとの見方がある一方、リラード自身がモラントとの先発を公言しており、指揮官と主力の間で見解の温度差が生じている形だ。
プレシーズンはまだ始まったばかりであり、開幕までにローテーションがどう固まるかが注目される。モラントが新環境でどのような役割を担うのか、今後の試合を通じて輪郭が見えてくるだろう。
コメント(0 件)
まだコメントはありません。